富山から大阪行きの特急『サンダーバード』に乗る。金沢へはで着く。「サンダーバード」という名前には、昔のTV番組を思い出しわくわくする。
金沢は江戸時代には、江戸幕府を除いて、大名中最大の102万5千石の石高を領する加賀藩の城下町として栄え、人口規模では江戸・大坂・京都に次ぎ、名古屋と並ぶ大都市であった。第二次世界大戦中、アメリカ軍からの空襲を受けなかったことから市街地に歴史的風情が今なお残っている。空襲の被害者やその遺族が少ない地域という理由から、終戦間もない頃には国際交流を目的として来日するアメリカ市民の滞在先としても選ばれた。また、長年の都市文化に裏打ちされた数々の伝統工芸、日本三名園の一つとして知られる兼六園、加賀藩の藩祖・前田利家の金沢城・・・観光都市として知られる。
↑ さすがに北国の都市だけあって駅は大きい。それとこの『おもてなしドーム』というオブジェのような駅前に建立し出迎えた建築物には驚く!
天井から「2015年3月15日北陸新幹線開業」という横断幕が下がっている。駅構内は富山と同じく急ピッチで工事が進んでいる。
↑ 駅中ビルのお蕎麦屋さんにて「鴨汁つけ蕎麦」を注文。美味い!いくらでも食べられそうだ。会社の産業医のT子先生が、「金沢は寿司が
めちゃくゃ美味しい。しかも安い!中でも回転寿司『スシ食いねえ』は美味しい」というアドバイスをもらった。駅前のダイワロイネットホテルに
チェックインしその夜隣ビルの『フォーラス』の最上階にある御寿司屋さんで夕食をとる。
↑ たしかに美味い!! ネタの厚みといい、価格が安い!!T先生の言うとおりでした。
翌日は有名な『兼六園』へ、素晴らしい!! 癒される空間です。!!
それから隣の『金沢城』へ
加賀百万石のシンボルである金沢城は、天正11年(1583年)に前田利家により本格的な建城が行われ、明治2年(1869年)まで加賀藩前田家14代の居城として置かれました。 平成8年(1996年)より金沢城公園として一般公開を開始。 度重なる火災により、石川門と三十間長屋以外の建物は全て消失してしまいましたが、平成13年(2001年)には、古絵図や古文書などをもとに出来る限り忠実に復元。 安政の頃の景観を現代に蘇らせました。
其の後、『金沢21世紀美術館』の後で香林坊にある『武家屋敷』へ
↓は『金沢21世紀美術館』。市民の作品が収められている。
金沢の中心街からすぐ近くに位置する長町武家屋敷跡界隈には加賀藩士の中・下級武士の屋敷の跡が残っており土塀や用水、石畳の残る町並みは風情ある雰囲気が感じられます。
金沢には「三文豪」と呼ばれる三人の作家がいます。徳田秋聲、泉鏡花、室生犀星です 。その1人泉鏡花記念館へ行ってきました。
泉 鏡花(いずみ きょうか)氏は 明治6年~昭和14年( 1873~1939) 小説家。本名泉鏡太郎。金沢市生まれ。北陸英和学校中退。上京して
尾崎紅葉の門に入った作家で幻想的な作品は独特です。 この記念館は、徳田秋聲と同じく東茶屋の近くにあります。
もう一人、現代の作家で金沢出身の夫人がいる五木寛之氏がいます。
金沢を題材にした『内灘夫人』とか・・・・自分が高校生の頃よく読みました。
ここ金沢は4日間滞在し、いよいよ今日でお別れです。↓ 『おもてなしドーム』の地下にある庭園。思わず
趣があるので写してしまいました。
↓
越後湯沢廻りで帰ります。
さようなら!金沢