Tの時間

なんでもない日常のできごとや思いのなかで・・

桃の袋掛け

2021-06-18 15:43:06 | 日記

リンゴと違って桃は袋掛けがされているようです
リンゴの場合は サンつがる などのように袋掛けしないで
太陽に十分当てて赤くなった実を収穫するものもあります

桃は袋掛けしないと傷みやすいのでしょうか
当地方では桃は柔らかく熟さないうちに
まだ少し硬い実を好んで食べます

包丁で皮を剥きます
思いの外 美味しいんですよ


この地に越して来たときはこんな食べ方は知りませんでした
桃は柔らかく熟したものを
手で皮が剥けるくらいのものを
食べるものだと思っていましたから

今ではこの硬い実を食べるのが好きです

越して来てすぐの頃、身内に硬い桃を味わってほしくて送ったことがあります
硬くても美味しいよ・・・と一筆入れたにもかかわらず
「 硬かったから柔らかくなるまで置いといたわ 」との連絡
想いが通じずガッカリしたことがあります

露地物の硬い桃がスーパーに並ぶまでまだまだ ...... 






栗の花が咲いていました


秋の味覚も待ち遠しいです


梅雨の間の晴れ間

2021-06-17 14:42:22 | 日記

散歩コースで新発見

思わぬところに ウツボグサ



ヤマハギ 

オカトラノオ  住宅地にもしっかり根付くんだね

ふと空を見上げると白い雲

見てるとなかなか面白い

なんと軽快なんだろう


黒い雲が脅かす きょうも遅くに雨予報


2005年の北鎌倉探訪

2021-06-16 21:58:47 | 旅の思い出

きょうは麦秋の画像を・・・と思っていたのですが
いい写真が撮れませんでした

この時期紫陽花でしょうか
こちらではまだもう少し先のようです

いつも過去の記事で穴埋めしてしまうのですが
今回も・・・



明月院~浄智寺~東慶寺~成就院~極楽寺

2005年6月13日(月)

 明月院の中に一歩踏み入れると

 朝の爽やかな空気に包まれ

 紫陽花が挨拶してるかのように出迎えてくれる
本堂へと続く細い道の両側には

瑞々しく浅葱色の紫陽花

本堂の丸窓から見える花菖蒲

「あそこに行かねば・・・」
本堂の裏へまわると

白やピンクや紫の花菖蒲に目を奪われる

花の手入れをしているおじさんに聞いたら

見頃はあと4、5日だって
 浄智寺は明月院にくらべると

 ひっそりとして静かで落ち着いている

 参道の脇に咲いていたピンクの紫陽花

 とてもつつましい
中へ入ると正面に大きなハクウンボクの木

花は既に終わってかわいい実がついていた

5月になるとそれはそれは

みごとに白い花を咲かせてくれるらしい
順路に沿って散策して行くと

鎌倉七福神の“ 布袋さん ”に出会う

布袋さんのお腹をなでると

ご利益があるとのことで黒光りしている

もちろん撫で撫でしてきた

天狗の葉団扇のヤツデがいい感じ
 左から

 イワタバコの群生

 このように密生している

 なんとも変わったかわいい花
紫陽花の色も優しい

数は少ないけど

カシワバアジサイやガクアジサイも

この他にも

シモツケソウ ヒメヒオウギ シャクナゲ・・・
写真でみるとちょっとしかないように見えるけど

奥行きは深い

この先にイワタバコの群生している崖がある
 江ノ電に乗って極楽寺駅で下車

 成就院の境内に今朝開いたばかりだという

 ビヨウヤナギ

 眩しいほどの金色
成就院の紫陽花

由比ケ浜の海が見える絶景(?)で

明月院よりもこちらを押す人も多い

人気のスポットなだけに

カメラマンには厳しいところ

階段下のところまで

人でぎっしり・・
右手の土手には

青やピンクや白や紫の紫陽花

この様が見られるのは

やはりここだけかも・・



極楽寺山門脇の紫陽花

境内と同じようにひっそりと咲いて



潜り戸を入ると木漏れ日の道

「写真撮影禁止」の立て札が目に入る

知らずに撮ってしまった貴重な一枚
早朝に出発したため食べてない 新幹線の切符も当日購入のため自由席だけ
幸いにも座れたけど満席 行楽客よりも通勤客らしきが目立つ
そのせいかどうか車内はまことに静か 話し声ひとつ聞こえない
みな足りない睡眠を補っている いまや東京は通勤圏内
“ 沈黙の電車 ”は喧騒の都会へと走る 

