24日の補欠選挙は、京都では自民党が試合放棄をしたため、
民進等が沈みつつある舟にも似た様相を呈する大阪維新に楽
勝であった。
何より、悔しさが残ったのが、北海道5区である。惜敗であ
るが負けは負けである。池田候補には心よりお疲れ様と言い
たい。
もっとも、地盤、看板、鞄の何れも持たない、池田候補が約
1万2千票差に肉薄したわけだから、見事だと思う。でもや
はり今後の日本を思うと勝たせたかった。
この1万2千票差に何か重いものがある。
そこが、自民党と創価学会の組織票の恐ろしさである。
やはり、三代続く世襲政治屋一家の根は地元に深く広く張っ
ていたようでる。
小生の地元でも三代続く世襲政治屋一家が存在するが、地元
民としては、落としたら先代や先々代に申し訳ないという意
識があるらしい。道路を造ってくれた、橋を架けてくれた、
箱物を作ってくれた、公共事業で地元を潤してくれた大恩人
であって、特別な存在らしい。このことは、日本全国の世襲
政治家の地元に共通することなのだろう。
今回の北海道5区の場合は、千歳で1万2千票もの差がつい
たのは、基地の町であり、戦争法案反対に対するアレルギー
などの相当なしがらみが絡んでいたのかも知れない。
2009年の政権交代の時のように、自民党の出鱈目政治に
辟易して、何か変化を求める空気が生まれてこない限り与党
の世襲議員を破るのは難しいかも知れない。事実、2009
年には、町村は小選挙区で落ちて比礼で復活当選している。
しかし、負けはしたものの、この結果を見る限り野党共闘が
上手く機能したことは確かで、一部に足を引っ張った輩もい
たらしいが、夏の参院選に向けて光明が見えたのも事実であ
る。
ただ、選挙に向けて何よりも手に負えないのがマスメデイア
の存在であって、与党に不利な情報は一切、触れない姿勢を
守っていることである。アベノミクスの破綻、GPIFによ
る10兆円もの年金の損失、TPPの主権売り渡しの危険性
などなど、安倍晋三に関するネガテイブな情報はタブーであ
る。政権存続だけが、使命の自民党に対して、批判的な記事
は一切書かないマスメディアからは、国民に対して真実など
が伝わるわけもなく、依然としてこの酷い政権であっても、
支持率は高止まりのままである。
ただ、希望が持てるのは、この選挙で無党派層の8割近くが、
野党リベラル候補に投票したことみるとシールズやママの会
なども機能したと考えられる。
この夏の選挙からは18歳以上の者が選挙権を持つことから、
暗黒政治による実態や真実を伝えることで、野党共闘に新た
な支持層が加わることを期待したい。
民進等が沈みつつある舟にも似た様相を呈する大阪維新に楽
勝であった。
何より、悔しさが残ったのが、北海道5区である。惜敗であ
るが負けは負けである。池田候補には心よりお疲れ様と言い
たい。
もっとも、地盤、看板、鞄の何れも持たない、池田候補が約
1万2千票差に肉薄したわけだから、見事だと思う。でもや
はり今後の日本を思うと勝たせたかった。
この1万2千票差に何か重いものがある。
そこが、自民党と創価学会の組織票の恐ろしさである。
やはり、三代続く世襲政治屋一家の根は地元に深く広く張っ
ていたようでる。
小生の地元でも三代続く世襲政治屋一家が存在するが、地元
民としては、落としたら先代や先々代に申し訳ないという意
識があるらしい。道路を造ってくれた、橋を架けてくれた、
箱物を作ってくれた、公共事業で地元を潤してくれた大恩人
であって、特別な存在らしい。このことは、日本全国の世襲
政治家の地元に共通することなのだろう。
今回の北海道5区の場合は、千歳で1万2千票もの差がつい
たのは、基地の町であり、戦争法案反対に対するアレルギー
などの相当なしがらみが絡んでいたのかも知れない。
2009年の政権交代の時のように、自民党の出鱈目政治に
辟易して、何か変化を求める空気が生まれてこない限り与党
の世襲議員を破るのは難しいかも知れない。事実、2009
年には、町村は小選挙区で落ちて比礼で復活当選している。
しかし、負けはしたものの、この結果を見る限り野党共闘が
上手く機能したことは確かで、一部に足を引っ張った輩もい
たらしいが、夏の参院選に向けて光明が見えたのも事実であ
る。
ただ、選挙に向けて何よりも手に負えないのがマスメデイア
の存在であって、与党に不利な情報は一切、触れない姿勢を
守っていることである。アベノミクスの破綻、GPIFによ
る10兆円もの年金の損失、TPPの主権売り渡しの危険性
などなど、安倍晋三に関するネガテイブな情報はタブーであ
る。政権存続だけが、使命の自民党に対して、批判的な記事
は一切書かないマスメディアからは、国民に対して真実など
が伝わるわけもなく、依然としてこの酷い政権であっても、
支持率は高止まりのままである。
ただ、希望が持てるのは、この選挙で無党派層の8割近くが、
野党リベラル候補に投票したことみるとシールズやママの会
なども機能したと考えられる。
この夏の選挙からは18歳以上の者が選挙権を持つことから、
暗黒政治による実態や真実を伝えることで、野党共闘に新た
な支持層が加わることを期待したい。