最近、本を読んでないなぁ。と思いつつ、年末に、卓上カレンダーをAmazonに注文するついでに、何冊か購入しました。
で、「ルイ16世に転生してしまった俺は フランス革命を全力で阻止して アントワネットと末永くお幸せに暮らしたい」1巻です。
タイトル長過ぎ。これ、ウェブ小説みたいですけど、読者の評価が高かったのと、面白かったので、買ってみました。ページが全部で309。文字は小さい。なので、ものすごい量の文字がありました。
でも、面白かった。資料集めが大変だったろうなぁと思うぐらい、よく調べてあって、「へぇ」と思うことも多々。
以前、パリに行ったとき、フランスの歴史の本の英語版を探していたら、店員さんに、「中世とフランス革命はフランスのブラック歴史」と言われたのを思い出しました。どこの国も、そんなものでしょと思ったけれど、フランス革命で殺された無実らしい人の数は、数万とも言われているらしい。そりゃ、ブラックだわ。
ルイ16世をギロチンに送ったロベスピエールもサンジェストも、結局はギロチンだし…。なんかねぇ、因果応報って言葉を思い出しました。まじで。
で、フランスの歴代国王や王妃って、幸せな人生を送った人って居ないんじゃないの? それに比べれば、英国はそれなりに平和だったような。
ルイ14世も幼少時に両親は亡くなるし、ルイ15世は確か孫?だった(この辺、あやふやでごめんなさい)。そして、ルイ15世の孫がルイ16世でしょ。なので、幼少時はみんな大変そうなフランス国王。あのアンリ4世だって王位に付くまでは色々あったようだし(このへんもうやむや…)。でもって、暗殺でしょう。フランス国王、暗殺多くない?
それに比べて、イングランドなんて、何とか革命(探す気もなくてごめん)でチャールズ2世が処刑されたような。で、彼を処刑したクロムウェル(多分)は、チャールズ2世の息子に墓を掘られたか、処刑されて(ここもうやむやでごめん)遺体がずっとどこかに下げられていたとか。(それぐらい父ちゃんを殺した人に息子は恨みを持っていたってこと) あと英国でよく言われるのは、リチャード3世に殺された?の2人の王子とスコットランド女王メアリー・スチュアートの悲劇。
フランスの悲劇の王族って探すと、めっちゃ多いのでは? なので、この本どうなるのか楽しみです。
ウェブで連載されているようですが、2巻の発行が待ち遠しい。
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