お昼は「鉢の木」の精進料理 食後の珈琲は東慶寺脇の「吉野」
鎌倉駅まで徒歩で15分くらい
小町通りをひやかしながら歩くのも旅の楽しみのひとつ
鎌倉は紫陽花の咲く6月が1年のうちで一番の掻き入れ時だから大賑わい
江ノ電に乗るのも久し振り
帰る前に小町通りでもう一度珈琲タイムを「カフェ・ラ・ミル」で
疲れたけどいい一日でした

 

 

 


梅雨と タチアオイ

2021-06-15 14:00:30 | 日記

梅雨に入ったばかり
午後遅くからまた雨になるらしい
その前に少し歩きましょう

散歩コースの タチアオイ が咲き出しました
梅雨が終わるころまで咲き続けて
茎のてっぺんまで咲いたら梅雨が終わる・・・とか
ホントでしょうか

毎年気にかけているのですが

ついつい忘れてしまいます
今年は確認できるといいのですが .............


散歩コースに咲いてた ウツギ 


アスファルトの際に ヒルガオ が逞しく咲いています


散歩コースの折り返し地点でもある
いつもの珈琲店の前でトカゲさんに会いました
長い尻尾ですね 


4回目の MRI 検査

2021-06-14 21:02:40 | 日記

4年前に市の案内で脳ドック検診の補助が出る、
ということで申し込みました

どこがどう? という訳でもなかったのですが
知りたかった・・・
頭の中が 脳が どうなっているのか
画像で見たかったのです

初めて頭部の中の画像を見せられた時は
脳が縮んでいるんじゃないか・・・とか
何か異常があるんじゃないか・・・とか
目を凝らしましたが全く判断できませんでした
当たり前なんですけどね .......... (^^ゞ
頭部の血管の入り組んだ画像はもっとじっくり見たいと思いましたが
そういうわけにも行かず消化不良でした

初めての脳ドック検診では
先ず、血圧測定 血液検査 心電図
頭部 MRI 検査 頭部 MRA 検査 頸部 MRA 検査 
頸部エコー検査 MMSE ( 認知機能検査 )

検査結果はいずれも異常はなく正常とのことで
ひとまず安心しました


その後年一回の定期健診を続けています
頭部 MRI 検査だけですけど
きょうも正常であるとの診断でした
また来年検査します


蓼科湖 ~ 霧ヶ峰

2021-06-13 21:58:48 | 散策

友人と雨の中ドライブ
雨の予報は午後からと言っていたのに朝から雨
それでも久し振りに会ったので蓼科方面へ
走っているうちに雨も小止みになってきてやがて蓼科湖へ

蓼科湖は女神湖や白樺湖に比べるとかなり小さい湖
それにあんまり風情があるとは言い難い・・・

何気なく撮った風景が思わぬ効果を見せてくれた
ピンボケのようだけど絵画風でもある

蓼科湖のほぼ全貌


蓼科湖畔で軽くお昼を済ませて
時折り小雨の降る中霧ヶ峰へとビーナスラインを走る
お土産や食事の出来るお店はまだシーズンオフ


晴れた日に見えるはずの八ヶ岳や南アルプスも雲霧の中
でも久々の遠出と友とのおしゃべりが身も心も軽くしてくれた


お土産の ブルーキュラソー リキュール

2021-06-12 17:04:54 | 日記

お土産でいただいたと言っても
もう 25年くらい前の話です 

当時オーストラリアへ行かれた知人のお土産でした
色もきれいでシンデレラの靴のようなフォルムにくぎ付け
当然、飲まずにインテリアとして飾ることに

中身の色はそのままに年月だけが過ぎて行き
いま、もう飲むことはないだろうなあ .................  と
きょうは眺めていました

庭の片隅に ユキノシタ が忘れ去られたようにひっそりと咲いていました

その画像を背景に使ってちょっと遊んでみました
なかなかうまく行かなかったけれど楽しい時間でした

ユキノシタ


フタ止めシール

2021-06-11 20:24:09 | 日記

カップヌードルにフタ止めシールなるものが
付いていることを全く知らずにいました

いつだったかテレビでその フタ止めシール をなくすことにした
というニュースを見て初めて知ったんです



最近は食べることもほとんどなくなりましたが
これまで誰もそんなこと教えてくれませんでした
知ってて当然のことだったんですね



こんな便利なものが付いていたなんて・・・
熱いお湯を注いだあとお皿やその辺にある適当なものを
重しにして使っていたことを思うと (;^_^A アセアセ・・・・・です
フィルムなんて剥がしてポイでしたから
底まで見ていませんでした

