ごくごく単純な直線パイロンスラロームです。
例えば、スタートしてすぐにパイロンが3本並んでいるとか、オフセットパイロンスラロームの間に、直スラ3本立っているということを想定してみてください。
前後とも、空間は十分にあります。
こういう時、単純にパイロンに向かっていくと、パイロンの中間地点を前輪が通っていくように走らせる(A)のですが、図で書くと好ましいラインは簡単にわかります。
Bのように1本目と . . . 本文を読む
直線パイロンスラロームの続きです。
4月の上級で設けられた不等間隔のスラロームで5mの間隔2本と、そのセットの間に10m間隔1本という組合せです。それぞれのセットの中間に前輪を通すようにするラインを作ると不規則な切り返しになります。(図A)
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土曜日は久しぶりに中級に参加しました。午前中は初級設定のバリアブル、午後は直線パイロンスラローム27本+10本の設定を含む基本練習型のコースでした。
図の破線の部分がスラロームのセクションです。スラロームのラインを27本分書き込むのは大変なので破線であらわしました。あと、厳密に言うと、スタート後、1本目のパイロンから2本目の間だけ、6.75m、以降は4.5m間隔です。図では1本目を省略しています。 . . . 本文を読む
複合的なコーナーが連続するために、思い通りのラインが取れなくなったり、膨らんだり、あるいは極端にスピードが落ちてしまっている時に、一つのコーナーを「捨てて」体勢を立て直す方法があります。一つのコーナーを「速く」走ることをあきらめて、極限までスピードを落すことで、小さく回り、その結果として次のコーナーに対するコントロールを取り戻す方法です。
例えば、小さなUターンが3回以上連続するような場合、2番 . . . 本文を読む
このレイアウトで、スタートしてすぐの右1から左2への切り返しや、市街地左下の左15から右16への切り返しは、「二つ目が小さくなるS字切り返しコーナー」とは逆の「二つ目が大きくなるS字切り返しコーナー」になります。
二つ目が小さくなるコーナーと異なり、スピードの調整はもっと容易になります。一つ目のコーナーは普通に小さなUターンとして回り、回り終わったところで切り返し二つ目のコーナーは倒し込んだ後、 . . . 本文を読む
6月11日の合宿でのコースで最後のコーナーとその手前のコーナー(25→26→27)は、大きいUターンから小さいUターンにつながる切り返しのS字のコースです。これは、正直難しいラインです。今までの上級でも、一、二回しか見たことがありません。調べてみたら、05年の12月10日の上級で、こてこての細かいコース設定がされた時にありました。市街地コースの左下、赤い網掛けの部分です。
この市街地とバリア . . . 本文を読む
6月の合宿のコースにもありましたが、7番のコースに点線で描かれている定常円に向かうアプローチの方法についてです。私がCB900で手前のパイロン(0)を回って①の地点に向かって加速すると、ちょうど良いスピードが得られました。そこでブレーキを使うことなく、前後の体重荷重の切り替えでバイクを緩やかに倒し、定常円の旋回に乗せていくことが出来ました。
しかし人によって、あるいは車種によって、そのようなちょ . . . 本文を読む
コーナリングの途中で前ブレーキをかけるとバイクが起き上がるというような話を聞かれたことはありませんか? 確かに曲がっている最中に軽いフロントブレーキをかけるとバイクは起き上がります。その一方で、教習所ではもちろんのこと、HMSでも直線パイロンスラロームの時にはフロントブレーキは使ってはダメということも教わります。
コーナリング中にブレーキを使ったときの動作について考えてみます。
基本のコーナリン . . . 本文を読む
ここまで、パイロンの回り方を
ラインA:ブレーキを引き摺りながら大きく入って小さく出る基本のコーナリング、
ラインB:バイクを寝かせて大きく回る応用コーナリング、
ラインC:バイクを立ててハンドルを切り小さく回る応用コーナリング
の三つのパターンに分けて、それを使い分けるというように説明してきました。
しかし、これらのパターンはそれぞれに一長一短があり、それぞれの短所を克服し、より速く、安定して . . . 本文を読む
とみもさんからご質問をいただきました。
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とみもさん、ご質問ありがとうございました。
そこで、コーナリング中のアクセル、ブレーキ、バンク角の関係をスペシャル図解します。 . . . 本文を読む
基本のコーナリングA(ブレーキを引き摺りながら大きく入って小さく脱出するファーストイン・スローアウト)と、応用コーナリングB(寝かせて曲がるファーストイン・ファーストアウト)、応用コーナリングC(立ててハンドルを切って小さく曲がるスローイン・スローアウト)があることを以前に説明しました。
好みの問題があるのですが、それは別にして三つのコーナリング・パターンを全てできるようになると良いと思います。三 . . . 本文を読む
先に大回りによるロスを少なくするライン取りという話をしましたが、別の観点から補足します。それは、条件によっては気持ちよくコントロールできる回転半径を作り出すために、敢えて大回りのラインを作るということです。
図は、昨年12月の上級のコーススラロームでY島さんの設計によるレイアウトです。短いのですがバイクを立てて走る区間が殆どない、かなり神経質なコース設定だと言えます。
スタート直後のZターンなど . . . 本文を読む
ブレーキレバーにかける指の話の続きです。ちょっと気持ちの悪い絵ができましたが、前回書いたように、私の場合は、ここまでは二本掛け、現在は人差指一本掛けと中指一本掛けを比較研究中です。その理由を説明します。
中指以下三本掛け、もしくは四本掛けの問題点は、薬指と小指をブレーキに使うところです。薬指と小指は相対的に短いので遠くなり、微妙な力加減が難しくなり、必要以上に強く握ってしまう恐れがあることです。 . . . 本文を読む