一歳児の優しさ

　夕方アパートの前で遊んでいると、三歳・幼稚園・小学校の三姉妹が遊びに来ました。
　最初は娘と距離をとっていた三姉妹ですが、娘が勝手に近付いて行ってしまうのでなんとなく一緒に遊ぶことに。
　そして下の二人がかけっこをしたときに、幼稚園の子が見事に顔面からすっ転んでしまいました。おでこを打って更にすりむき、ひざも怪我をしています。
　大泣きしている子の様子を見いくと、娘も近付いてきました。そしてなんと、怪我をしているおでこを撫でようとするのです！
　一歳四ヶ月でも、こんなことが出来るんだ！
　思わず感心しかけたわたしですが、そういう問題じゃないです。怪我をしているところを触ったら痛いですから、娘には手を出さないように注意。
　すると娘は泣きじゃくる女の子の背中に回り、ぽんぽんと叩きながら「たいねー、たいねー（痛いねー、痛いねー）」と何度も言っているではないですか。

　子供の発達って、本当にすごいですね。
　一歳四ヶ月でも、ちゃんとと他人を労われるとは。
　子供＆人間のすごさを、実感したのでした。