逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

政策も語れないワード・サラダ政治家カマラ・ハリス

2024年09月09日 | 政治

カマラ・ハリスのアキレス腱(4年前の副大統領指名の切り札)もろ刃の剣「アニタ・ヒル」問題を逃げ切れるか?

「ワード・サラダ」文法的には正しくても、文脈上成立しない「わけがわからない」文のことたぶん1回だけ、最初で最後の9月10日大統領候補討論会

初めての共和党の第45代アメリカ大統領ドナルド・トランプ対民主党予備選を不戦勝でパスした民主党カマラ・ハリスの候補者討論会9月10日が始まろうとしています。

ハリス氏に「語らせる」とトランプ氏、討論会戦略明かす-10日開催

 
ハリス、トランプ両氏にとって初めて対面で意見を交わす機会に、トランプ前大統領は(民主党応援団の)ABCニュース主催の討論会について従来のトランプの手法からの路線転換、「彼女(民主党候補ハリス副大統領)に語らせるつもりだ」ハリス発言を遮ることなく話をさせる計画だ

ABCは4日両陣営が受け入れた討論会ルールは話す番の候補者のマイクのみをオンとし、そうでない候補者のマイクは消音。(ABCキャスター司会者の)質問への回答、反論の時間はそれぞれ2分ずつ、フォローアップないし明確化の時間は1分とする。(★注、候補者二名がガチンコで討論する方式ではなく、司会者が質問権を持つ二人同時記者会見方式だが、これはジェノサイド・ジョーの見るも無残な耄碌が露見、オバマやペロシなど民主党長老たちが出馬辞退に追い込んだ惨劇6月27日民主党応援団筆頭CNN討論会ルールを踏襲したと思われる)

大統領選を左右するスイングステーツ、ペンシルベニア州最大の都市フィラデルフィアで行われるハリス、トランプ討論会は初めての出来事。トランプはFOXニュースを含め、他の討論会開催を言及しているが(★注、ハリスが嫌がっているので)唯一の機会となる可能性も(抜粋)

民主党ジェノサイド・ジョーが断固拒否した大勢の視聴者参加で3回行われる恒例の超党派委員会主催アメリカ大統領候補者討論会

ブルームバーグでは、マイクのオンオフや討論の順番云々の記述があるが、何故かもっと重要な要素である観客の有無の記述が何処にも無い不思議。もちろん実際に討論会を開いてみれば全米のテレビ画面に映るのですから、リベラルメディア有識者の秘密主義の態度が不可解。テレビカメラを通した画像と大勢の観衆の肉眼で視聴は大きく印象が違っているのである。しかも、司会者が中立ではなく反トランプのABCキャスター起用なら質問内容が事前にカマラ・ハリスに知らされていて、1週間の討論会用の合宿を行っていたが失敗し出馬辞退に追い込まれた居眠りジョーとは違い、若いのでカンペの丸暗記で逃げ切れる可能性もある

焦点:具体的政策論避けるハリス氏、「戦略的曖昧さ」の狙いは


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9 コメント

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民主主義の土台、基本中の基本の直接投票(公明正大な選挙) (宗純)
2024-09-11 09:04:02
2020年大統領選挙で民主党バイデン支持のAmazonのべゾフは「郵便投票」は安全性に問題はないと太鼓判を押していたはずなのに、いざ自社の労働組合申請になると態度を豹変
郵送投票では詐欺のリスクがあるから、郵送ではなく直接投票を要求した

マンハッタン島の国連本部もあるニューヨーク第12選挙区で、民主党の下院候補予備選挙の郵便投票のおよそ40万票のうち5分の1(20%)が無効とされた
自分の選挙集会で10人程度しか聴衆が集まらない。仕方なく選挙集会そのものを中止した居眠りバイデンが圧倒的な人気だったオバマを超える歴史上最大得票を得た2020年大統領選挙は「郵便投票」のお陰であり100%丸々インチキではないが、2割は水増しされていた(トランプが大差で勝っていた)と予測できる。

