逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

日韓軍事情共有と金正日暗殺映画、CIAの拷問と世田谷事件

2014年12月30日 | 東アジア共同体

          (お父さんこわいよ!何か来るよ、大勢でお父さんを殺しに来るよ!)


『2014年12月29日、日韓軍事情報共有密約の締結』

2年前の2012年に日韓軍事情報包括保護協定GSOMIA条約締結の数時間前に野党側に発覚して韓国側の防衛大臣の首がとんだが、今回いわくつきの日韓軍事情報共有協定が、12月29日にとうとう締結された。
正式な協定(条約)なら国会での審議や議決が必要なのですがパク・クネ政権は姑息な裏技を使い、安倍晋三の真似をして閣議決定だけでよい『取り決め(覚書、申し合わせ)である』として通してしまう。
日本の集団的自衛権の閣議決定の日付が7月1日なので安倍晋三の方が逆に韓国のパク・クネ政権の真似した可能性の方が高い。(日韓どちらもアメリカからの圧力に屈した結果にすぎない)
そもそも韓国軍創設の目的とは日本軍の再侵略阻止が大義名分なのですから、韓国軍と日本の自衛隊の軍事情報共有(
軍事情報包括保護協定)は韓国の国民から猛反発が出ても当然なのですが、この状態は極東米軍(アメリカ太平洋軍)としては都合が悪過ぎるのである。

今回もアメリカ主導で無理やり嫌がる韓国側を押し切った模様である。
今回の画期的な日韓軍事情報共有協定ですが、
 ウォール・ストリート・ジャーナルや韓国紙は大きく報じるが何故か日本国内では扱いが小さい。マスコミですがウェッブ上には情報が有るがテレビニュースや紙の紙面では扱いたくないらしいのである。

 『日米韓三国、北朝鮮の核・ミサイル情報共有へ』

韓国紙によると、26日韓国の白承周(ペク・スンジュ)国防部次官と、米国のロバート・ウォーク国防副長官、日本の西正典・防衛事務次官が、29日に『取り決め』として韓米日3カ国間で軍事情報関連共有が締結されると公式発表される。。今回初めての日韓の軍事『取り決め』は条約・協定よりも低ランクのもので、政府機関同士で締結し、国会の同意は必要としない。
『軍事情報全般ではなく、北朝鮮の核・ミサイル限定』だとか、日韓両国が直接ではなく『必ず米国を通して』と、限定的であることを強調しているが、『たとえ直接的ではないとしてもミサイル防衛(MD)システムに活用され、韓米日の3カ国MDおよび安全保障同盟(極東版のNATO)になりかねない』。
すぐさま中国が反応して、華春瑩報道官は『・・・平和と安定の維持に資することを行うよう望む。その逆になってはならない』と釘を刺す。
米国は北東アジア戦略として米日韓3カ国の安全保障同盟を望んできた。李明博(イ・ミョンバク)政権時代の2012年に韓日秘密情報保護協定(GSOMIA)が推進されたのも同じ流れ。
2年前にGSOMIAが失敗した後も、現在の朴槿恵(パク・クンヘ)政権になってからも米国の要求は止まらず、昨年末、韓国大統領府(青瓦台)国家安保室は、苦心の末に、米国を含む3カ国間の情報共有に関する了解覚書(MOU)という抜き道を考えつく。

