こんにちは、信です。
季節は 9月長月は秋分の初候、第四十六候 雷乃収声(かみなり すなわち こえを おさむ)です。
台風一過でしたが、今日は一日雨が降っています。
錫杖さんが北海道から帰って来られました。
5日間、北海道で山を中心に、日本一早い紅葉を撮られて来たようです。
まずは羆との格闘もなく、無事に帰って来られて何よりです。
さて私の方は今回は富山折立から上がって、飛騨新穂高を目指す山旅です。
老体に鞭打って、テント・食料など17kgを担いで、約40kmの道のりです。最後まで行きつけるか・・
北アルプス縦走 2日目、9月20日の山旅を綴っています。
この日は高曇りの、冷たい西風が肌をつく朝でした。
左手におぼろなお日様と、その下に水晶岳・・・ 今日はちと長いです。
1
これから登る北ノ俣岳
2
この山の上が越中富山と、飛騨高山の県境になっています。
岐阜県の最北の山です。
うっすら我が故郷の白山
3
小高い丘を降りていきます
4
振り返れば母なる薬師岳
5
すぐ下は薬師沢です
6
ここから登り返しです
7
右手に再び白山
8
登山道の整備の努力が分かります。感謝しながら歩きます
9
今日は北の女王も優しく迎えてくれそうです
10
太郎平小屋が見えました
11
その左に鍬崎山
12
右に大日、鍬崎山、そして鉢伏山でしょうか
13
草紅葉に秋を感じます
14
ところどころ池塘が点在していました
15
水晶の手前に広がる雲の平
16
三俣蓮華と祖父岳の深い黒部源流の谷
17
そして目の前に黒部五郎が広がりました
右手には秀麗な笠ヶ岳。まったく良くつけられた名前です
18
そしてこれから越えていく山々
19
登るにつれて全貌が見えてくる赤牛と読売新道
まー よく錫杖さん この長いギザギザを歩いたもんだ
20
弓折の向こうに槍ヶ岳が見えてきました
21
同じような絵を
22
何度も撮ってしまいます
23
24
25
この辺は風も強く寒かった・・
26
でもこの山景を眺めながら
27
一歩一歩 牛歩のように歩きました
28
あ 薬師様の左肩に劔岳
そうです、この日この時 ゲンゴロウさん夫妻が登っていました
29
足元にチングルマの果穂
30
これはイワイチョウの黄葉
31
鷲羽と三俣蓮華の間に 大天井のデカイ山体
32
まだAM 8:35なのでゲンゴロウさんは山頂直下か
33
分かっていたら大声で叫ぶんでしたね
お互いのエールを。
ハイマツの坂を上がれば
34
あ シラタマノキ
35
右手には消え入りそうな我が白山
36
振り向けば有峰湖
37
あともう少し
38
AM 8:45 北ノ俣岳(上ノ岳)とうちゃこ
39
明日は赤木岳を越えて、いよいよ黒部五郎の急坂を登ります。
撮影日: 9月20日
撮影場所:北ノ俣岳(上ノ岳)
それでは皆様、ご機嫌よう。
錫杖さんは北の大地か南の島かと思っていたのですが
北の大地だったようですね。
しばらくは信さんの北アルプス大縦走と
錫杖さんの日本一早い紅葉が楽しめそうです。
さて、北ノ俣岳まで登ってこられましたね。
17キロの荷物なら牛歩にならざるをえませんね。
17キロなんて私にはとても担げませんが(笑)
ここまでも素晴らしい景色が広がっていますが
ますます楽しみになってきました。
頑張れ陽希!じゃなかった、頑張れ信さん!
はりさん>
こんばんは。
どうしてこう・・はりさんのようにクールにさらりと書けないものですかね
だんだんダラダラが酷くなっているような気がします。
この日は朝から高曇りで、おぼろ太陽で暗く西風の冷たい始まりでした。
でも奇跡のように黒部五郎の登り坂から晴れてくれたのですよ
明日こそは厳選して珠玉の山岳写真を並べたいと思います。
でもうまくいったためしはありませんが・・(笑)
また覗いて下さい。
コメント有難うございます。
刻々と変わる景色が手に取るように分かります。
遠くに浮かび上がる故郷の白山の姿も素晴らしいです。
17Kgを担いで40kmですか!!
takayanなら平坦路でも1kmも無理ですね。
9番を見ていると登山道の整備の努力がよくわかりますが、ありがたいことですね。
どの写真も素晴らしくて、何度も見返しています。
自分では見ることのできない風景を、信さんの写真で楽しませてもらっています。
ゆっくり全行程を綴ってくださいね。
毎日楽しみにしています。
takayan師匠>
お早うございます。
どうしようもない鈍足です。
私自身の忘備録も兼ねていますので、ゆっくり過ぎる行程はお許し下さい。
やはり還暦過ぎには家財道具を抱えての山歩きは過酷でした(笑)
でも本当に荷物の少ない人も沢山おられましたが、朝晩の寒さはどうしのがれたのか
不思議でしょうがありません。
久しぶりの秋晴れとなったシルバーウィーク、あまり寂しい思いはせずに
熊にも遭わず、無事歩けました。
登山道の整備は、こちら側は太郎平小屋のスタッフ、アルプス遭対協の人々が地道にやってくれたものだと思います。
昨年の台風、今年の長雨・大雨でかなり被害を受けたと思いますが
コロナ禍の中、この秋登山のためにやってくれたものだと思います。
その努力に感謝しながら、山小屋でお金を落とすよう心掛けました。
もっとも宿泊費はテン場代(¥1,000)のみでしたが・・(笑)
明日は天候回復の中、黒部五郎と対峙します。
また見てやって下さい。
コメント有難うございます。