自分の心の苛立ちを周囲の人にぶつけてはいけない。
あなたが苦しいのは充分に理解できる。でも、それ以上に周囲の人が苦しんでいる事に気付いて欲しい。苦しさは皆で協力して乗り越える事ができる。あなた一人が苦しまなくていいんだ。
だから、周囲の人には優しくしよう!
苦しい時こそ優しくしよう!
理解して貰おうとしなくていい・・・周囲の人は充分にあなたの事を心配している。
ご両親に苦しみを与えてはいけない。あなたを産んでくれた人を悲しませてはいけない。
私は明るい笑顔のあなたが見たい・・・期間は断言できないが、きっと笑顔にしてみせる。
これからは、あなたの苦しみを私にぶつけなさい・・・その代わりに、ご両親には優しくしなさい。それが、苦しみから解放される一歩となるのだから・・・。
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20年間、認知症の母親の介護をしながらその母と一緒に歩んで来た方の詩です。
口から食事もとれなくなり、言葉をも失った母親に…それでも尚、育てて貰っていると…表現されていました。
とても感銘しました。
介護の苦しさの中で自分の苛立ちの言葉や態度を言葉を失った母親はただじっと見つめて居ることに気付いた息子さんが自分と格闘し乗り越えて行く。
母のまなざしの中で育って行く自分の成長を感じたのでしょう。
その本を読んでからは、父の行動が(家の父も認知症でして)
前なら、「また分けの分からないことを…」と、疲れがひどい日にはため息がでましたが…今は「一生懸命生きているんだなぁ~」と、愛おしく思うようになりました。
夜遅いから、と送ろうとする父。
「安否確認に来た意味ないよ~家に居て」と言っていましたが、今は素直に父に送り出ししてもらってます。(実際、夜は不気味で怖かったので、心強いです)
今、強く思います。
大変でもいい。
私達の事忘れず(認知が進まず)長生きして下さい。
そう願ってやまないです。
両親の有り難さ。
家族の有り難さ。
実感中です。
私は、親を親と思わない子供が多い世の中に不安を感じています。更に、大人になっても親のすねをかじり続ける子供と本当に安心して老後を過ごす事が出来るのか、心配になる親子をたくさん見ています。
親子間の愛情が互いに薄れてきている世の中、葉っぱさんのような方が増えることを願うばかりです。