かなり暑くてバテましたが、久しぶり(3回続けて雨でしたからね!)にドライで走り切ることができました。この日の担当イントラはK島さんとIZMさんです。
朝のコースは上図のようにバリアブルを走りました。コース案内でゆっくり走ったときには掴みどころのない、ぬるいレイアウトに思えたのですが、走り出してスピードがあがると実は色々なタイプのコーナーが組み合わされた案外に難しいコースであることがわかりました。
スタート直後のUターンはその次の②③④の直パイに対して②へのアプローチアングルを決めるので、なるべく①の裏に付けるように回ります。そうすると②に対してバイクを立てて進入できるので③も強めのブレーキをかけて立てたままハンドルを切って通過し、④でどんと倒し込むような走り方が可能になります。ハンドルをこねて向きを変えるやや強引な走り方です。
そういう方法が好みでなければ、なるべくフロントサスの動きを抑えた切り返しを考えてリズミカルに切り返すのが良いと思います。
⑧の処理も、私は他の人と違うラインで通っていたようでした。一般的に⑨への進入をスムーズにして⑨の先でのスピードを残すために、⑧から⑨はおおらかに外周車線まで膨らんだラインを通る人が多かっただろうと思います。図の青い点線のラインです。
例えば7月6日のバリアブルのように左側に振ってRが大きめの180度以上の深いコーナーにつながる場合、⑨のスピードをなるべく高めて、その後の旋回の速度を残し、最後まで回りきれるようにしたいからです。
しかし、この日のレイアウトでは⑨の後の⑩、⑪、⑫が直パイでスピードが落ちるのでそれにこだわる必要はないと考えて、⑧を小さく、かつ完全に180度回りきって走る距離を短くする方を選択しました。
最もひっかかったコーナーは⑫⑬の複合コーナーです。⑫で加速して、⑬を回るのですが加速からの倒し込みで舵角が出ないし、スピードが遅いのでもったりとした旋回になってしまいます。⑬を回り切るには失速気味になるのでパーシャルを作ろうとするとさらにアンダーが出るということで青点線のような綺麗なラインを作りにくいセクションとなりました。
そのために⑫をちゃんと曲がってスピードが落ちたところで⑬に対して加速減速で⑬を分けて回るという二つに分けた走り方に妥協せざるを得なくなります。本当にその通りに走ってしまうと荷重変化が大きくなりすぎるので、「そういう気持ちを入れて」青点線のラインに近いのだけれどもスロットルの微妙なオンオフで二つに分けて走ることにします。
色々試したあげく、気持ち悪くない程度に⑫⑬⑭がつながるようになったのは、最後の数週でした。方法としては、②③④と同じくバイクを立てて⑩⑪を通過し⑪をバンクさせずにハンドルを切って早いタイミングで加速することで、⑫⑬への進入速度を(多分1,2km)高めるというものです。⑪をバンクさせて通過すると⑫で反対側に切り返さないといけないので右から左に倒す分、加速開始を早めるのです。ハンドルで曲がるのは、スロットルを開けるタイミングが早すぎたり、ラフに開けたりするとハイサイドの恐れがあるので積極的にお勧めできるものではありませんが、時にはそういう選択もあり得るということです。
こちらは午後1のコースで市街地と新コースをつないだレイアウトです。ポイントとなるセクションは④⑤⑥、⑩~⑭、⑮⑯⑰、⑱~23の4つのセクションでしょうか。
④は手前のS字から旋回半径を広げるようにパイロンが立ててあるので、S字の出口から一度コーナーを分けて加速減速で④のパイロンに向かうか、④から⑤まで結んだ一つのコーナーとして回るかという選択が課題であるわけです。この辺は、午前中のコースレイアウトともつながる、上級の定番メニューといってよいテーマです。
⑩~⑭と⑱~23は、左右の切り返しが連続するセクションで、切り返すときにフロントを両腕を使ってフロントを押さえて走りましょうというK島さんからのアドバイスがあったセクションです。
結構、へろへろになりながら、73km走った上級でした。
(追記)
本文中に7月6日のコースとありますが、該当するエントリーにはレイアウト図が入っていませんでした。こちらがその時のレイアウト図です。
朝のコースは上図のようにバリアブルを走りました。コース案内でゆっくり走ったときには掴みどころのない、ぬるいレイアウトに思えたのですが、走り出してスピードがあがると実は色々なタイプのコーナーが組み合わされた案外に難しいコースであることがわかりました。
