数年前から疑問に思っていることがあります。
それは神社やお寺に参拝する場合、並んでお参りする習慣ができていることです。
まず5列くらいに並ぶんです。前列の人がお賽銭をあげて丁重にお参りするまで
後ろの人はじーっと待っているから、参拝者が多いとご覧のような大変な行列と
なります。
最近どこもかしこもそうです。
では、以前はどうだったか、神社の拝殿の前というのは間口が広いので
四方八方から拝めるようになっていたはず、お賽銭は遠くから力いっぱい
投げ込んで手を合わせて済ませていたはず。
寒空に1時間も2時間も並んで、そうまでしてお行儀よくお参りしなければ
いけないのだろうか?
夏は夏で灼熱のコンクリートの参道に、長時間並んでお参りする
終戦記念日の靖国神社然り。
写真は元旦の日の井草八幡、入り口の青梅街道から拝殿まで
数百メートルはある長蛇の列、悲鳴を上げて遠くから手を合わせて
帰ってきました。