レマン湖畔の村 ルットリーの柿…2020版
先日、いつもの散歩道ゆくと、例年のごとく…というか、いつもより沢山『柿』がなっていて、例年のごとく誰も採らない…のを私は、不思議がった。
だいたい、フランス語圏のスイス人も『柿』のことを『Kaki』と発音するのが、そもそも不思議だ。
で、2日前の火曜日は相方ニコルの日本語会話レッスンの日であった。隔週ぐらいでフランスに住んでいる40代の日本人女性にスカイプで
一時間日本語を習っている…。レッスンが済んだ午後6時すぎ、
『レッスンはどうだった?』と聞くと、 『うん、まぁ、まぁ・・・』とお茶をにごすような返事なので追求すると・・・
『いつものように、俳句を日本語で読んで、それを先生に解説してもらいながら日本語を話すんだけど…、なんか先生がハッキリしないのよ…』
『どんな俳句だったの?』と私が聞くと、相方はその俳句を書いてあるフランス語の本『Ryokan』、つまり良寛の俳句や短歌を日本語とフランス語
で書いてある本を持ってきて、その日先生と一緒に読んだ俳句を見せてくれた。
それは、『 柿もぎの きん玉寒し 秋の風 』・・・と、1ページ全面に書いてあった。
次のベージも 『屋根引きの 金玉しほむ 秋の風 』・・・であった。 私は一瞬、絶句したあと、腹を抱えて笑ったのだ・・・。
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