「モダン・タイムス」(1938年 アメリカ)
チャールズ・チャップリンが監督・制作・作曲・主演を務め、機械文明と資本主義社会を痛烈に風刺した名作映画。
Moden Times
監督:チャールズ・チャップリン
音楽:チャールズ・チャップリン
編曲:エドワード・パウエル、デヴィッド・ラクシン
指揮:アルフレッド・ニューマン
出演:チャールズ・チャップリン、ポーレット・ゴダード、ヘンリー・バーグマン、チェスター・コンクリン
チャールズ・チャップリンが監督・制作・作曲・主演を務め、機械文明と資本主義社会を痛烈に風刺した名作映画。
初めて劇中で歌ったユーモラスな「ティティナ」、ラストシーンで流れる「スマイル」は、とても優しい感じの甘い調べです。
チャップリンは正規の音楽教育こそ受けていませんが、メロディ-メーカーとしては素晴らしい才能を持ち、「スマイル」(「モダン・タイムス」)や「マンドリン・セレナーデ」(「ニューヨークの王様」)、「テリーのテーマ」(「ライム・ライト」)などは、今も多くのアーティストによって歌われたり、演奏されているエバー・グリーンです。
編曲をエドワード・パウエルとデヴィッド・ラクシンが手がけて、指揮は20世紀フォックス音楽部のボス、アルフレッド・ニューマンがやっております。
このアルフレッド・ニューマンは多くの映画音楽を担当。自身の作品のほか、デヴィッド・ラクシンの「ローラ殺人事件」やこの「モダン・タイムス」などでタクトを振り、そして大酒飲みでヘビースモーカー。大の人情家としても知られる、親分肌の音楽家としても知られてます。
それだはどうぞ。「モダン・タイムス」。
九月も半ばに入りました。まだ少し暑いものの、いよいよ過ごしやすくなるのでは。それでは次回、お会いしましょう!