「ツクツク法師」の鳴き声が聞こえた朝

2022年08月14日 07時35分27秒 | 季節

台風は居住地からは去っていった朝。遠くから蝉の鳴き声が聞こえてくる朝です。「オーシンツクツク・オーシンツクツク、  ジー・ジー  、  ミーン・ミーン」と。朝は雲の間からは青空も覗いていたのですが今は又曇りです。まだ台風の影響が残っているのかも。

昨日は雨の日でしたが、忙しない一日でした。母の葬儀を行いました。本来、賑やかな方が好きな母でしたが時節柄、ごくごく近しい者のみでの葬儀に成りました。でも、きっとそれで良かったのだと思います。施主の挨拶は旨く出来なかったけど、気持ちは十分に。

式場に飾ってあった絵画。

母は大正9年生まれですので102歳と2か月余り生涯でした。2歳少しで関東大震災を出生地の千葉県で感知したでしょうし、昭和に入っての戦争の時が青春時代だったのだろうし、戦中・戦後の時代を子育てしながら生き抜き、やがて孫、ひ孫も見る事が出来たのですから。十分に天寿を全うできたと一人だけになって仕舞った子である私は今、思っています。

只、今また、戦争を知らない世代が言葉だけ勇ましくあることが不安要素ですけど。

夕刻、家に戻り、長男夫婦、長女夫婦と子供が加わり7名で購入して誂えたもので食事等をしながら母を偲びました。こんな時は酒は日本酒が良いな。長男が買って来た「久保田万寿」4合瓶で喉を潤した。

今日は良い日であって欲しいな。