『シリアナ』

なんか重くてしんどい…そんな感想。
ジョージ・クルーニーやマット・デイモンが出演してるから、派手なアクションとかサスペンスとか（偏った見方？）そんなのを想像してたので、覚悟が足りなかったようです。
それに、場所はくるくる変わるし似たような人名があるし、人物関係を把握する前に終わってしまった感もあって、いまいちよくわからなかった。
でも、そんな中でも何となくわかったのは、こんな事やってたらいつまで経っても中東と西欧は相容れるはずがないな、という事。
世界平和は遠い…のか？

『天然コケッコー』

こういう思春期テーマのは苦手だったはずなんですが、予告を見てつい。
で、なんですけど、いい。なんかいい。すごく共感したとか、すごく感動したとか、そういうのではなくて、坦々としてていい。田舎な感じもまたいい。人も猫も光も風景も、いろんなものがいい。
修学旅行先の東京で、中学担任の「田舎のほうが好きじゃってわかっただけでも勉強になったのぉ」という台詞。これには少し揺さぶられましたが。

『ヒトラー～最期の12日間～』

なんかものすごい映画を観てしまった、という感じがしている。
新聞のテレビ欄（NHKBS2）で見つけて、何の気なしに観はじめてしまったが、なんかえらいものを観てしまったと。
ヒトラーの秘書ユンゲさんが語ったこと、という視点で淡々と進んでいく。ヒトラーを礼賛するわけでもなく、極悪人に描くわけでもなく、ただただ淡々と重く。
本編にも増して重かったのが、映画の最後の存命時のユンゲさんの言葉。
『若かったから、というのは理由にならない』『目を見開いていれば気付けたのだから』
私の目は見開いているのか…。

『かもめ食堂』

昨日CATVで観た。
ちょっと理屈っぽい映画かな、と思って少し構えながら見始めたんですが、結局見入ってしまってた。
期待せずに観たのが良かったのかもしれませんが、な～んにもない良い映画。
フィンランドの俳優さん（？）が、な～んかいい味だしてますね。
もちろん、小林さん、片桐さん、もたいさんの主役3人は、やっぱり強力です。
ここに室井さんが入ったら最強なんだろうなぁ。
途中『バグダッドカフェ』のような臭いも感じましたが、結局は『かもめ食堂』。
おにぎりを準備して観たほうがいいかも。

新作『犬神家の一族』

夕刊に掲載の、市川崑監督の新作『犬神家の一族』の全面広告の、24人の俳優の写真を見る。
旧作のキャスティングを思い出しながら見ていると、だいたいの配役の見当がつく。
三谷幸喜（以下敬称略）が横溝正史、林家木久蔵は三木のり平だな。深田恭子が坂口良子で、草笛光子が岸田今日子でしょう。加藤武は前回と同じく。もちろん石坂浩二が金田一。
ただ、中村玉緒だけ見当がつかない。これぐらいの年齢の女性って…誰だろ？……
！！　よしっ！　わかったっ！　宿屋のおかみさんだっ！…と思うのですが…？

できれば映画館で…

『明日の記憶』『嫌われ松子の一生』『陽気なギャングが地球を回す』『花よりもなほ』『間宮兄弟』『初恋』…観てみたいのは、こんなとこかな。なんか全部が日本映画です。
ハリウッド映画は、予告CMだけで満腹感があって、最近少し食傷気味。『CSI』とか『LOST』とか、テレビドラマのほうがおもしろい。
とりあえずどれか一つでもいいから、久しぶりに映画館で観てみたい…と思っている。

鉄人２８号

予告CMを見る限りなんですが、あの鉄人は、着ぐるみとか模型とかじゃなくて、CGですよねぇ。
ハリウッド的な、『リアルだろっ！』CGや『すごいだろっ！』CGや『こんなことできるんだぞぉ！』CGや『どおだあぁ！』CGには、ちょっと食傷気味。
こういうほのぼのした感じのCGもいい。なんかちょっとほっとします。

『壬生義士伝』

テレビ大阪で放映してるのを見ているが...『新選組！』に出演してた何人かの俳優がだぶってるためか、いまひとつ入り込めないでいる。
一年間見続けた『新選組！』の配役が固定されてしまってます。特に芹沢と山南が、斉藤と沖田だということを、頭が納得してくれないようです。
『新選組！』熱が冷めるまで、もう少し時間をおいてから観るほうがいいのかもしれない。

『ハウル』が『コラテラル』

昨日、『ハウルの動く城』を観るべく、ナビオのシネマコンプレックスへ行く。
ジブリの映画は、『風の谷のナウシカ』以来映画館では観てないのですが、今回のはどうしても観たい気になっている。
（...といって、この間に上映されたジブリ映画は観たくなかったというわけではない。行こうと思ってて気付いたら終わってたとか、どうするか迷ってるうちに終わってしまってたというのが多い。ま、あまり興味の湧かなかったものもあるにはあるのですが。...）
事前情報（宣伝）がなかったことは、少なくとも私には有効だったようで（笑）。
で、１時半頃の回を観ようとしたのですが売り切れ。次の回も売り切れ。４時の回が少し残ってる程度のようでした。三番街シネマなら４時の回がわりと空いてるというアナウンスもありました。
平日の昼過ぎだというのに...封切り直後じゃ、やはり無謀でしたかねぇ。
この時期『ハウル』を観るなら、前日までにチケットを買っておくことをお勧めします。当日行ってすぐ観るのは難しそう。（あたりまえか？）

で、ここまで来て引き下がるのもなんなので『コラテラル』を観ることに。
でもこれがまた大変で、チケット売り場は長蛇の列。席につけたのが、本編上映ギリギリの時間。
あまり気負いがなかったのもあって、けっこう楽しめました。
物語りの感想としては、特に大きなどんでん返しはなく、でもしっかりと着地してるという感じかな。
夜景は綺麗です。おもいっきり綺麗に仕上がってました。
音楽も効果的に使われてて、気持ちよかったです。
最後は少しほろっとさせてくれるし。
...って、よくわからない感想ですか？

平日の昼に遊んでて......満足じゃ！！
『ハウル』は絶対に行く！...と思う。

きょ、京香さんが...

ＮＨＫのＢＳ２のゴジラＶＳビオランテを観てて見つけた。
ゴジラ対策本部のオペレーター役で鈴木京香が出ている！！
こ、こんなところ（失敬！）に出演してたんですねぇ。
ちょっと意外だったもので...。