トランプ氏、勝利なら「腐敗」選管投獄 ハリス氏陣営「脅迫」と非難
ワシントン9月10日ロイター通信

トランプ氏は7日、不正投票を行えば起訴するとの考えを自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に投稿。「不道徳な行為に関与した者は、かつてないレベルで捜し出され、捕らえられ、起訴される」とし、「こうした法的責任は弁護士、政治活動家、献金者、不法投票者、腐敗した選管にも及ぶ」とした。

米国の選挙管理委員会と、民主党の大統領候補であるハリス副大統領の陣営は9日、共和党候補のトランプ前大統領が11月5日の選挙で勝利すれば「腐敗した」選挙管理委員会の職員を投獄するとの考えを示したことについて、脅迫と暴力の扇動にあたるとして非難した。
を時系列を逆にして
②を先にして①を後にして、トランプ陣営が選挙管理委員会など関係者を脅迫したとの筋書きをかいているが、
そのそも2割もの不正が最初から予想されている危険な「郵便投票」など言語道断。反民主主義の極みである。
トランプが不正投票を厳罰に処するとの方針は民主主義の防衛にとっては当然な行為だった。
何処の国でも同じで偽札を作ると超厳罰になるが、理由は簡単で国家経済の信用失墜につながるからだが、偽札以上に危険な不正投票「郵便投票」を大々的に行っている国はアメリカ以外には世界中で1カ国も存在しないのである。
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延々と続いているテレビニュースでの自民党総裁選挙 (宗純)
2024-09-11 09:28:09
テレビや新聞など全てのメディアが一つの問題で大騒ぎしている時に、もちろん大事な大事件事故や政治問題の時もあるが、180度逆に致命的に大事な問題点を隠す目的の猫だましの赤いニシンで、情報隠蔽の可能性もあるのですから恐ろしい。

日本国が実質植民地であるとか、属国にすぎないなどと思っている(うぬぼれている)のは我々日本人だけで、
今の自民党総裁選挙(実質的に日本国首相の選挙)ですが、たぶん、ワシントンから見れば馬鹿な黄色い囚人たちば牢名主を選んでいると見ているらしいですよ。

今までサボっていたが、今朝の毎日新聞ではアメリカ大統領選挙候補者討論会をやっと詳しく報じているのですが、
今回の記事に書いた「無観客試合」になるのが、観客を入れる通常の大統領候補者討論会を開くのかが不明。なにも書いていない。討論に自信があれば大勢の視聴者参加の方が有利だが、カマラ・ハリスは無観客試合に拘った

もっと書いていないのがカマラ・ハリスが2020年大統領選挙を撤退し、バイデンの副大統領候補に指名された原因のアニタ・ヒル事件には一切触れていないのです。
アニタ・ヒル事件(バイデンの黒歴史)が無ければジョー・バイデンからカマラ・ハリスが副大統領候補に指名されることは無かったのですが、まさにもろ刃の剣だったのである。だから高偏差値の「知的エリート」の全員が怖がって触れたくない。
今回選挙で本来ならバイデン政権継承のはずのカマラ・ハリスが「刷新」を訴えている原因も矢張りアニタ・ヒル事件。難解なパズルの最後の一番大きなピースなのです
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米大統領選の初討論、全くかみ合わない「羅生門」 (ルンバよりは賢い積り)
2024-09-11 21:51:47
 11日の昼のTBS系「ひるおび」でもトランプ氏 - ハリス氏のTV討論会のことが紹介された。中林美恵子氏も出演しているので、ウソ100%にすることはできない。中林氏も共和党(トランプ等)に寄りすぎるわけにもいかないようだ。

 TBS系「ひるおび」によると、ハリス氏は、今回の会場そっくりの場所を用意し、トランプ氏に似た背格好の人に、トランプ氏と似た服装、トランプ氏に似た長いネクタイをしてもらって、入念に予行を行ったと。それは、トランプ氏がこのような討論会は7回目なのに対してハリス氏がはじめてだから、ということだと。かなりの費用が掛かったと思われるとのこと。でした。
 やれやれ😥です。

