![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/0c/ece1279fcb36f6ac25cb978907cf1a9c.jpg)
お早うございます、信です。
季節は移り、葉月は立秋の次候、第三十八候 寒蝉鳴(ひぐらし なく)になりました。
昨日の夕方、大宮公園氷川の杜を歩いていたら盛んに寒蝉が鳴いていました。
行く夏を惜しむかのように
さてまだ7月の北アルプス紀行を綴っています。
7/21の槍沢下山途中です。
AM 6:50 大喰岳直下を下っていきます。
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1
殺生ヒュッテも間近になりました。
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2
常念岳の三角錐が美しい
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3
右手に天狗原
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4
空の蒼さが眩しい
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5
岩場の下の雪渓で誰かが・・
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6
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7
美しい大喰の雪渓と岩場
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8
大岩が出てきました。
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9
なんとそこにひょっこり現れたのは、昨日槍の肩で出会った慈恵医大診療所のスタッフ
彼は今日下山するのだとか
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10
殺生ヒュッテへの分岐路でした。
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また彼は颯爽とシートを敷いて、雪渓を滑っていきます。
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あっと云う間に降りていきました。
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良い子の皆さんは、決してマネをしないように
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雪渓を渡ります
ちょっと緊張・・
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無事渡り切りました。
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槍沢の深い谷
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もう一度、雪田を渡ります。
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なぜかケルンに眼鏡。落とした人は困っているだろうに
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ここで皆さん石積みをして安全祈願するのですね
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その下には
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昔は坊主の岩屋と云ったらしいですが
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あの罅が気になります
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播隆上人は越中富山の人。
19才(1804年)の時、飢饉で一揆事件があり故郷を捨てて、名古屋のお寺で修業をしたそうです。
大阪・京・奈良で修業を積み、東京墨田区のお寺で正僧になりました。
求道心が強い播隆は36才の時、飛騨杓子の岩屋で山籠もりをして荒行を積みます。
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38才で初めて笠ヶ岳に登り、翌年4回目の登頂の際にあの祠に仏像を収めます。
この時に目の前に聳える、槍ヶ岳開山を決心したようです。
この景色、播隆さんも眺めたことでしょう。
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短い雪渓を渡りました
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右手には南岳の美しい斜面
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左手には東鎌尾根の岩場
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足元にはキバナシャクナゲが登山者を労ります
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さり気なく岩陰に置かれたスコップ
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雪切をしてステップが作られています。
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安全に歩けるよう、スタッフの配慮です。感謝です。
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目の前にはツバメ岩
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その先が天狗原です。
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間もなくその天狗原分岐ですが
お花畑が広がっていました。
それでは皆様、ご機嫌よう。
いよいよ下山ですね。
岩と雪渓の雄大な景色に圧倒されています。
慈恵医大診療所のスタッフの、爽やかな笑顔がなんとも言えないですね。
滑り台のようにして、雪渓を下っていくのですか?
素人には面白そうに見えますが、危ないのでしょうね。
雲一つない快晴、写真を見ているだけで気分がスカッとする感じです。
やはり今日は17番、26番、27番の槍ヶ岳が見応えがあります。
播隆窟の上蓋の岩は、まるでさざれ石のようですね。
気になるのは、石仏の首のひびですね。
この石仏が上の岩を、支えているように見えます。
生きいきとしたキバナシャクナゲが、とても綺麗です。
今日も訪問するのがこの時間になりました。
お盆でバタバタしてます
昨日は、家から1時間強の美杉村の手筒花火を見てきました。 気合いの入った花火師頭領さんに感動させていただきました。
花火を受けつぐことで絆が出来てる街でした。 観客からも大きな声がかけられたりとこの地区は熱いなあと心が震えてきました。
さて7月21日の槍沢 こんなに残雪が多いんですね わたしが昨年6月の始めに飛騨沢を登った時とほとんど変わらないですよ
穂苅さんはこの沢の雪渓があるときに小屋の木材を運んだのですから、すごいですねえ
そして学生さん
慣れてるとはいえ尻セード 怖そう。
雪が腐ってるから以外に制動がきくのかもしれませんね
映画点の記で見た、鶴次郎さんのグリセードはかっこ良かったですね 思わず思い出してしまいました。
幡隆さんは、後で新田次郎さんの槍ケ岳開山を読んでから、また槍ヶ岳に登りたくなりました。 この岩屋にて雨風を凌いだのは間違いないと思います。
そう思うと壮絶ですね
見上げれば天を指す槍ケ岳 開山すれば国家安泰。国民が救われる その想いは熱すぎますね
今晩は。
慈恵医大診療所スタッフのシリセード
載せるか迷いましたが、写り込んでいたのでそのまま載せました。
これは絶対マネは出来ませんね。
毎日のように行き来をしているからこそ、出来ることであって
彼もさすがに雪切したステップは、横切るようなことはしません。
しっかり自分でコントロール出来るからこその技なのです。
あの岩屋はちょうど槍沢の最後の急斜面が始まるところにありますから
気合を入れなおすポイントですね。
いよいよ黄金の3日間も終わりです。
思えばこれが今年の夏の思い出になりましたね。
コメントありがとうございました。
お忙しそうですね。お疲れ様です。
手筒花火、一度見てみたいですね。
関東では館林、益子、千葉の佐倉あたりでやっているようです。
館林は榊原藩主の出自が豊橋ですから、その関係で豊橋の職人とつながっているようです。
絵でも見れるのでしょうか、楽しみですね。
鶴次郎さんのグリセード、云われて思い出しました。
あれは凄いですね、熊打ちならではの大技。よくカメラマンも撮れたものだと感心しました。
幡隆さんはアルピニストだったのでしょう。
日本アルプスを知らしめたウォルター・ウェストンの65年前と云いますから
笠ヶ岳から見た槍ヶ岳に、その崇高さに心打たれたのでしょう
でも間違いなくその「善の鎖」のお陰で、今の私も登ることが出来ました。
幡隆上人に感謝です。
コメントありがとうございました。
ワールドカップの取材で、夕刊用のフィルムを現像しに行くときに、スキーでは降りられない幅の狭さを行かなくてはならなかったので、尻滑りで急斜面をかっ飛んで降りたのを思い出しました(笑)
雪の表面が解けているので、制動もコントロールしやすそうですしね。
板も持って行って滑りたくなります。
雪を切って(ずらしてスキーをコントロールするのではなく、雪を切る感じ)滑られるスキルが無いと駄目ですけれど。
親父は転倒して背を岩にぶつけ、椎間板の痛みに悩まされましたから、危険ではあります。
再従姉は日本登山医学会理事なんですが、山岳スキーをいまだにやっています。
仕事柄、絵を早く届けたい気持ちはよく分かります。
私も一度、白馬大池からの帰りに滑ったことがありますが、スピードがコントロールできず岩に激突しかけたことがありました。
板で滑ったら爽快でしょうね。
相当エッジを効かしたコントロールがないと、それこそ岩へ突っ込んでしまいますね。
コメントありがとうございました。