春さんのニッチな愛聴盤PART2

映画音楽やイージーリスニングなどの埋もれに埋もれた珍盤をご紹介するblogで、前回同様横浜から発信‼️

住友紀人のグルーヴィーなサウンドが心地よい🎧️🎶

2023-05-17 14:08:58 | 音楽
「めだか」(2004年 フジテレビ)
音楽:住友紀人
主演:ミムラ、原田泰造、瑛太、須藤理彩、山本太郎、市毛良枝、泉谷しげる、小日向文世、浅野ゆう子ほか


寿退社を夢見る平凡なOLだったヒロインが、リストラをきっかけに定時制高校の教師に転身。定時制だからこそ否応なく生徒の人生に関わらざる得ないヒロインの奮闘ぶりを、テンポよく展開させたドラマですね

音楽は住友紀人。1964年生まれの作曲家で編曲家、そしてサックス・ウィンドシンセサイザー奏者とWikipediaにあります。バークレー音楽大学を卒業後に帰国し、主に映画やテレビドラマの音楽を数多く手がけてます

イタリア人ピアニストのジャンニ・ノセンチのアルバムに演奏者として参加し、競演した坂本龍一とともに、大変評価をされました

映画「ホワイトアウト」と「沈まぬ太陽」で、日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞しております

この「めだか」ではとてもクールで且つポジティブな音楽を書いて、ドラマを見ている者に深い共感を得させます

「めだか」メイン・タイトル(カバー)
「正夢」(スピッツ)

YouTubeのサウンドトラックのリンクがなく、カバー演奏と主題歌のスピッツの正夢をご紹介させていただきました

それではまた次回お目にかかりましょう!






ロッド・スチュワートが切々と歌い上げる、バート・バカラックの名バラード🎧️🎶

2023-05-11 10:40:38 | 音楽
「ラブ IN ニューヨーク」(原題:Night shift 1982年 アメリカ合衆国)
監督:ロン・ハワード
音楽:バート・バカラック
歌・演奏:ロッド・スチュワート、アル・ジャロウ・ポインター・シスターズ
キャスト:ヘンリー・ウィンクラー、マイケル・キートン、ジェリー・ロング、ケヴィン・コスナーほか


同じく「カジノ・ロワイヤル」に続いてのバート・バカラックの音楽は、1982年制作のロン・ハワード監督の「ラブ IN ニューヨーク」

バカラックはここでも美しい曲を付けており、特に「フレンズ」と題されるバラードは、大変な名曲です。映画の中ではロッド・スチュワートが歌う主題歌として流れ、またバート・バカラックの演奏によるインストゥルメンタルも、使われておりました

しかもこの曲はこちらの方がお馴染みかと思いますが、ディオンヌ・ワーウィック&フレンズによりカバーされ、大変評判を呼んだものでした

こちらも1982年の作品とはいえ、なかなか洗練された名曲揃いで、ポインター・シスターズ、アル・ジャロウ、クォーターフラッシュといったアーティストがバカラックの曲を歌っています

それでは同じThat's what friends are forをロッド・スチュワートの歌、バカラック自身による演奏、そしてディオンヌ・ワーウィック&フレンズと、続けて聞いて頂きましょう!

同じ曲でもそれぞれ趣が異なってますね

では、次回の記事でまたお会いしましょう!


ハーブ・アルパートとティファナ・ブラスが奏でるバート・バカラック・サウンド🎧️🎶

2023-05-11 09:04:21 | 音楽
「007/カジノ・ロワイヤル」(1967年 イギリス)
監督:ジョン・ヒューストン
音楽:バート・バカラック
演奏:ハーブ・アルパートとティファナ・ブラス
出演:ピーター・セラーズ、デヴィッド・ニーヴン、オーソン・ウェルズ、アーシュラ・アンドレス、ジョン・ヒューストンほか


今朝は地震がありましたよ。ビックリしましたねー!結構揺れました。引き続き気をつけて行きたいと思っとります

相変わらずブログの更新がマイ・ペースでスミマセン!こう見えても、結構忙しくて😅

今日ご紹介の音盤は、1967年に公開された方の「007/カジノ・ロワイヤル」のサントラ盤でございます。この題名の映画といえば、2006年公開の方を想像される方も多いかと思いますが、こちらはもっと昔の1967年に作られた作品であります