『小さく生んで大きく育てる(東アジア版ミニNATO)』

今年5月韓国の金寛鎮(キム・グァンジン)国防大臣、小野寺 五典防衛相、ヘーゲル国防長官はシンガポールで3カ国国防トップ会談を行いその後実務協議が続いていた。

『韓国が提供する情報の方が、日本から得られる情報よりも多いのでは』との指摘に対し、『日本は偵察衛星6基、P3C哨戒機100機など韓国よりも多くの情報収集手段を持っており、韓国が得る情報も少なくない』。
情報を伝達する方法には、選別的な情報伝達が可能なオフライン方式のほか、コントロールが難しいオンライン方式も使用される。
現在、韓国軍の合同参謀本部と韓米連合司令部(在韓米軍)、連合司令部と米太平洋軍司令部の間に、リアルタイムで情報を共有するC4I(指揮統制)システムを構築している。
日米も同じで、北朝鮮のミサイルの脅威を理由にMDシステムを共同構築しており、在日米軍司令部と自衛隊の間にもリアルタイムの情報共有システムが作られている。
それなら今回の日米韓がアメリカを仲介して情報を共有するとの話は胡散臭い。(それでは今までと同じである)
色々な小細工で隠しているが実体は、2年前に頓挫した(アメリカ軍が主導する)日米韓のGSOMIAで有ることは間違いないであろう。
半年前の2014年7月1日の安倍晋三首相の『集団的自衛権の閣議決定』ですが、そもそも集団的自衛権云々とは、NATOの様な集団安保条約を指していて、日本国内の安倍晋三とかマスコミで論議されている能天気な『日本の自衛隊がアメリカ軍を守る』などのとは根本的に次元が違っている話である。

『歴代アメリカ政府によるキューバのカストロ暗殺計画』 


オバマ大統領は初当選時の公約の通りに半世紀にも及ぶキューバ封鎖を停止すると発表したが、アメリカによる対キューバ叩きは経済封鎖だけではない。
日本版CIAの外務省国際情報局長だった孫崎享はツイッターで、
今日の米国政治漫画、米キューバ関係、  オバマ大統領、写真を示し『キューバでは政治犯が起訴なしに拷問され殺害されている』と抗議。
キューバ側『大統領閣下、それはキューバでの米軍キャンプ・ガンタナモ収容所の話でございます』。
カストロ兄弟と米国11人の大統領。各々の米国大統領時代には暗殺計画を含め、カストロ大統領に対して様々な工作。
この漫画を読み解くには米・キューバ関係の大変な知識がいる。私には出来ない。それだけの高いレベルの作品。作家はベルリン在住
(オバマ大統領のキューバ封鎖の解除が発表される直前に、米議会上院によるCIAによる拉致や拷問の調査報告書の一部が暴露されている。今回のキューバとの国交正常化とCIAの拷問の暴露の両者は連動していたと思われる)

『とうとう1億総ネットウョ化する』極限まで右傾化した日本の不幸

朝鮮日報が韓国旅客船セオゥル号沈没時の大統領の所在が数時間不明であると伝えたことに便乗して、頭が空っぽで目が節穴のネットウョの総本山である産経新聞の加藤ソウル支局長が、御丁寧にも実名で男女の密会だと日本語のネット記事を書いたからたまらない。
事実に反するセクハラ誤報は『名誉毀損である』として検察当局によって加藤容疑者は在宅起訴されてしまう。
例え明らかなプライバシーの侵害でも相手が政治家の場合には公益を理由に罰せられないが、事実誤認なら『言論の自由』には当て嵌まらないのである。
加藤容疑者自身が『記事の間違い』(セクハラ誤報)を認めているのに、逆に日本国内のマスコミは全員が『報道の自由の侵害』を大合唱するさまは異様である。
日本を代表する一流新聞(産経)のセクハラ誤報の次が、日本を代表する超一流企業のソニーによる実名でのテロ映画とは恐れ入る。( これ以上の日本国の名誉を貶める国辱行為もない)
産経新聞の加藤容疑者ですが、密会相手の男性の具体的な実名を書いてしまったので在宅起訴されたのです。
産経新聞ですが、 (少しでも知性や大人の常識があれば実名を出さないが)これでは起訴されて当然である。弁解の余地が無い。

『一見似ているが、まったく次元が違っている(虚構と現実の区別がつかないネットウョ症候群)』

アメリカ大統領の暗殺を描いた娯楽映画など数知れないほど存在するが、しかし当たり前ですが具体的に実在の『実名』を出していない。『バラク・オバマを殺す』内容では無いのである。 (このような場合には、それらしい名前を創作して、フィクションであることを印象付ける)
大人の一般常識として、日本でもアメリカでも世界中どこでも同じで、たとえ映画や小説などフィクションの世界でも『実名』を書けば(内容が不適当なら)当然訴えられる。
最近、日本の女性タレントのサイトに『貴方。殺します』との書き込みをした常識を知らない派遣社員のお馬鹿な女が逮捕されている。
小学生か幼稚園児でもあるまいし。
大人であれば、ネットで殺害被害者の実名を出して殺害を予告すれば、それは『冗談でした』、『書いただけで殺害を実行する心算は無かった』では通じないのです。
ところが、同じことをソニーがやっちゃった。
我が日本国では、虚構と現実の区別がつかない落ちこぼれの低脳フリーターと、日本を代表する超一流企業のソニーが『同一の思考レベル』だったのですから救いようがない。まさに一億総ネットウョ症候群である。

