今日から数回に分けて、電子化ファイリングA級のまとめをしたいと思います。
次回、この試験を受けられる方の参考になればうれしいです。
なお、以下の記載内容は、私が実際に勉強してみて感じたこと、受験してみて感じたこと、受験対策講座を受講した際の講師の説明ぶりから感じたことを基に記載しています。今後のテキストの改訂、関連法令の制定・改正によってここに記載した内容と異なる出題傾向になることも考えられますので、その点ご注意ください。
<試験形式>
・選択式・・・70問(1問1点)
・記述式・・・ 3問(1問10点)
<合否基準>
70点以上で合格
<選択式のポイント>
・第1章 電子文書と関連法規
e-文書法と個人情報保護法が最も重要です。特に、e-文書法は完全に理解しておく必要があります。
(押さえておいた方がいい項目)
e-文書法の目的、適用文書・適用除外となる文書、保存の要件
個人情報保護法の目的、用語の定義など
・第2章 電子文書の作成と維持管理
この章はすべてが重要です。得点配分の大きい記述式がこの章から出題されいるため、この章の理解が中途半端だと合格は難しいと思います。最重要の章です。
(押さえておいた方がいい項目)
すべて重要ですが、e-文書の特性、見読性・完全性・機密性・検索性について、e-文書作成前の確認作業の項目と項目それぞれを簡単に説明できるか、e-文書作成の実務の項目と項目それぞれを簡単に説明できるか、e-文書作成管理表の様式など
・第3章 PKIとタイムスタンプ
B級テキストとも若干重複する部分がありますが、この章では電子署名のしくみ等が図を見て答えられるようになっておく必要があると思います。
(押さえておいた方がいい項目)
ハッシュ関数を使った電子署名のしくみの図を説明できるか、ハッシュ関数の種類、電子証明書のフォーマット、電子証明書の申請から発行までの流れ、タイムスタンプの2つの証明・2つのタイムサービスなど
第4章以降は、後日記載します。
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