拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

 アルプスへの旅

2012年07月24日 | ヨーロッパの風
  タイトルに 勝負を賭けている自分としても やはり ちょっと大袈裟なタイトルかなぁ~。

  電車とバスで 2時間足らずで行ける エボレンという アルプスの麓にある村に 一泊二日の旅だったが 
  結果として 今日の午後 二人共くたくたになって 帰宅した。

  この旅を計画?したのは 相方のニコルで冬と春の 計二回 エボレンに行って エラく気に入ったようで
  是非一緒に行こう・・・ということになった。話によると 散步道がたくさんあって ほとんど平坦な道なので
  登山靴など不要といいながら 出発の日の朝 スポーッショップに行って バーゲンで散歩に適する軽いシューズ
  が欲しいと言うことで そこから同伴したが、 ボクまでも 半額のハイキングシューズを買うはめになってしまった。 

  二人共 新品のシューズで 出かけたわけであるが (山を舐めている行為であるので 真似をしないように。)
  電車からパスを乗り継いで 予約した一泊一人5000円朝食付の安宿に荷物を置き せっかちな二人は
  ニコルの友人が薦めたという 山の上の湖を早速 訪ねることにした。

  地図も持たない 山を舐めた二人は 村人に行き方を教えてもらい 約1時間半の 散歩に出かけた。

  氷河が溶けて 石灰分を沢山含んだ白っぽい流れの川を渡り 山道に入った。天気は良すぎて暑いぐらいで
  あったが 時折林に入ったりして山の空気の爽やかさを まさに何年かぶりぐらいでボクは味わっていた。

  エボレンは 4つ東にある谷間 ツエルマットと比べると観光客が ほとんど無いと言っていいくらい
  人が少ない村で 行き交う人もほとんどなかつた。 しかし 山道は何故か いろは坂状に 急斜面をどんどん
  登りになってきた。最初は 花がキ・レ・イ ね! などと言っていた 相方が 肩で息をするようになり
  「ちょっと まって き、き、休憩・・」などと言い出してきた。相方が聞いていた話とだいぶ違い 斜面は
  結構急で いつも6階のアパートで鍛えているボクですら きつ~い と思い始めてきた。

                     兎に角二人共 汗だくになって林の山道を抜けて この標識のところまで到達!
                      

  この標識のところから 15分ぐらい登った所に 相方が目指していた 茶店があった。(湖を目指していたんじゃないのか?)

           
  このところ運動不足の 相方は トマトのように 真っ赤になった顔を ほころばせ 早速 ミネラル・ウオーターを 注文。
  山をすっかり 舐めていたボクは 着替えの T-シャツを 持ってくるのを忘れていて 汗だくのシャツを 陽で乾かす。

  こんなきつ~い 登りだとは!    相方いわく 「茶店が なければ 登らないわよ・・・。」
  ここの店主は 相方の友だちの友だち と言うことで 相方は 店主の おばさんと話が弾んでいた。
  
  見返りの景色は ご覧のように 素晴らしい ・・・かった。
 
  山を降り 村の レストラン の  名物 ラックレット は 美味すぎた。
  安宿の 寝るとヘコむベッドに よく眠れなかった。(山を舐めたら あかん・・・。)
  

  
  

  


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