むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

これで正月がやって来る

2013-12-23 | 書道

12月21日(土) 山崎鶴嶺さんの経営する会社の餅つきにお伺いしました。

前日からもち米砥ぎから始まり、当日は早朝6時前からスタートしたとのことです。

これに参加しないと正月が来ないような気がして、毎年伺わさせていただいています。

 

 

いいですねぇ~。

この湯気が何とも言えません。

↑ で前日から準備と言いましたが、どんなもち米を使うかはかなり前から考えていたのでしょう。

先生方の揮毫も同じかも知れません。

だいぶ前から案をあたためて、出来上がった作品を想像しながら、時を待つのでしょう。

きっと鶴嶺さんも同じ考えだと思います。

 

 

臼を温めたり、かなり繊細な部分もあるようです。

一番臼は食べるには、餅本来の味では無いようです。

お供え用の鏡餅にするそうです。

コネてなんぼ。

熟練の技からスタートします。

 

 

ある程度出来上がると、参加者が杵を持ちつかせてくれます。

今年一年の思いを込めて、来年が良い年になりますよう願いを込めて・・・。

 

 

みなさんの掛け声で、盛り上がります。

社員や家族の方々と一体感が生まれます。

これも鶴嶺さんのお人柄なんでしょう。

 

 

 

鏡餅・のし餅・絡み餅と出来上がって行きます。

みなさんお酒も入りながら、年の瀬を楽しんでいます。

残念ながら、私は車なので、ノンアルコールでした。

 

 

今年、初デビューの大きなブロックです。

塩コショウもほど良く美味しくいただきました。

この仕入れや下ごしらえも、鶴嶺さんは来られる方々の笑顔を想像しているのでしょうね。

 

 

入口付近で、炭火担当をしていました。

筆を持つのと同じように・・・?丁寧に焼いていました。

このような社長(鶴嶺さん)がいるから、社員は元気で明るく、誇りをもって働いているのでしょうね。

さすが、組織をまとめるのが上手い方です。

書道を始めたのも、社員への表彰状を直筆で書くことを目的で入門されたと聞きます。

 

 

まだまだ、蒸し器にはもち米が重なっています。

多くの方々に、良い年を迎えていただきたいとの気持ちなのでしょう。

あと10日で正月です。

先生の年賀状書きもスタートしたかと思います。

今年は何日に届くかな?

楽しみです。

 

萬 鶴