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<23番札所 応頂寺 勝尾寺(おうちょうざん かつおうじ)>
場所:大阪府箕面市勝尾寺
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開成皇子は宝亀6年(775年)に堂を建てて経を納め、十一面千手観世音菩薩を安置し、『弥勒寺』と命名したとされるのがこのお寺の前身。
その後、行巡上人の代に、清和天皇の病気治癒の祈祷を行い、天皇の病が癒えたことから、寺の法力が王に勝ったということで、天皇が『弥勒寺』を『勝王寺』に改名したとか。
しかし、これではあまりにも畏れ多いとして、『王』を『尾』に変え『勝尾寺』としたと伝えられている。だから「かつおうじ」と呼ぶのである。
京都府亀岡市の「穴太寺」から、ここ大阪府箕面市の「勝尾寺」までは、昼飯を辛抱しながら山越えのクネクネした府道を走り、着いたのが午後2時。
山門横の茶屋(参拝出入り口)に走りこみ、オーダーストップ直前の滑り込みセーフで遅い昼食。
茶屋から眺める山門横の池は、工事中。かなり広い。パンフの写真を見るとそのスケールに圧倒される。
このお寺は、病気回復、商売繁盛は勿論のこと、選挙の立候補者、スポーツ選手、競馬ファンまで幅広い方が、この寺の霊験にあやかるため「勝ちダルマ」を授かりに来られ、奉納されに来られるのだ。
寄進されている看板に、西川潔、ヘレンご夫妻の名前も・・・。
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楼門様式で『応頂山』の額が掲げられている「山門」。朱塗りが鮮やかだ。
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門を入ってすぐ右横の池は工事中だった。今年中に完成とか。左側にいた鯉はただ今、出張中なのだ。
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このお寺は箕面国定公園内にあり、春は桜、秋は紅葉で有名な観光名所なのだ。山門からの境内はもみじの緑色が美しい。
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必勝祈願の達磨を授かり勝利のあかつきには奉納にくるのだ。境内のいたるところにダルマが置かれている。ここが所定の場所なのだ。
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でも、本堂正面の格子扉に・・・。
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こんな灯篭の中にも・・・わかるかなぁ?
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さらに、塀屋根の上にも・・・
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本堂の西側、本堂に近接して「大師堂」がある。ここには四国八十八ヶ所のお砂踏みがある。
それぞれのお地蔵さんを手で触れて回った。ご利益はあるのかなぁ?
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上の写真のお堂に入っておられた仏像。隣の方の顔がユニークなのだ!