『オーロラ事件の顛末を報じない日本のマスコミの意識的怠慢(サボタージュ、あるいは悪質なプロパガンダ』

北朝鮮の国家元首の実名を出したテロ映画に対して制作会社にサイバー攻撃が行われて、アメリカのFBIが『北朝鮮に責任がある』と発表すると、日本国内では一斉に『アメリカが北朝鮮の犯行と断定した』と一言一句同じ言葉で大合唱する。
もう無茶苦茶。(日本国の場合には、報道では無くて挙国一致の大本営発表である)
FBIですが一言も『サイバー攻撃の犯人は北朝鮮だ』とは特定していない。特定したように見せかけているだけなのです。
今回のサイバー攻撃に北朝鮮製のウイルスに似たものが使われていたので、アメリカのFBIが『北朝鮮に責任がある』と発表する。
そもそも、これ等のサイバー攻撃ではあらかじめウイルス感染して乗っ取られた無関係なコンピューターを使用するものであり、いくらFBIでも犯人の特定には無理が有る。
このサイバー攻撃ですが、時期的に日韓の
GSOMIA)軍事情報包括保護協定と関係しているか、半世紀ぶりのキューバ封鎖の解除と関連している可能性が高い。
ニワトリの頭程度の『一手先の読み』ならサイバー攻撃は『北朝鮮で決まり』だが、3手先の読みなら逆に北朝鮮よりもCIAなどアメリカ政府関係で有る可能性の方が高い。
(今回のサイバー攻撃では北朝鮮はアメリカに共同調査を提案しているが、5年前の韓国軍哨戒艦天安沈没の顛末と同じ方向である)

『うっかりアメリカのタブー「CIAの拷問や殺害」場面を描いてしまった映画バットマン最終作』

映画の冒頭場面でCIAの拷問や暗殺を描いたバットマンの最終作ダークナイト・ライジングの公開日初日(プレミア上映)に起きたオーロラ事件を日本のマスコミは絶対に報じないので、配給会社や大手映画館チェーンなど関係者全員が即座に放映を取りやめた理由が日本人には分からないのである。

2年前のオーロラ事件は、この種のアメリカの無差別銃撃テロとしては最大の70人の死傷者を出しているので(類似点があり過ぎるので)口に出さなくともアメリカ人なら誰でも知っている。
対照的に日本国内では報道が無いので、誰も知らないので訳が判らない。
関係が有るのか単なる偶然の一致かは不明だが、バットマンの最終作ダークナイト・ライジングが最近日本でもテレビ放映されている。(産経新聞系の日本テレビ金曜ロードショウとして2週間前の12月12日地上波としては初めて放映されている)

『14年間少しも動かなかったのに、』

唐突に動き出した世田谷一家皆殺し事件の怪。
2000年のミレニアムの大晦日に起きた、日本の首都東京のど真ん中での前代未聞の凶悪事件ですが、犯人の指紋からDNAに至るまで山ほどの証拠類が残っているのだが迷宮入りしていた。ところが、14年ぶりに突如動き出したから不思議である。
今までの警察発表では犯人は身長175センチで腰回りが82センチの屈強な男性。特徴的だったのは足のサイズが28センチもあり日本人では有り得ない大きさ。
しかもDNAの解析から南欧系の白人の可能性が高いとされている。香水を常用していたことからも欧米人で有る可能性が極めて高い。(体臭の薄い日本人男性ではオーデコロンの使用はあっても、普通は香水を使用しない)
極めつけは警察が丹念に集めた『物証』である。
犯行現場に残していった衣服からは軍用の洗剤と共に、韓国と横須賀や厚木のある神奈川県三浦半島とアメリカネバダ州モハーベ砂漠の砂が見つかっており、この三箇所を最近訪れていると発表している。
(日本の警察としては犯人を特定しているのだが、相手が悪すぎて捕まえられないのである)
今までの日本の警察発表ですが総合すると、これでは『犯人は米兵(特殊部隊隊員)である』と断定しいるのと、ほぼ同じなのです。
ところが、なんとも悔しいが米軍基地は治外法権で手も足も出ない。
推理小説作家森村誠一のベストセラーで、自衛隊(特殊部隊)の山中でのサバイバル訓練に巻き込まれた東北の寒村での大量虐殺事件を描いた角川映画の『野生の証明』と同じ種類の大量殺人事件が東京都内で起きてしまったのである。

