今回はこの間日記に書きました、5歳の女の子について紹介します。
この子の症状は、この子のお兄ちゃんと同じ足の痛みでの来院でした。
この女の子はいつも活発で、スポーツも好きでバレエと体操を習っていました。
あいにく来院時には、風邪をひいてマスクをしていました。
しゃべり方も少しこもっていて、見た目は周りに気を使う子どもに見えました。
元気で活発な子どもほどその反面、周りに気を使い、心はきめ細やかなのでストレスに弱い子どもが多いようです。
この女の子もそのような感じました。
まずはうつ伏せでベッドに寝かせ、背部をみていくと、首の付け根と肩まわり、仙骨に強い硬縮がありました。
下肢にあった張りは、風邪の為であると思われ、それよりも頸と仙骨に重点を置き、軽い力でシナジーマッサージをしました。
すると女の子は気持ちよさそうにし、体から力が抜けていきました。
その後、私の手と、女の子の体が共鳴したので、5分くらいで体が完全にゆるみました。
後は、頸の付け根と仙骨の硬縮だけです。
子どもの体は小さいので、カイロベッドを使っては矯正が出来ないので…
私の膝の上にうつ伏せにして体を乗せ、仙骨を手のひらでやさしく押圧しました。
その後上向きに寝かせ、頚椎を触診していくと、変位を見つけました。
カイロプラクティックのリスティングで言うと環椎のASRAと呼ばれている変位でした。
しかし、首の出来ていない子どもに大人と同じアジャスト(矯正)は仙骨のときと同様出来ないので…
手のひらでやさしく椎体の間を広げるように動かし整復しました。
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