音楽がとても贅沢でして、ハル・デヴィッドの作詞にバート・バカラックが作曲、そしてダスティー・スプリングフィールドが「恋の面影」、そして同じくバカラックの曲を、アメリアッチ・サウンドのハーブ・アルパートとティファナ・ブラスがとても甘くかつ軽快に演奏したテーマ曲など、音楽においてもお金をかけて作られたというのが感じられますね

私の感想から言うと、この頃のバカラック・サウンドというのは、ストリングスはとても乾燥した感じでそこにはとても甘さを感じる心地よさを感じる印象がありましたね

それでは早速聞いてみましょう。まず「恋のおもかげ」から。歌はダスティー・スプリングフィールド、そして「カジノ・ロワイヤル」のテーマ。ハーブ・アルパートとティファナ・ブラスの演奏

番外編の007・シリーズということで、ここではジョン・バリーが降りて、バート・バカラックが音楽をつけてました

いかがでしたでしょうか?
またこれからも素敵でマイナーさに溢れた音盤を紹介していきたいと思います!
それでは、また✌️(=^ェ^=)♪🍀



男女の華麗なる愛のたたかいを、三木稔が官能的に描く🎧️🎶

2023-05-05 20:27:45 | 音楽
「愛のコリーダ」(1976年 日本・フランス合作)
監督:大島渚
音楽:三木稔
出演:藤竜也、松田瑛子、芹明香、小川加奈枝、殿山泰司ほか

最初にこの映画音楽はクインシー・ジョーンズの「愛のコリーダ」とは、まったく別の曲であることをお知らせしておきますねー

昭和史に残る「阿部定事件」を題材にした男女の愛欲の極限を描いた、大島渚監督の問題作で、2021年に「戦場のメリークリスマス」とともに国内でリバイバル上映されました

音楽は三木稔。クラシック音楽の作曲家で、映画音楽も多数手がけています。この映画ではとてもセンシュアルな音楽を付けてます。二十絃箏の独奏によるテーマ曲「芽生え」そして尺八の三重奏「ソネット」は、このシングル盤に収められてます

演奏は三木稔主宰の日本音楽集団。二十絃箏は野坂恵子、尺八は宮田耕八郎、坂田誠山、三橋貴風

それでは聞いてみましょうか

映画の中から

「愛のコリーダのテーマ(芽生え)」

尺八三重奏「ソネット」

ポッポちゃんです🐦️

それでは、またの記事で(=^ェ^=)♪🍀






リビング・ストリングスが流麗に奏でられるチャールズ・チャップリンの名曲🎧️🎶

2023-05-02 09:30:31 | 音楽
「懐かしのチャップリン映画主題曲集」
作曲:チャールズ・チャップリン
演奏:リビング・ストリングス


今回は記事の更新が順調でございます

ご紹介するアルバムはチャップリンの映画の作品集でリビング・ストリングスの演奏によるものです

チャップリンは作曲家としても優れた名曲を書いているのは周知の通りですね。特に音楽教育を受けていたわけではありませんが、ひらめきで作ったその調べは実に美しいものです

チャップリンの名曲を演奏している楽団はミシェル・ビラール楽団など数多くありますが、中でもこのリビング・ストリングスの演奏は秀逸です。キラキラ輝くストリングスは、どこかカラベリに通じるものを感じさせます

リビング・ストリングスはイギリスの楽団でその正体ははっきりしてませんが、このアルバムだけではなく、他にも何枚かアルバムを発表しています。その多くは海外で出ていることもあり、CDも出ていないので、あまりお馴染みではないかも知れませんが、タイトなリズムと美しいオーケストレーションには思わず聞き惚れてしまいます

このアルバムのベスト・トラックは「マンドリン・セレナーデ」だと思いますね

「マンドリン・セレナーデ」
「スマイル」

撮影はしていませんが、ご禁制のアツミゲシが生えていたのを見つけてしまいました!
もちろん通報済ですよ✌️
でも咲いている花には罪はないのですけどね🌸

それではまた次回お目にかかりましょう(=^ェ^=)♪🍀