3日目の早朝、盛岡を出て花巻の宮沢賢治博物館を目指す。
JRで3両程度のワンマン電車に乗り込む。上り方面の花巻へは本数が少ない。3~40分程度で花巻に着く。
そこから、博物館へはバスで移動。バス停に立っていると、ご婦が『どこに行かれます・・・どこから来たんですか?』
人懐っこく聞いてくる。ここ東北も北海道と同じ人が温かい。
『え、・・・東京から来ました。今から宮沢賢治博物館に行くんですよ。』と返答すると『あそこは山の上にあるので、階段が急なので
気をつけて下さいね。』と言われた。案の定20分程度で着くと、確かに長い、心臓破りの木の階段だ。この頂きまでバスが走っていれば
楽なのだが。↓ これでは体力が無い方々には無理な話。平地に建てないと。賢治が愛用していた鈴木製のチエロ
敷地内の建物も、オブジエも、賢治の童話作品からきている。↑山猫軒というお土産屋。何となく子供の頃読んだ物語
を思い出す。アニメもあった。
賢治は岩手県を別名『イーハートヴ』と呼び、宇宙、空間、国土・・・・に例えた作品を書いた。