「黒いワシ」l' aigle noie(1970年)
今回はポール・モーリア・グランド・オーケストラのレコードを取り上げてみましょう。
作詞・作曲:バルバラ
演奏:ポール・モーリア・グランド・オーケストラ
今回はポール・モーリア・グランド・オーケストラのレコードを取り上げてみましょう。
バルバラの名曲「黒いワシ」には、副題として「~ローランスに捧げる~」とあり、これはディディエ・ドゥゴワンの小説「眠れローランス」にインスパイアされたものといわれています。。
1970年に新しいアルバムを制作中のバルバラが、数年前に自分が見た夢。それは鷲が自分のところに降りてくる夢で、ピアノに向かいそれを歌詞にして曲をつけたといわれています。
バルバラは4歳の姪フローランスに、この歌を捧げたといい、子供のいないバルバラは、大変この姪を可愛がっていただろうということは容易に想像がつくきます。幻想的でとてもスケールの大きな曲です。
1970年に発表され、たちまちフランスのヒット・パレードを賑わし、リサイタルのアンコール曲として歌われました。ポール・モーリアやレイモン・ルフェーヴルの楽団演奏も話題となりました。日本でも岸洋子や森山良子の歌で知られるところとなりました。
ここでご紹介するポール・モーリアの演奏は、ピアノとストリングスによって天高く鷲が舞い上がっていく姿を彷彿とさせます。
ポール・モーリア・グランド・オーケストラの演奏、そしてバルバラ自身のオリジナルを聞いてみましょう。
いかがでしたでしょうか。ゆっくりペースですが、素晴らしい名曲をご紹介していければと思っております。
また次回blogでお会いしましょう!