昨今の都知事選や、一連の米大統領選挙にまつわる出来事をみるにつけ、馬骨仮装(仮想に非ず)論の『仮装劇・・・』感を強め、
不安がつのる中、『世間虚仮・唯仏是真』と言った6世紀の人、聖徳太子の言葉をたまたま見出した。
我々が『マトリックス!』と騒ぎ立てる遥か昔に、『世間虚仮』・・・と喝破した人物がいたんだなぁ〜・・・と感慨深い。
こういった人物が、日本文化の根幹を始動させたのかと思うと、これまで私の視野になかった『聖徳太子』という人がぐっと身近に感じたりして。
彼はまた『和を以て貴しとなす…』と、曰(尊敬語・のたま)ったと言うから、まさに仏性というものを芯から磨き上げた人であったか・・・。
今年、2024年という年は、世界各地で『首長』を選出する年であるが、
世で騒がれている『AI』以上に人間的に真に優れた人物が視覚化されない事が悲しくも恐ろしい。
それこそ人々を導く『道』という字に『般若智』を備えた『首』を持つリーダー、
『世間虚仮・唯仏是真』と喝破する人物の出現を願う今日此頃。
『 やがて死ぬ けしきは見えず 蝉の声 コタツですする 一人夜のラーメン 』という芭蕉との合作短歌
それにふわわしい(?)若き日の馬骨の写真を探した結果これが出てきた図
(蝉に対比するコタツの季語を持ち出したが、写真では上半身ハダカでタオルを首に巻いている・・・まさに『世間虚仮』の図)
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