スタート直後のUターンはその次の②③④の直パイに対して②へのアプローチアングルを決めるので、なるべく①の裏に付けるように回ります。そうすると②に対してバイクを立てて進入できるので③も強めのブレーキをかけて立てたままハンドルを切って通過し、④でどんと倒し込むような走り方が可能になります。ハンドルをこねて向きを変えるやや強引な走り方です。
そういう方法が好みでなければ、なるべくフロントサスの動きを抑えた切り返しを考えてリズミカルに切り返すのが良いと思います。
⑧の処理も、私は他の人と違うラインで通っていたようでした。一般的に⑨への進入をスムーズにして⑨の先でのスピードを残すために、⑧から⑨はおおらかに外周車線まで膨らんだラインを通る人が多かっただろうと思います。図の青い点線のラインです。
例えば7月6日のバリアブルのように左側に振ってRが大きめの180度以上の深いコーナーにつながる場合、⑨のスピードをなるべく高めて、その後の旋回の速度を残し、最後まで回りきれるようにしたいからです。
しかし、この日のレイアウトでは⑨の後の⑩、⑪、⑫が直パイでスピードが落ちるのでそれにこだわる必要はないと考えて、⑧を小さく、かつ完全に180度回りきって走る距離を短くする方を選択しました。
最もひっかかったコーナーは⑫⑬の複合コーナーです。⑫で加速して、⑬を回るのですが加速からの倒し込みで舵角が出ないし、スピードが遅いのでもったりとした旋回になってしまいます。⑬を回り切るには失速気味になるのでパーシャルを作ろうとするとさらにアンダーが出るということで青点線のような綺麗なラインを作りにくいセクションとなりました。
そのために⑫をちゃんと曲がってスピードが落ちたところで⑬に対して加速減速で⑬を分けて回るという二つに分けた走り方に妥協せざるを得なくなります。本当にその通りに走ってしまうと荷重変化が大きくなりすぎるので、「そういう気持ちを入れて」青点線のラインに近いのだけれどもスロットルの微妙なオンオフで二つに分けて走ることにします。
色々試したあげく、気持ち悪くない程度に⑫⑬⑭がつながるようになったのは、最後の数週でした。方法としては、②③④と同じくバイクを立てて⑩⑪を通過し⑪をバンクさせずにハンドルを切って早いタイミングで加速することで、⑫⑬への進入速度を(多分1,2km)高めるというものです。⑪をバンクさせて通過すると⑫で反対側に切り返さないといけないので右から左に倒す分、加速開始を早めるのです。ハンドルで曲がるのは、スロットルを開けるタイミングが早すぎたり、ラフに開けたりするとハイサイドの恐れがあるので積極的にお勧めできるものではありませんが、時にはそういう選択もあり得るということです。
こちらは午後1のコースで市街地と新コースをつないだレイアウトです。ポイントとなるセクションは④⑤⑥、⑩~⑭、⑮⑯⑰、⑱~23の4つのセクションでしょうか。
④は手前のS字から旋回半径を広げるようにパイロンが立ててあるので、S字の出口から一度コーナーを分けて加速減速で④のパイロンに向かうか、④から⑤まで結んだ一つのコーナーとして回るかという選択が課題であるわけです。この辺は、午前中のコースレイアウトともつながる、上級の定番メニューといってよいテーマです。
⑩~⑭と⑱~23は、左右の切り返しが連続するセクションで、切り返すときにフロントを両腕を使ってフロントを押さえて走りましょうというK島さんからのアドバイスがあったセクションです。
結構、へろへろになりながら、73km走った上級でした。
(追記)
本文中に7月6日のコースとありますが、該当するエントリーにはレイアウト図が入っていませんでした。こちらがその時のレイアウト図です。
午前のバリアブルコースは、リハビリを兼ねての走行になりましたが、⑳~21のところが何度走っても気持ち悪い所でした。
⑧~⑨は、私も黒線のラインで走っていましたが、いつもライン取りは、全然考えていないので本能の赴くままに走っているためとても遅いです。
自主休憩無しで最後まで走ったので74kmの走行距離でした。
暑くて何度もヘロヘロニになりながらとりあえず最後までリズムよく走れたので楽しい上級参加となりました。(この日でまだ3回しか上級に参加していないので未だ上級初心者の私ですが、またご一緒したらよろしくお願いします。)
市街地&新コースでたまたま後ろを走る機会がありました。■秒差でも追い付けると思って間を開けてスタートしたのですが、半分しか詰めることができませんでしたよ!
上級初心者とはとうてい言えませんよ!
午前中のバリアブルの⑳~22は本来の上級であればごく普通のレイアウトです。しっかりスピードを落として細かく回るという技術も大事なのですが、ここのところ上級でもあまり細かいコースを造ってくれないので、困ったものです。
上級は愉しいですよ。また来てください!