先日、我らの第4散歩コース…電車で26分+徒歩30分の中世のゴシック教会で有名?な『ゴマモチエ』という地名の
小さな村にて彫刻展示をやっている。
義母の知っているアーティストとのことで是非見に行って、『私からよろしくと言っていたと言って頂戴ね』・・・と頼まれていた展示会だ。
案内の写真を見ると、私好みの作品のようで是非観たいと思っていたExpoだった。
『ドラゴンとダンス』・・・というタイトルの像 粘土で塑像して窯で焼いた作品。高さ50cmぐらいで、私のお気に入り作品、金があったら買いたかった。
『丹電力』が表す私がイメージするシンボルマークは『🌀』渦巻である・・・(昔から)であるから、この作品はまさに二人の丹電が合致した姿であった。
やはり、誰でも結局、おなじイメージに行き着くのだ・・・と妙な感動をした。
『L'homme antenne』というタイトルで『受発信する人』・・・という意味になるだろうか。
彼の創る作品の男女どれであっても、素晴らしく『丹田』が堂々と生き生きと表現されていて、西洋人も『丹電力』を掘り下げているのだ…と感動。
Galerie de La Grange Rte de Vaulion 52 Romainmôtier
( Jusqu'au 03 Octobre) Sentiers de terre Jean-Marie Borgeaud
義母の知人…とのことで、もっと年配の人かと思っていたが、私より2年若い67歳、Jean-Marie Borgeaud(ボルジョウド)氏。
本当に気さくな人で、つい人見知りする私もすぐ打ち解けた。この作品、顔はアジア人、横から見ると見事な丹田腹になっていた。
昔、日本人から野口体操を習ったそうだ。ヨーロッパからインドの間の国々をたくさん旅をしてそういった国々の彫刻の影響を受けているという。
スイスで有名な旅行作家ニコラ・ブービエの本を読んだらしく、松尾芭蕉の『芭蕉』はバナナの木から由来している・・・と私に言うので
その談義に一花咲いてしまった。バナナは戦後の人々の間でも羨望の果物であったはずで、江戸時代にバナナなど在ったはずが無い…と主張したのだが
彼、ジョンマリーはいや、ニコラ・ブービエがそう書いているのだから・・・となかなか譲らない。 愉快な一日であった。
近くで見てみたいです。
うちの庭に
芭蕉の木があります。
今、住んでいる家は
江戸時代後期に建てられた家で
その頃から芭蕉の木があったかどうかはわかりません。
でも
芭蕉の木になる実は
とてもとても
バナナに似ています。
ちょっとネットで検索したところによれば、松尾芭蕉さんのお庭に
芭蕉の木が植えられていたよう、と書いてありました。
「芭蕉布」は500年前から
織られていた、と書いてありました。
実はバナナに似ていても食べられないと書いてありました。
うちでも食べたことはありません。