シン•エヴァンゲリオンの映画は本当に楽しみにしていた。直前の公開延期とのことだったので、当初公開予定当日であった本日は更にその落ち込みが増したと言っても過言ではない。本来ならば明日観に行く予定にしていた。
緊急事態宣言をされたものの、街中の様子は未だ変わらぬ。弊社同様、出勤を継続する企業は多く、また外出を伴う娯楽であったとしても、昨年ほどの効果は見受けられない。
形だけの緊急事態宣言ほど恐ろしいものはないと思う。オオカミ少年の例があるように、言葉を変えたとしても同じ政府が発出する以上、国民がそれに関して素直に頷くかどうかは疑わしいものだ。英国産の変異株も既に国内に流入済み。しかも毒性は高いと来た。本来であればこの変異株の流行をこそ防がねばならないはずだが、現状の医療も政府も既存コロナの対応で精一杯だ。次の流行は不可避であると考える。
しかしながら、エヴァンゲリオンというコンテンツも何故ここまでついていないのか。2007年に放映された序から破まで2年、そしてQに至るまでに東日本大震災があった。故に内容は破での予告とは大きく異なるものとなった。
そして7年の時が過ぎようやく公開となった昨年に新型コロナが世界的流行である。
これで庵野監督がまたゼロから作り出すなどと言わなければ良いのだが。
私含め多くのエヴァファンは今度こその完結を望んでいると思う。まさかここから実写や新アニメシリーズなど望んでもなかろう。
どうにかして完全な状況で公開されるよう、同時に今回でしっかり終わらせてもらえるよう心から祈っている。