ちょっぴり腐女子な、つれづれ愚痴日記

 ぐだぐたな日々を愚痴りつつ、のんびり綴っています。気が向いたときに更新。

ブルートレイン・はやぶさ。明日が最後。

2009年03月12日 | 日記

  明日の午後3時ぐらいに、ブルートレイン(寝台特急)・はやぶさ、熊本~東京の最終便が熊本駅を出発します。

 これで九州と本州を結ぶ寝台特急はなくなります。寂しいですね。今、Lunaの住んでいる近くで九州新幹線の工事が着々と進んでいるのですが、やっぱり寝台特急(と言うか…。)には何ともいえない郷愁があります。私にとって、ブルートレイン・はやぶさは生まれ故郷の茨城と熊本を結ぶたった一つのルートでした。

 あれに乗れば、おじいさんに会える。幼い頃は「はやぶさ」に乗るのが楽しみでした。

 熊本に来てからは、あれに乗れば、故郷に帰れる。と、はやぶさを見るたびに思いました。数年前、関空からパリに行くため、福岡に夜着くよう特急「つばめ」を待っていたら、すぐ隣のホームに、「はやぶさ」が入って来ました。思わず、かぶり付きで写真を撮りまくり、遅れて着いた友人に「つばめ」が発車するとたしなめられました。

 これに乗れば、故郷に帰れる。

 今は飛行機も新幹線もあって、あっという間に東京だって、北海道だって行けるのに…。あのときの私はパリよりも、故郷へと走る「はやぶさ」に乗りたかったです。そんな不思議な気持ちになるブルートレイン・はやぶさ。

 もう二度と見られないのかと思うと、寂しいと言うより悲しいです。(これ書きながら、泣いている自分って何?です)

 電車(列車)って、不思議な存在だと思うのは、私だけでしょうか? 乗ってしまうと、博多まで遠いとか。鹿児島、新幹線ですぐじゃんと思うくせに…。

 明日は仕事で見送りに行けないので、できたら明後日、東京から熊本に来る下り最終便を熊本駅まで見に行こうかと考えています。もちろん、カメラも持ってね。でも、天気が雨なんだよねぇ。

 でも、私は新幹線で関門海底トンネルを抜けると、無性に不安になるのも事実で、九州は私にとってやっぱり大切な場所のようです。