「ひるおび」を含むいろいろな報道から。

朝日新聞11日夕刊。「会場に聴衆はいない」

産経新聞が意外にまとも。題名と記事のごく一部。
「 米大統領選の初討論、全くかみ合わない「羅生門」 前嶋和弘・上智大教授(米国政治外交) 」
2024/9/11 15:01
>> トランプ氏は「米国を悪くしたのはハリス氏とバイデン大統領だ」などと従来の発言を繰り返していた。
>> 一方、これまでアドリブで話をする機会が少なく実力を不安視されてきたハリス氏は、今回しっかりと発言していた。
>> 黒澤明監督の映画「羅生門」は語り手ごとに真実の見え方が異なる作品だが、今回はまさに「羅生門」を見ているような討論会だった。6月の討論会とは異なり、大統領選の行方を変えることはないとみられる。(後略)(聞き手 本間英士)

TBS系「ひるおび」でも言っていたが、ネット上での記事から。ファクトチェックという名前の口撃があった模様。
東スポWEB
「  トランプ氏がテレビ討論会への不満を表明「3対1だった」2人の司会者がハリス氏側と主張  」
2024年9月11日 13:55
>> 討論会中、トランプ氏は司会者から何度もファクトチェックを受けた。デイビッド・ミュアー氏とリンジー・デイビス氏が司会を務めたが、一部の視聴者はSNS上で2人がトランプ氏を攻撃していると記した。
 討論会後、トランプ氏は自身のSNSトゥルース・ソーシャルに「3対1だったこともあり、これまでで最高のディベートだったと思う!」と感想を語った。
>>  視聴者によると、ミュアー氏とデイビス氏はトランプ氏の発言についてはすぐに事実確認をしたが、ハリス氏の発言に対しては同じ熱意を見せなかったという。
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“討論会”前後のCNNの最新世論調査 (ロハスな人)
2024-09-12 07:08:37
☆CNNの最新世論調査
討論会前 トランプ: 53% カマラ: 37%
論会会後 トランプ: 55% カマラ: 35% >

ハリス氏が可能な限り不利にならないようにおぜん立てされた討論会でこの結果ですからね…。

『政策を語れない』ハリス氏支持はさらに下がり続けるのでしょうね。

☆🇯🇵あるちゃん
@ZMBLb7B9fV7xKpN

CNNの最新世論調査
討論会前 トランプ: 53% カマラ: 37%
論会会後 トランプ: 55% カマラ: 35%
トランプ「彼らには国境を修復するのに3年半、雇用を創出するのに3年半、そして私達が話し合った全ての事に3年半の時間が与えられた。なぜ彼女はそれを実行しなかったのか?」
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担ぐ神輿は軽ければ軽いほど良い (宗純)
2024-09-12 10:02:38
誰が今のアメリカ政府を動かしているのか?全く不明!

79年目の8月9日ナガサキ原爆記念日の大事な集会に日本を除くG7やEU代表が不参加になった。ところが、ホワイトハウス報道官は「知らない」と記者会見で喋っているのですから、たぶんイスラエルと二重国籍のエマニュエル駐日大使の狂気の暴走らしいのですよ。第46代アメリカ大統領ジョー・バイデンはとっくの昔に痴呆が進行していて大統領職は無理だった。ところが副大統領のカマラ・ハリスが代行していた形跡もないのですから不気味。世界最大最強の核戦力を持つアメリカ軍をもっている、世界帝国アメリカの中枢部が完璧に空洞化、秦の始皇帝亡き後の帝国の宦官政治のような状態になっているのでしょう。
カマラ・ハリスがオハイオ州ピッツバーグで5日から、入念に討論会の予行演習を繰りしていた事実は今朝の毎日新聞までが誰にも分からないように小さく報じていたのですから???たぶん討論会の司会者の質問内容に対して2分間の「正解」を喋る練習を大規模にやり過ぎたんで周りの関係者全員が熟知してしまったのですから笑い話。八百長のネタがバレバレでは話にもなりません。

表面的にはカマラ・ハリス勝利だと書いているが、実は中身が女小泉進次郎(救いようがない低能)だったと言いたいのですよ。
この毎日新聞では「トランプは中絶問題で態度を変えた」とも書いているが、真実は毎日新聞などメディアが態度を変えていた。2020年6月の最高裁判決は「憲法ではなくて、州の判断」としており、これを「中絶の禁止だ」と大騒ぎしたのは米民主党やリベラルメディア有識者。真っ赤な嘘だったが、やっと2年経ってから渋々真実の一部を認め出した。

