拈華微笑 ネンゲ・ミショウ

我が琴線に触れる 森羅万象を
写・文で日記す。

初夏の黒色散歩

2013年07月06日 | ヨーロッパの風
  金曜夕食後、いつもはネット界にサッサと 入るのであるが やっと定着しそうな初夏の さわやかな夕暮れ と 相方の散歩モード周波を読み取ったボクは
  彼女が さっき ふともらした ローザンヌ市企画の 散歩プログラムとやらに 出かけましょうか・・・となった。

  21時大聖堂前集合に集まった24、5人に 声をかけてきた40代の首に赤いフラーをかけたマダムが 今夜の散歩ガイドであった。

      
           ヨーロッパ7シリーズ 〈自転車のある風景〉ローザンヌ大聖堂裏にて

  いつもの如く なんの前知識もなく参加している僕らは 今日の散歩のメインテーマは 「黒色」・・・ということが 彼女の話を聞いていて
  わかってきた。 ⬆⬆の写真は 大聖堂裏で20分ほどの 黒色散步イントロダクションで ヨーロッパの歴史の中で黒という色がどのような
  意味を持っていたのか? ・・・そんなあたりから話は始まったが、場所が場所だけに じつにヨーロッパ中世風味たっぷりであった。
  
  ボクは意外な 話の展開と 彼女の「仏語」が 信じられないくらい 脳インするので 夢中になって話をきいた。

  黒色散歩は目的地までに 途中三回階段などに 腰を掛けてマダムのガイドに耳を傾けるのであった。

  ニュートンが “ プリズム ” を使って 光の研究をした話は 特に印象に残った。
  「プリズム」と云えば 今世界中を沸かせている 元CIA職員 Mr,スノーデン氏 を思い浮かべたけど、なんか今夜その話を聞くのは 面白い縁を感じさせた。

      

  さて、今夜のメインイベントは この「暗闇のコーラス」であったか。
  写真中ほど 少し紫色の塔は 大聖堂の塔で 我々はあそこから この高台まで 黒色散歩して いま ラテン語による合唱を ボクは聞いていた・・・

   


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