『アメリカの対テロ戦争と連動している日本の世田谷事件』

歴史的なアイゼンハワー大統領の『軍産複合体』退任演説にあるように、アメリカにとっての戦争とは日本国の無駄に大きい箱物造りと同じで『公共事業』なのである。ところが1991年のソ連崩壊で唐突に冷戦が終わってしまい、米軍や軍事産業の大リストラが起きてしまうのです。
突然の冷戦崩壊でのアメリカの軍産複合体の失業対策(失対事業としての公共工事)として考え出されたのが、9・11から始まるブッシュ大統領の絶対に終わらない永久戦争(対テロ戦争)だった。
アメリカ軍による『終わらない対テロ戦争』開始は、日本の世田谷事件が起きた翌年の2011年だった。(対テロ戦争は決して9・11から始まったものでは無く、それ以前から密かに開始されていた)
そして今年の2014年12月末で、最後のアフガニスタンから撤兵してアメリカの対テロ戦争を終わらせるとオバマ大統領が宣言する。
ところが今回、何故か14年後に事件の解決とは別の方向に動きだしたが、7月1日の安倍晋三の集団自衛権とか今回の12月29日のGSOMIAなどの(米軍主導の)煙な臭い危険な動きと連動しているのでしょう。

 


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12 コメント

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作家はベルリン在住。 (現田石)
2014-12-29 15:04:54
現田石です。
さっそく、日本やアメリカのマンガよりレベルの高い漫画を
見に行きました。
http://www.cagle.com/2014/12/castro-brothers-and-11-presidents/
やはり、画像の力ですね。11枚目のObamaの手の意味ぐらいは私にもわかります。
レベルの高い漫画の紹介ありがとうございます。
返信する
確かに…! (十澄)
2014-12-30 10:01:46
素直に考えれば、それら地域に足を踏み入れている米兵、てことになりますよね。
アイスを「カップを潰すように」ムシャムシャ喰い散らしたというのもアメリカ人っぽい。
「軍隊経験のある韓国人説」
「公園にたむろするチンピラとのトラブル説」
などなどあって惑わされてきましたが、なんでこれに気づかなかったかな…!
俺などは比較的軍隊とか軍人に疑問を抱いているほうだと思いますが、それでも
「軍人、まして米軍人が日本人をやるわけがない」
と暗に思い込んできたということでしょうか…不覚。

でも、本当に犯人逮捕できないんでしょうかね?
在日基地から転属したら、もしくは軍をやめた時に、できないのでしょうか。
あまりにも、あんまりだ。
返信する
戦後70年・核回廊を歩く:イラン編 (宗純)
2014-12-30 14:38:47
現田石さん、コメント有難う御座います。

毎日新聞で連載されている 【戦後70年・核回廊を歩く】のなかでも、最近始まったイラン編の今日(12月30日)の記事では現職閣僚が暗殺されかかったとか、イランの科学者が4人もCIAかイスラエルのモサドかは不明だが暗殺されたことが書かれている。
アメリカが今まで世界の要人を暗殺してきたのは公然の秘密であり、無条件でアメリカの正義を信じているのは日本人ばかりの特殊事情。
鳩山由紀夫の例の、『調べれば調べるほど云々』との腹立たしい発言(裏切り)ですが、
何と、この 【戦後70年・核回廊を歩く】:イラン編の冒頭に、裏の事情が書いてあったのです。
日本政府の鳩山首相とか岡田外務大臣は、イランの保有する低濃縮ウランを引き取って、日本で商業用に加工してイランに戻すことで、平和利用するとの方針で交渉したが、これがアメリカのトラの尻尾を踏んだらしいのです。
日本のマスコミは辺野古の米軍基地問題だと擬装したが、実はアメリカの対イラン戦略の一環として鳩山由紀夫の首を取ったのです。
2010年には日本国は国連安保理の非常任理事国で、議長国でもあったことが日本の不幸を呼び込んだのですから、何が災難の原因になるか判らない。
返信する
昔のやしきたかじんの、そこまで言って委員会 (宗純)
2014-12-30 15:06:15
十澄さん、コメント有難うございます。

