こんにちは。
今日は、胃をわざわざ切る必要のない、内視鏡的手術について記入します。
胃癌治療ガイドラインでは、2cm以下の潰瘍を伴わない分化型粘膜がんが、内視鏡的治療の適応病変とされています。
つまり、未分化型のがんと違う分化型がんは、転移の可能性の低い、そしてがんが限局していることの多い特徴を持ちます。粘膜内に留まっていた場合、内視鏡的治療の適応範囲となります。
集団検診の胃透視でも、もちろんこの「2cm以下の潰瘍を伴わない分化型粘膜がん」が、術後QOLを向上させるための最大のターゲットとなってきます。
早期発見とは、具体的に何を見つければ良いのか。この2cm以下の潰瘍を伴わない分化型粘膜がんが、Pointといえましょう。