それにしても世界帝国アメリカの政治を動かしている実態「最高権力者」がまったく不明なのですよ。耄碌バイデンは無理で、たった2分間の「正解」の喋りを練習しないと出来ないカマラ・ハリスはもっと無理

他所のことはいえず、我が日本国でも小泉進次郎のように「担ぐ神輿は軽ければ軽いほど良い」と首相にしようと自民党長老たちが暗躍しているのですから全く同じ動きが世界中で進行していた。
EU諸国では与党が軒並み敗北して反EUを掲げる極右とポピュリズム左翼が躍進したと報道しています。ウクライナでは3流喜劇役者大統領は大統領府長官の傀儡化で無茶苦茶に『ゼレンスキー大統領を操る「ウクライナのラスプーチン」の正体』現代ビジネス
既存の政治体制が限界に来ているのでしょう。
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テーラー・スウィフト (杉田)
2024-09-13 13:03:13
スウィフトは元々保守層に親しまれやすいカントリー音楽の出身で政治的発言を控えていたが、2018年に一転。
ファンが離れるとして父親等が猛反対。
「歴史の正しい側に立ちたい」と涙ながらに押し切った、とのこと。
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ハリス - トランプ 3対1 の実際 (ルンバよりは賢い積り)
2024-09-13 13:21:42
 米国のことだし、日本人がどう考えようと、選挙結果に影響は全く無い。でも、トランプ氏の悪口を言えば「トランプ氏を批判するワタシはかしこい」と思っているかのような報道が多すぎる。

 きちんとした論評がありました。
「 明らかなウソに、司会の印象操作…米大統領選「テレビ討論会」でハリスの優勢はこうして作り上げられた! 」浅香 豊 経済評論家 2024.09.13 GENDAI.MEDIA
 長いので、検索して読んでみてください。
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補足です (ルンバよりは賢い積り)
2024-09-13 16:29:22
>ハリス - トランプ 3対1 の実際... への補足
朝香豊氏ってウヨっぽい人だということです。
が、♬ 右を向いても左を見ても ♬ の時代です。だれが言っているかではなく、何を言っているかだと思います。
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カマラ・ハリスと二人の娘の親権争いで「父親が子供を食う」と負けたジャマイカ出身の経済学者の父親 (宗純)
2024-09-13 17:15:34
不法移民が犬や猫などペットを食うとの話ですが、
当該市当局が「確認していない」から嘘だと断定してABCニュースキャスターの司会者ですが、兵庫県知事のパワハラ問題を兵庫県当局に聞いたら間違いなく「確認できない」と答えるでしょう。これ、BLMの発火点だった民主党副大統領候補の出身地で黒人を絞め殺したの白人警官の伴侶がラオスの山岳所数民族のバンパオ将軍のメオ族特殊部隊の難民出身で、亡命先でも近所のイヌを食うとか麻薬の密売を行って大騒ぎになったことを暗に示唆しているのでしょう。

そもそも当たり前ですが、6月27日の大統領候補討論会では司会者によるファクトチェックを一切行っていないのですよ。もし、「正解」が簡単に分かれば誰も苦労しない
元地方検事なので、東大生のTV番組のクイズ王のように、決められた「正解」を早く解く能力はあるだろうが、実は現実の政治経済では、何処にも用意していない新しい「正解」の正誤が大問題。今回のABCニュースの看板番組のキャスター司会者のごとく「正解」があるなら誰も困らない。
カマラ・ハリスのカルフォルニア州司法長官時代のプロフィールには母親のインド出身の経歴だけが記載されていて、ジャマイカ系黒人マルクス経済学者の父親については1行も書いていないし、所属していたのもアジア系政治団体で黒人系政治団体とは一切関係を持っていなかった。高偏差値の「知的エリート」の主張はことごとく噓八百。まるっきり出鱈目なのですから不真面目の極みで、ファクトチェックをファクトチェックする必要がありそうですが、これは幼稚園児とか小学生低学年限定の「アホと言うものがアホ」との大法則がピッタリ当て嵌まるのですから愉快。正しくはあるが、幼稚園児が「アホいうものがアホ」を一度始めると原理的に永遠に止まらないのです。
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