本人は『在日』なのに、逆に在日や左翼叩きの日本の愛国右翼を装っていた「やしきたかじん」が、まだ元気でタレントとして大活躍していた当時ですが、
『やしきたかじんの、そこまで言って委員会』で、常連のコメンティーターたちが、この世田谷事件を話し合っていたのですが、
『大統領が替わらないと。どうしようもない』と発言し、それ以外の出席者全員が、この発言に同意する場面がテレビで全国放映されていたのですが、
発言からは、『大統領が変わらないと』なのか、『大統領が替わらないと』なのかは不明だが、『政治がらみの難事件である』との認識では一致していたのです。
不真面目な右翼の放言番組である、このやしきたかじんの、そこまで言って委員会では、民主派の韓国大統領のノムヒョンは、罵倒とか軽蔑の対象であり普通は『呼び捨て』であり、『大統領』とは呼ばなかったのですよ。
全ての問題のカギはアメリカのブッシュ大統領だと、マスコミ関係なら全員が知っていたのです。
事件発生から14年ですが、少しも節目の時とはいえない、中途半端な日付なのに、マスコミとか警察とかが唐突に動き出したのが不気味である。
今年一杯でブッシュの始めた対テロ戦争が終了するとオバマ大統領が宣言しているのですが、
これと急に動き出した世田谷事件が関連していることは間違いありません。
警察ですが、もう無茶苦茶。解決する気がまったく無いのです。
今まで14年間の捜査情報を、突然書き換える動きに出ているのですが、
これは事件を有耶無耶にして誤魔化す(迷宮入りさせる)といっているのと同じですよ。
世田谷事件ですが、事件の発生から今までの間、一貫して一番不思議な動きをしているのが、実は警察なのです。
14年前の事件なのに、殺害現場は今でも非常線が張られたままで一般人の立ち入りを禁じて、警察官が常駐しているのですよ。
普通の刑事事件では絶対に有り得ない摩訶不思議な展開なのです。
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男は誰も皆、無口な兵士 (銀馬車)
2014-12-31 16:13:41
野性の証明を深夜に久々に観ました。内容は全く失念していたので、あっ、こんなのだったかな、と。。。

まあ内容はともかくとして、結局テーマは中野良子の言う「弱い者でも闘える(ネバー・ギブアップ)」でしょうか。。。

それにしても先日は他の原作ドラマもTV放映されてたみたいだし、この年末に私の中では、やたら「森村誠一」のワードが出て来るのですが、たまたまにしても何か変な感じです。。。
返信する
羊たちの沈黙 (宗純)
2015-01-02 11:09:45
銀馬車さん、コメント有難うございます。

