信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

2017/11 錫杖ヶ岳の奇跡

2017年11月23日 | 近畿の山


お早うございます、信です。
季節は進みいよいよ霜月も小雪。小雪の初候、第五十八候 虹蔵不見(にじ かくれて みえず)になりました。
近畿の旅から戻って、前より関東は一段と寒く感じるようになりました。

11月18日の伊勢路 亀山の錫杖ヶ岳登山を綴っています。

あの陽当りベンチを過ぎて急坂を登ると
岩がゴロゴロした斜面に出ます。


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最後の鎖場です。
ここをよじ登っていきます。


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はりさんが登ってる間に、紹介文をパチリ
私は加太を「かた」と呼んでましたが「かぶと」なんですね。


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上に上がりましたが やはり条件は厳しい


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これらもすぐにまた雲に隠れてしまいました


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でも錫杖ヶ岳、憧れの山に登ることが出来ました。


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山頂で男三人のランチ。言葉少なげではありましたが、この山頂で会したことの喜びを感じました。
錫杖さんの奥さんのお手製のカツサンド、頂きました。とても美味しかったです。

食事の後ははりさんが京都の老舗、イノダ珈琲を煎れてくれました。
「アラビアの真珠」酸味が効いて、とても美味しい珈琲でした。


霧は晴れそうになく
寒くもなってきたので「そろそろ」と腰を上げました。


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PM13:16 一陣の北風が吹いて


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不遜にもこの岩の上に登ります


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みるみるうちに


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北風が雲を


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飛ばしてくれています


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幻想的な雲海の中に山々が


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浮き上がってきました


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感動の瞬間でした
手は錫杖さんの右手です。


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スマホで撮る錫杖さん、そしてその背中を狙うはりさん


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実に美しい、幻想的な光景でした


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こんな演出をしてくれた伊勢の山の神に感謝です


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そしてまた静かに


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山々は姿を消していきました


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もう少し明るいレンズなら良かった。
40mm f/2.8のマクロが良かったかも知れません。


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もう後の祭り


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でも私の瞼の裏に
しっかり焼き付けました。


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名残惜しいですが


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下山します


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雲海に浮かぶ山々を愛でながら


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明日は下山して琵琶湖の畔のホテルに向かいます。

琵琶湖でまた嬉しい出会いがありました。



それでは皆様、ご機嫌よう。




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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご縁 ()
2017-11-24 19:09:36
ゲンゴロウさん>

今晩は
ご縁があって、まず行くことは無かったろう、亀山市を訪れることが出来ました。
語り尽くせばキリがないですが
人と人との出会い
人と山との出会い
大切に、大切にしていけば、きっと良いことに巡り合えるものですね。
ゲンゴロウさんとの出会いもそうでした。
でもやっぱり重い腰を上げて、自ら行動することこそ出会いが生まれますね。
誤解しないで下さい。
ゲンゴロウさんにも自由な時間はきっときます。
錫杖ヶ岳はどこにも逃げないし、錫杖さんも暖かく迎えて下さるでしょう。
その時は必ず私も参戦します。
コメントありがとうございます。

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行きたかった (ゲンゴロウ)
2017-11-24 18:13:31
充実満足された感動が伝わってきます。
幻想感あふれる錫杖ヶ岳、これは登らねばと思いました。
ご一緒したかったです。錫杖さんからお誘いいただいたのにどうしても時間に余裕なく断念しました。

ネットブログからリアルに出会うご縁って不思議ですが、繋がるべし縁で繋がっているのだなと感じます。
今回は残念でしたがまたいつか再会の機会を信じております。
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カツサンド ()
2017-11-24 05:45:15
はりさん>

お早うございます。
そちらはお天気は如何でしょうか
青空を満喫されているのでしょうか
有田と仰っていたから、磁器の蔵元をぶらり
ですね。
錫杖ヶ岳ではこの標高で、ありえないような光景に出会うことが出来ましたね。
はりさんの「アラビアの真珠」をゆっくり味わったお陰ですね。
何もかもがあの永遠の5分間の奇跡に繋がっていた。
そんな気がしてなりません。
錫杖さんに感謝、そして美味しいカツサンドを作って頂いた奥様にも感謝ですね。
気をつけてお帰り下さい。
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Unknown (はりさん)
2017-11-23 22:13:39
山頂からの景色を見せていただき
またあの時の感動が蘇って来ました。
本当に素晴らしい景色に出会えたものです。
山頂でいただいた錫杖さんの奥様のカツサンドや
信さんのお弁当の「ひつまぶし」の味も
絶景とともに思い出に残るものになりました。
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峰の頭 ()
2017-11-23 08:07:28
錫杖師匠>

昨日からタイトルバックが変わりましたね。
折角の雪景色の燕の稜線に、なんで粗い絵をと思っていたら
これは先日の山頂からなんですね
昨日からの絵でやっとその思いやりに気が付きました。がさつな私です
でもそろそろ変えてやって下さい。
折角の燕の雪景色が、隅っこの汚い親父で台無しです。
本当に東屋ではなく、寒くとも山頂でお昼にして良かったです。
あと5分早く降りていたら、あの絶景とも逢えませんでした。
改めて錫杖さんとはりさん、そして伊勢の山神に感謝です。ありがとうございました。
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遠来の岳人 ()
2017-11-23 07:59:29
takayan師匠>

お早うございます。
伊勢の山神様が微笑んでくれました。
もっと引いた絵があれば良かったですが、本当に素晴らしい雲海に立ち会えました。
この日を選んでもらった錫杖さんに感謝です。
遠来の岳人とは光栄なお名前を頂きました。
16,19,22ありがとうございます。
ここでもtakayan師匠にこれを撮って欲しいな、なんて思っていました。
コメントありがとうございます。
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Unknown (錫杖)
2017-11-23 07:46:48
おはようございます。

山頂での一時、時間にして15分くらいだったでしょうか とても神秘的でした。
 当初、今日は終日雨かな予想していましたので昼食は東屋を予定していました。
 7合目の風待ちベンチ当りで雨がやみ、空が明るくて来ました。もしやこれは雲海に出るのかなと期待感が生まれてきました。8合目の日だまりベンチを過ぎ最後の急登を抜けると前方の峰の頭が見えました。 ここでわたしは傘を置きましたね
そして山頂では、完全に雨が止みました。
 北風に運ばれた冷たい空気の層が鈴鹿峠を乗り越えて錫杖ヶ岳周辺に流れ込みました。見る見るうちにガスは押さえ込まれ雲海になっていきました。
 雲海になる条件が揃った瞬間でした。
翌日、この寒気が比良山や鈴鹿の峰に初冠雪をもたらしてくれました。
 27番のような作品を撮るには、悪条件でも登るという覚悟が必要であり、滅多に出逢えるものではありません。
 お二人のお力が手繰り寄せた北風でした。
 カメラを担げばよかったと後悔先に立たずでした。
 はりさんの撮影姿にブロガー魂を感じますね(笑)
 
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Unknown (takayan)
2017-11-23 07:06:59
おはようございます。
まるで水墨画の世界ですね。
錫杖さんでもこんな光景は、滅多に見られないとのこと。
山も遠来の岳人を、素晴らしい景色で迎えてくれたのでしょうね。
16、19、22番がお気に入りです。

今日も素晴らしい景色を、ありがとうございます。


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