年齢なのか、なんなのか

九州の大分県で産まれ育った僕は
まさに田舎の少年時代だった。

家の裏には山があり、山に入っては
探検ごっこをしたり筍を掘ったり。

家から3分の所には大きな川があり、
犬の散歩に毎日出掛けていた。

20歳まで過ごした大分県は大好き
なんだけど、大分県にいるときは
自然が好きだ。とか花が綺麗だ
なんていう感情はなかった。

山が緑なのは当たり前。
空が青いのは普通。
花が咲くのは、気にもせず。




そんな僕が

毎日の自転車通勤で、桜の花の
開花状況を気にしながら走っている。

ここは、まだだ。
ここは、咲き始めたぞ。

ここの桜は来週にでも見にくれば
いいかな。なんて。






毎日の自転車通勤は本当に自分に
とって大切な時間。

自転車に乗ることが好き。
一人だけの時間も好き。
自然を直接感じることが好き。





こんな事を感じるようになったのは
老化！！！？現象！？

満開の桜が楽しみでならない。


そんな僕は四捨五入すれば
40歳。

まだ、人生の折り返しにも
満たない小僧ですけど。
(気持ちは18歳くらいのままだけど)