金子勝 @masaru_kaneko 6 時間
平成天皇の「新年の感想」に、「大震災からは四度目の冬」に「放射能汚染」で「住んだ土地に戻れずにいる人々や仮設住宅で厳しい冬を過ごす人々もいまだ多いこと」を案じ、「満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学ぶ」こと「極めて大切」と述べ
平成天皇は「政治的」にならないように配慮しているものの、基本的人権と非戦の憲法にのっとり一番当たり前のことを言っている、こういう日本の現状はどうかしている。羊年だが、独裁者の暴走に対して「羊たちの沈黙」が一番いけないと思う。羊たちも声を出して鳴くのです。
10:52 - 2015年1月1日
保守の見本の様な亀井静香の発言内容が極左に見てたり、良き権威と伝統の守護者である天皇が左翼に見える日本の現状以上に、恐怖を感じるものは無いでしょう。
日本ですが極限まで来ています。
福島原発事故から4年目の冬を迎える、これ以上の恐怖も無い。
映画『野生の証明』では迷彩服に完全武装の特殊部隊隊員が、僻地の集落を襲うのですが、
対テロ戦争の予行演習らしい世田谷事件では、私服で非武装の工作員が素手で人を殺す訓練を行ったのですから恐ろしい。
本来はCIAの仕事である要人暗殺の訓練を、畑違いの米軍も出しゃばって行ったのでしょう。
警察発表ですが、基本的に無茶苦茶なのです。
三浦半島やモハーベ砂漠の砂と言うのも、これは無理。砂粒一つで地名が分かるなど、本来は不可能なのです。ましてや韓国とは地名では無くて国名ですよ。砂粒にハングルでも書いていいない限りは、場所の特定は絶対に無理なのです。
警察としては『韓国と三浦半島とモハーベ砂漠の米軍基地の3箇所』と発表したかった。
ところが、米軍基地はタブーなので怖くて発表できなかったので摩訶不思議な発表になったのです。砂粒は単なる口実ですね。警察は他の資料から米軍だと確信したのです。
映画で一番恐ろしい場面は矢張り羊たちの沈黙でしょう。
FBIの若い女性実習生の幼いときの記憶で、夜中に目か覚めると物音が聞こえる。少女は羊を殺している現場を目撃するのですが、殺される羊だけは悲鳴を上げるが、後に並んでいる後の羊たちは沈黙していて大人しく並んでいるのです。
これは恐ろしい。たぶん『羊たちの沈黙』とは、今の日本人の姿ですよ。
羊たちの沈黙に似た私の一番恐ろしい記憶ですが、まだ幼かった頃の話ですが目が覚めると母親とか上の兄弟が小さな声で何かを真剣に話しているらしいのです。
ところが、内容が尊属殺人は死刑になるから駄目だと父親殺しの相談をしていたのです。
当時ですが何しろ社会全体が悪過ぎる。この父親の存在自体が、当時は私たち家族の生存にとって深刻な脅威になっていたのですから父親殺しの話は到底冗談には聞こえない。しかも声をひそめて話し合っているのですから、尚更恐ろしいのです。
これは聞いてはいけないことを、間違って聞いているのだと子供心にも判るので、気がつかないように、そのままじっと動かず寝たふりをしている間に、小さな子供なので何時の間にか本当に寝てしまう。
翌日起きてから、果たして真実だったのか夢をみていただけなのか。疑問には思うが、恐ろしいので確かめる勇気が無いのです。
誰にも確かめなかった『疑問』ですが、大昔の幼い子供だった時のあの寝ながら聞いたの話ですが、未だに真実だったのか空想だったのか、真実は不明なのです、
返信する
知りませんでした (どろろ)
2015-01-02 20:09:04
世田谷事件の犯人が米兵らしいとは全然知りませんでした。
誰かが「電通から独立したからだ」と言っていたので、危ない情報を持ち出したのかと思っていました。
現場には大量の書類が散らかっていたといいますし、パソコンも調べていたようですし・・・・・
返信する
薄々、全員が真実を知っているのだが、 (宗純)
2015-01-03 14:31:12
どろろさん、コメント有難うございます。

