連載シナリオ『黒電話』
25 砂浜(深夜)
打ち上げ花火。
× × ×
正樹、博信、真理、恵、花火を楽しんで
いる。
× × ×
正樹、花火に火をつける。
博信、真理の肩に手を置く。
恵、花火に見惚れている。
× × ×
博信、真理の髪を撫でる。
真理、博信の手を振り解いて、
正樹に寄り添う。
正樹、一瞬ドキッとして、ニヤケた笑顔。
博信、反対の手を伸ばし、恵の肩を抱く。
恵、横を向いて、博信の顔を見る。
博信、前を向いたまま流し目。
恵、博信の肩に頭を寄せる。
博信、恵の髪を撫でる。
× × ×
数々の花火、闇に舞う
× × ×
(時間の経過)花火の残骸とタバコの吸殻
26 二股の道
街燈もなく、暗闇。
博信、恵の肩を抱いている。
真理、正樹に寄り添っている。
博信「肝試ししようぜ、二人組みで
別の道で帰るの、どうよ?」
真理「えー、ヤダ怖い」
恵「大丈夫よ、真理は正樹君と行って」
博信「それじゃ、正樹頼むな、送り狼になる
なよ」
博信、手を振りながら、恵と共に
さっさと歩き去ってしまう。
正樹「お・おい・・・」
正樹と真理顔を見合わせる。
正樹「そんじゃ、帰ろうか」
正樹達、歩きだす。
× × ×
真理「キャ!」
真理、躓いて、正樹により掛かる。
正樹「大丈夫か?」
正樹、真理の手を握る
真理、ドキッとして顔を赤らめる。
正樹「あぶねーから」
二人、歩いて行く。
25 砂浜(深夜)
打ち上げ花火。
× × ×
正樹、博信、真理、恵、花火を楽しんで
いる。
× × ×
正樹、花火に火をつける。
博信、真理の肩に手を置く。
恵、花火に見惚れている。
× × ×
博信、真理の髪を撫でる。
真理、博信の手を振り解いて、
正樹に寄り添う。
正樹、一瞬ドキッとして、ニヤケた笑顔。
博信、反対の手を伸ばし、恵の肩を抱く。
恵、横を向いて、博信の顔を見る。
博信、前を向いたまま流し目。
恵、博信の肩に頭を寄せる。
博信、恵の髪を撫でる。
× × ×
数々の花火、闇に舞う
× × ×
(時間の経過)花火の残骸とタバコの吸殻
26 二股の道
街燈もなく、暗闇。
博信、恵の肩を抱いている。
真理、正樹に寄り添っている。
博信「肝試ししようぜ、二人組みで
別の道で帰るの、どうよ?」
真理「えー、ヤダ怖い」
恵「大丈夫よ、真理は正樹君と行って」
博信「それじゃ、正樹頼むな、送り狼になる
なよ」
博信、手を振りながら、恵と共に
さっさと歩き去ってしまう。
正樹「お・おい・・・」
正樹と真理顔を見合わせる。
正樹「そんじゃ、帰ろうか」
正樹達、歩きだす。
× × ×
真理「キャ!」
真理、躓いて、正樹により掛かる。
正樹「大丈夫か?」
正樹、真理の手を握る
真理、ドキッとして顔を赤らめる。
正樹「あぶねーから」
二人、歩いて行く。