たった1日降っただけで大ダメージを受ける雪の東京。店も先日の金曜日はランチタイムのみの営業でした。多摩地区ではそこそこの積雪で、特に私の住む地域では坂だらけのため、ノーマルタイヤでは移動できません。おかげでいつもは車で3分。歩けば15分の道のりを30分かけて踏破しました。
そして今月は私の誕生日もあるのですが、私の名前の由来になったのがこの雪なのでした。遡る事64年前、初めての子であった私は東京に膝まで積もる大雪の日に生まれたそうです。男の子を希望してた父は、いくつもの名前を用意していたにもかかわらず、女の子の名は一つもなく産院で聞かれた時、とっさに「大雪の日に生まれたから雪子で良い」と言ったとか。その後、そこに立ち会った伯母が「それじゃあ溶けちゃうからせめて漢字だけでも変えましょう」と助言して由紀子になったそうです。この話を聞かされる度に、なんとなく歓迎されてなかった気がして、大人になって父に事の真偽を確かめてみました。すると「そんな事言ったかなぁ?もう覚えてない」ととぼける始末。(これは絶対に言ったなと確信)
さて金曜日に積もった雪は翌朝には殆ど溶けて、午後になると暖かな日差しで路面も乾き良い天気。実は元々の予定で海釣りに行くはずだったのですが、それも雪で移動できず、当日風も強く出船せずで残念でした。スキー場の雪は素敵なのに東京の雪はなかなか歓迎されませんね。