はるらんまん 3人娘と生活…その後

日々思ったこと、感じたことを3人娘の母として...、日記のように適当に書いてます!! 55歳で再婚! 

捜索願

2010-02-14 14:36:45 | 結婚・離婚

住むところを探したけれど

保証人はなく、仕事のない時点で

どこへ行っても無理と言うことでした。

他に選択肢はなく、実家に電話…

思っていた通り、親戚を含め大変なことになっていました。

いざとなると、両親も今後の生活が不安だったのか

何とか離婚はしないようにとか

親戚からは子供は連れて帰るなとか

ひとりにしろとか…

どの子…と選べるはずもなく、昔から夢だった3人の子供…

理想だったおじいちゃんおばあちゃんになっても

手をつないで寝れる夫婦…

これは夢と消えたけど…

どうしても子供は自分の元で育てたかった。

1週間で、自分の周りの整理をし、

子供と暮らす準備をしました。

幸い、子供の親権や養育費や私が3人の子供と暮らすことで

もめる事はありませんでした。

子供を連れて帰る準備のために

また、主人の元に帰るのは精神的にもつらい事でしたが

子供の転校の手続きや、

主人の入院から長期休みをもらっていたパート先へのあいさつ、

病院の紹介状等でどうしても私がしなければならないことでした。

その時、主人が捜索願を出していた事を知りました。

主人から、その写真を取りに行くようにと…

(私が…?)

警察に行き、

「捜索願の写真を取りに来ました」

「見つかったの?」

「本人です。ご迷惑をおかけしました。」

(かなり恥ずかしい…)

机の引き出しから私の写真を出し

「暖かくなると多いんだよね~。」と

(こんな田舎でも多いんだ…  本当に探したのかぁ…?

この写真かぁ~、ま、ぼちぼち映りのいい写真出してるじゃん)

などと思いつつ帰りました。

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家出…

2010-02-14 10:17:25 | 結婚・離婚

「出ていけ!」

「わかった。出て行くわ!」

今となってはどんな話からそうなったかは覚えていません。

我慢の限界が来ていたのか、

頭に血が上った私は荷物をまとめ、

車を走らせました。

もちろん行くところなんてない…

両親の反対を押し切り結婚した手前、実家に帰ることもできない。

…死ぬつもりでした。

小学生の長女ふゆ、幼稚園の次女あき、1歳と数カ月のなつ…

連れていくことができませんでした。

車で遠出した事のない私は

いつもの近くの公園に車を停め

電車で近くの大きな町の駅に降りました。

駅の前の高いビルのホテル。

通された7階の部屋は窓の下に線路のある都合のよい部屋でした。

窓の下を行きかう電車を見ながらどれだけ泣いたでしょう

声をあげて泣き、疲れるまで泣いては

いつ飛ぼうかと考えていました。

そして過去を思い出していました。

つまらない人生だったなと…

…飛べませんでした。

ひとり娘が嫁に行くのに反対した両親…

もっと悲しませる事は出来ない。

子供達に母親が自殺…なんて事実を一生背をわすなんて。

3日目の夜、決意しました。

どんなことがあっても子供を育てよう!!!と

一度死んだ事にして、もう一度、いちから始めようと。

女でなく、母として生きようと。

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交代で付き添い?

2010-02-14 09:41:33 | 結婚・離婚

そこに彼女がいないかひやひやしながら

私も時々付き添いに行きました。

ベットで寝ている主人に掛ける言葉もみつからず、

余計な事は話さないようにしていました。

小さな子供と手をつないで病院に入った時、

ロビーで肩を寄せ合い話をしている男女の後ろ姿

主人と彼女でした。

「あっ、お父さん…」

そう、  あの人はお父さん…

「主人がいつもお世話になっています。」

「       …     」

偶然に病院で私が彼女と会ったのはそれ一回だけでした。

田舎の小さな町のため、

主人の入院は直ぐに近所の人にも伝わり

何人かお見舞いに来てくれたそうです。

彼女のいる時に…

親戚の娘さんということにしたらしいのだけど…

そんなことはあるわけもなく、

私の中では近所では

***旦那に浮気をされたかわいそうな嫁***

…と噂になっているだろうと思いました。

ある日、ベットの傍に洗面器とタオル

彼女が用意して体を拭いてくれたというのです。

主人への愛がありました。

…完敗でした。

数日後、病室に彼の場所が無く、看護婦さんに聞くと

今日病室が変わり、

奥さんがいたので、荷物を運んでもらいましたと

(…私は誰?)

病院では主人の姉になっていました。

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主人の病気

2010-02-14 00:05:54 | 結婚・離婚

すぐに義母にも私たちのぎこちない空気は伝わり

「あんたたち何かあったの?」

こらえていた涙が溢れました。

でも、何も言えない。

旦那はいらいらした顔で横を向き、煙草を吸っていました。

心に住み着いた闇は体調にも現れます。

私ではなくなぜか旦那に…

ある日突然、お腹が痛いと言うので病院に連れて行きました。

原因不明の病気…

直ぐに腸を切る手術をすることになりました。

男というものは病気には弱いもの…

本気で死を考えたようです。

私は少し…この頃顔を合わせなかった主人とずっと一緒にいられると

嬉しかったりして…

…と同時に、やっぱり傍にいて欲しいのは私ではないんだろうなと思ったり…

自分の心が弱った時、不安な時、傍にいてほしい人は愛する人…

私は初めての出産のとき、主人に傍にいて欲しかった。

(ドラマとかでよくある…待合室でうろうろする旦那…

想像してたけど、3人の出産に一度も傍にいてくれなかったな(笑))

「私も忙しいのに、彼女に面倒を見てもらえば。」

いやみと一緒につい口から出てしまいました。

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