今年は、昨年末から私の母が入院して、元旦より病室に通う日々となっています。病状は、心筋梗塞になりかけていたのですが、早い手当が出来た為、大事には至りませんでした。
昨年のクリスマスの日、朝から嫌な感覚がしていた矢先に、母を担当している介護士の方から、母の体調が変だという報告を受け、近日中に病院を受診する旨の連絡がありました。
私は、近日中という言葉に違和感を感じ、方々調整をさせてもらい、30分以内に母を病院に連れて行きました。検査の結果、前述の心筋梗塞のなりかけが判明し、緊急入院となりました。
母は、今年の6月で91歳になります。運が良いというか寿命なのか、天に感謝をします。生かされていることに感謝します。ただ、年々体力が落ちていく事に母本人は、「そろそろかなぁ~。」とボソッと呟いています。
私が今この身をおいている世界は、寿命という言葉がある世界です。寿命は人それぞれ違います。若くても高齢でも、御迎えが来たら亡くなります。大切なのは、どう生きたかという事です。
悔いが残る人生だったのか、満足しきった人生だったのか…。
愚痴が多かった人生だったのか、幸福に満ちた人生だったのか…。
母は、亡き父と出会えて、そして私が生まれて、「とても幸せな人生だった。」と私に言います。私は今年51歳になりますが、母はそんな私の将来を今でも心配してくれます。
私が身をおいている世界を理解しているので、余計に心配してくれます。毎日を全身全霊で生き抜く精神力の鍛え方を教えてくれます。大正生まれの人間の強い精神力を引き継ぐ事が、自分の身を守る術の一つだと思っています。
皆さんには、これから度々、私事でご迷惑をおかけするかも知れませんが、何卒ご理解の程をお願いします。
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親という存在は本当に有り難いですね。
お母様の回復を祈っています。