この記事に対しては、頭が空っぽで目が節穴のネットウョの子供が意味不明の落書きを繰り返しているのですが、愉快ですね。
自分の子供も28センチだと主張するが、170センチで28センチの足の日本人は一人もいない。低脳ネットウュの誠君ですが、間違いなく外国人ですね。
左翼とは叩かれてなんぼのもので、この記事は大事な琴線(タブー?)に触れたようです。余程不都合なのでしょう。
『世田谷事件の犯人が米兵らしい』とは私の独自の見解では無くて警察の見解ですよ。
事件発生直後に警察が公開手配したのは腕が黒で胴体が白いパンダ模様のシャツなのです。この写真が日本国中のテレビで指名手配されたのですから、私は直ぐに捕まると予想した。
真冬にシャツ一枚の男が歩いていれば、誰でも『怪しい』と気がつきます。しかもデザインがパンダの配色なのですよ。目撃者が大勢出てくるので逃げ切れない。
ところが目撃者が一人もいない。当たり前なのです。真冬にシャツ一枚では寒すぎるのですよ。
犯人が捕まらないことが判明した後で警察がテレビで大々的に発表したのが、例の韓国と三浦半島とモハーベ砂漠の三題話なのですが、短期間で三箇所を訪れたとなれば、これでは誰でもが米軍兵士を連想する仕組みなのです。
(もちろんテレビとか新聞ではアメリカ兵など、一言も表に出さないが、少しの判断力があれば、誰もが連想して当然です。
今回のどろろさんのコメントを読んで、直ぐにWikipediaの世田谷事件を見に行って調べたら、
案の定、例の韓国と三浦半島とモハーベ砂漠の三題話が抜けている。
この三題話では、韓国と三浦半島とモハーベ砂漠の三つを並べるから、ネタが直ぐわかる仕組みなのですが、韓国を抜いているし、三浦半島とモハーベ砂漠は別々に書いているのですよ。
それにしても『韓国の砂』は誰が考えても駄目ですよね。だからウィキペディアから削除したのでしょうが、私のように覚えているものにとっては余計に確信が深まるばかりですよ。
警察ですが、たぶんパソコンの履歴から最初から米兵だと特定していたので、わざと間違いに誘導するようにパンダ色のシャツを指名手配して、時間を稼いで誤魔化したのでしょう。警察もマスコミ関係者も全員犯人を知っていたのですよ。
ところが14年目にパソコンが誤作動したなどと言い出したが、警察の態度が不思議すぎる。コンピュータのハードディスクを破壊しない限り、全ての記録は残っていて、間違う筈が無いのです。
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日本の大企業・好戦派とアメリカ国務省は戦争へと導く最低傑作を生み出した (鳩と共生)
2015-01-03 17:30:44
今回の北朝鮮の国家元首に対する侮辱・恫喝映画 

自由を盾にやりたい放題のアメリカのネオコンが牛耳っていると言われている国務省が映画製作に関わっている様です。

北ベトナム・ユーゴスラビア・アフガニスタン・イラク戦争やリビアやシリアのアラブの春の時の様に明確な証拠を示さずサイバー攻撃の犯人と決め付け経済制裁にも踏み切りましたがアメリカの戦争戦略に基づいている気がします。

アメリカは イランやシリア侵略と同時に OPLAN(作戦計画)5027-98 という 1998年以降に北朝鮮を空爆し政権転覆し韓国側主導で併合する計画を着実に準備していて その後 先制攻撃可能な 2003年11月に策定された概念計画8022-02 に変わった様ですが当時は好戦派の勢いを止める勢力がいた様なので実現しなかった様ですが現在はどうなるか心配でなりません。

日本も安倍自民党政権が戦争の手助けをしていますが 日本の大企業がこの様な映画製作に関わっていたというのには腹立たしいですし一個人として北朝鮮に謝りたい気持ちです。

先程 YAHOOニュースに 北朝鮮 サイバー攻撃への アメリカ対抗策 経済制裁関連のニュースが乗っていましたが この映画を製作した ソニーやアメリカへの批判が少なく 本来は被害国である北朝鮮を批判する様なコメントばかりで悲しくなりました。 

仮にサイバー攻撃をしたとしても北朝鮮には私は同情します。

アメリカは自由を盾に他国に先制攻撃し虐殺したりしますが日本人は自由や民主化という言葉に弱く欺瞞を見破れていない人が多く 大手マスコミの影響か 近隣アジア諸国の中国や北朝鮮・韓国には排他的で嫌いという人が多くアメリカは大好きという人が多いです。

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知らされてから知ったか(ぶり)になる民なんでしょう。 (テンドン)
2015-01-03 18:29:25
世田谷のこの事件が急に騒がれ始めましたが、思い出すのはオウム真理教による坂本弁護士や地下鉄サリン事件です。
まだ私が若かった頃の事件ですが、まさか新興宗教団体が犯していた事件だったとは思っていなかったんです。
ただ、テレビや新聞で流れるニュースに私らは踊らされていた訳です。
つまり、あの頃はマスメディアが唯一の情報源で、オウムの怪しいことを書いているのは一部のエロ本みたいなアングラメディアでした。
つまりあの頃はみんな誠くんだったんですよ。
で、なんで今更このタイミング(沖縄基地?)でアメリカを揺さぶる(?)ように事件をあぶり返したかが興味あります。(相手が新興宗教団体ごときではないのでわかることはない、でも推定はできるかも、ですが)
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