きょう確認のためスーパーでひとつ買ってみました

現在はシールに代わりフタで止められるようになっているようですね


バイカウツギ の清楚な感じが好きです




エスプレッソ

2021-06-10 21:55:02 | ポエム&エッセイ

アリさんと子供たちの攻防がしばらくの間続いていたけど
いまは静かになりました
きっと飽きてしまったのでしょう
アリさんの粘り勝ちですね

きょうは一日家にお籠りでした
お天気がいいので毛布を2枚洗濯して気持ちも爽やかに

ふと、エスプレッソが飲みたいなあと思ったけれど
出かけるのが億劫でブレンドで我慢



『エスプレッソ』



 軽井沢のとある珈琲店のエスプレッソ
 それは今までのエスプレッソに対する認識を
 変えるに値するものだった

 カップは当然デミタス カップ
 しかもカップに S・M・L があるとするならば
 超 “ S ” クラス

 中身はと言えばまったりとした珈琲色・・
 どちらかと言えばチョコレート色の液体
 たくさん入っているように見えても
 実は底の方にほんのひとくち分・・
 ひとなめとも言える......

 口に含むと泡のまろやかさと珈琲の苦味とが渾然一体となって大脳を刺激する
 正直すごく苦い
 いままでにない味わい
 これを2杯飲むのは決心がいるぞ・・・

 と思いつつも
 その苦味にクセがなくすっきりしているせいか少しずつ口にしているうちに
 これがほんとの “ エスプレッソ ” なのかも知れないと思い始める

 じゃあいままで口にしていた苦いけれども飲みやすかった “ エスプレッソ ”
 量だってデミタスカップに一杯入っていた
 あれはいったい何だったの ...............
 
 いまになって “ エスプレッソ ” にも色々あることを知る
 何にしても初めての出会いは楽しく驚きがいっぱい
 
                      2005.1,24(月) 記


朱鷺色のナゾ

2021-06-09 22:49:10 | ポエム&エッセイ

過去に書いたいくつかの エッセイ を繙き
今更ながら感性の瑞々しさを羨ましく思うこの頃です
いまではまともな文章ひとつ書くにも時間がかかるようになりました ....... 



朱鷺色のナゾ

母はとても絵を描くのが上手だった

子供の頃一緒に絵を描いて遊んだ記憶はほとんどないのだけれども

いまでも断片的に思い出すことがある

 

一枚の画用紙に女の子の絵を描いてくれた

― それがわたしを描いてくれたものかどうかはハッキリしない ―

色を塗りながら母は言った

「お母さんは 朱鷺色が一番好きじゃよ」

「トキ色ってどの色?」

母が指差したその色はとても鮮やかな濃緑だった・・・と記憶している

以来 わたしはその鮮やかな濃緑色をトキ色だとずーっと思ってきた

 

小学三年のときだっただろうか

学校で恒例の眼の検査があり視力には何の問題もなかった

いろんな色した小さな水玉の集合したものの中に文字が表示されている本があり

「なんに見える」と先生が質問する

一枚だけどうしても文字に見えないのがあり

「色弱」と言われた

以来 通知表には「色弱の傾向あり」と書かれるようになった

 

後日誰にでも読めない1枚があることを知った

いったい何がどうだったのか・・・

 

だからといって普段の生活には何の支障も感じなかった

時折り 色の表現が他の人と微妙に違うことがあったことを除けば・・・

 

そのうちトキ色が朱鷺色だということを知るようになった

それでも朱鷺色が濃緑色だということを疑わなかった

なぜなら朱鷺という鳥を見たことがなくその存在すら知らなかったからである

 

あるとき母にきいた

「お母さんの好きな朱鷺色ってこんな色?」 と濃緑色を指差した

驚いたような顔をして母は言った 「いいやー」

なんとも言えない衝撃が身体を貫いた

 

そして初めて朱鷺色のナゾがわたしの中で氷解していった

薄々気づいていた朱鷺色の語源・・・

やはりそうだったのか

( 2003年1月31日 記 )