信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

北アルプス縦走 ~3.北ノ俣岳~

2020年09月25日 | 北アルプス(北部)



こんにちは、信です。
季節は 9月長月は秋分の初候、第四十六候 雷乃収声(かみなり すなわち こえを おさむ)です。
台風一過でしたが、今日は一日雨が降っています。

錫杖さんが北海道から帰って来られました。
5日間、北海道で山を中心に、日本一早い紅葉を撮られて来たようです。
まずは羆との格闘もなく、無事に帰って来られて何よりです。


さて私の方は今回は富山折立から上がって、飛騨新穂高を目指す山旅です。
老体に鞭打って、テント・食料など17kgを担いで、約40kmの道のりです。最後まで行きつけるか・・

北アルプス縦走 2日目、9月20日の山旅を綴っています。
この日は高曇りの、冷たい西風が肌をつく朝でした。
左手におぼろなお日様と、その下に水晶岳・・・ 今日はちと長いです。


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これから登る北ノ俣岳


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この山の上が越中富山と、飛騨高山の県境になっています。
岐阜県の最北の山です。





うっすら我が故郷の白山


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小高い丘を降りていきます


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振り返れば母なる薬師岳


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すぐ下は薬師沢です


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ここから登り返しです


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右手に再び白山


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登山道の整備の努力が分かります。感謝しながら歩きます


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今日は北の女王も優しく迎えてくれそうです


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太郎平小屋が見えました


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その左に鍬崎山


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右に大日、鍬崎山、そして鉢伏山でしょうか


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草紅葉に秋を感じます


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ところどころ池塘が点在していました


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水晶の手前に広がる雲の平


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三俣蓮華と祖父岳の深い黒部源流の谷


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そして目の前に黒部五郎が広がりました
右手には秀麗な笠ヶ岳。まったく良くつけられた名前です


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そしてこれから越えていく山々


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登るにつれて全貌が見えてくる赤牛と読売新道
まー よく錫杖さん この長いギザギザを歩いたもんだ


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弓折の向こうに槍ヶ岳が見えてきました


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同じような絵を


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何度も撮ってしまいます


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この辺は風も強く寒かった・・


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でもこの山景を眺めながら


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一歩一歩 牛歩のように歩きました


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あ 薬師様の左肩に劔岳
そうです、この日この時 ゲンゴロウさん夫妻が登っていました


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足元にチングルマの果穂


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これはイワイチョウの黄葉


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鷲羽と三俣蓮華の間に 大天井のデカイ山体


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まだAM 8:35なのでゲンゴロウさんは山頂直下か


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分かっていたら大声で叫ぶんでしたね
お互いのエールを。






ハイマツの坂を上がれば


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あ シラタマノキ


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右手には消え入りそうな我が白山


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振り向けば有峰湖


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あともう少し


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AM 8:45 北ノ俣岳(上ノ岳)とうちゃこ


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明日は赤木岳を越えて、いよいよ黒部五郎の急坂を登ります。


 撮影日: 9月20日
 撮影場所:北ノ俣岳(上ノ岳)


それでは皆様、ご機嫌よう。














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4 コメント

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Unknown (はりさん)
2020-09-25 16:58:51
こんにちは。
錫杖さんは北の大地か南の島かと思っていたのですが
北の大地だったようですね。
しばらくは信さんの北アルプス大縦走と
錫杖さんの日本一早い紅葉が楽しめそうです。
さて、北ノ俣岳まで登ってこられましたね。
17キロの荷物なら牛歩にならざるをえませんね。
17キロなんて私にはとても担げませんが(笑)
ここまでも素晴らしい景色が広がっていますが
ますます楽しみになってきました。
頑張れ陽希!じゃなかった、頑張れ信さん!
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レベル違い ()
2020-09-25 19:54:31

はりさん>

こんばんは。
どうしてこう・・はりさんのようにクールにさらりと書けないものですかね
だんだんダラダラが酷くなっているような気がします。
この日は朝から高曇りで、おぼろ太陽で暗く西風の冷たい始まりでした。
でも奇跡のように黒部五郎の登り坂から晴れてくれたのですよ
明日こそは厳選して珠玉の山岳写真を並べたいと思います。
でもうまくいったためしはありませんが・・(笑)
また覗いて下さい。
コメント有難うございます。

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Unknown (takayan)
2020-09-26 06:42:19
おはようございます。
刻々と変わる景色が手に取るように分かります。
遠くに浮かび上がる故郷の白山の姿も素晴らしいです。
17Kgを担いで40kmですか!!
takayanなら平坦路でも1kmも無理ですね。
9番を見ていると登山道の整備の努力がよくわかりますが、ありがたいことですね。
どの写真も素晴らしくて、何度も見返しています。
自分では見ることのできない風景を、信さんの写真で楽しませてもらっています。
ゆっくり全行程を綴ってくださいね。
毎日楽しみにしています。
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鈍足 ()
2020-09-26 07:57:50

takayan師匠>

お早うございます。
どうしようもない鈍足です。
私自身の忘備録も兼ねていますので、ゆっくり過ぎる行程はお許し下さい。
やはり還暦過ぎには家財道具を抱えての山歩きは過酷でした(笑)
でも本当に荷物の少ない人も沢山おられましたが、朝晩の寒さはどうしのがれたのか
不思議でしょうがありません。
久しぶりの秋晴れとなったシルバーウィーク、あまり寂しい思いはせずに
熊にも遭わず、無事歩けました。
登山道の整備は、こちら側は太郎平小屋のスタッフ、アルプス遭対協の人々が地道にやってくれたものだと思います。
昨年の台風、今年の長雨・大雨でかなり被害を受けたと思いますが
コロナ禍の中、この秋登山のためにやってくれたものだと思います。
その努力に感謝しながら、山小屋でお金を落とすよう心掛けました。
もっとも宿泊費はテン場代(¥1,000)のみでしたが・・(笑)
明日は天候回復の中、黒部五郎と対峙します。
また見てやって下さい。
コメント有難うございます。


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