はるらんまん 3人娘と生活…その後

日々思ったこと、感じたことを3人娘の母として...、日記のように適当に書いてます!! 55歳で再婚! 

虐待…

2010-02-21 22:25:55 | 3人娘

過去にほんとに子供を殺してしまうんじゃないかと

思ったことがあります…

。。。。

ふゆは病気のため、

人より覚えるのに時間がかかります。

小学校の低学年は勉強の基礎として大事で、

みんなについていけるようにしなければ…

友達や先生ににばかにされないように

これから普通の子よりたくさんの試練があるだろうから

強く、ひとりで生きて行けるようにしなければ…

と力が入っていました。

私が連絡帳を見て、

次の日の用意をし、

鉛筆を削り、

そして宿題を教えました。

国語の漢字や算数を毎日教え、社会のプリントも手伝いました。

漢字は好きなようで、直ぐに覚えたけど、

算数はなかなか覚えられません

おはじきを使ったり、棒を使ったり、

指を使ったり…

「指で数えられなかったら、足の指も使っていいから…

でも、人にばれないようにするんだよ。

大きくなって指を使っていたら恥ずかしいからね。」

最初のうちは優しく教えていても、

なかなか理解してくれないと腹が立ちました…

「何でこんなことが分かんないの

ばかじゃないの」

いつも泣きながら勉強をしていました。

しまいには私の言うことを聞かなくなり、

わざとあくびをしたり、

漫画を手に取ろうとしたり…

直ぐに逃げるようになりました。

毎日、毎日夜遅くまで…

私は仕事で疲れているのに…

何でわからないの

怒鳴り、叩き、殴り…

。。。

どんなに頑張って教えても、

ふゆは覚えられず成績は落ちていきました。

ある日、ピークに達した私は

いつものように逃げるふゆをつかまえ

持っていた筆箱で顔を思いっつきり殴りました。

今まで見たことのない量の鼻血…

  …ぽたぽたと床に落ちました…。

…やばいっ

このまま死ぬんじゃないかと思いました。

ふゆの心配と、

自分のした事がバレる…と焦りました。

自分の心の弱さと、ふゆへの申し訳なさ…

…この時、

…諦めました。

なるようになれ。

ばかにするならばかにしてくれたらいい。

頭が悪くても、こんなに素直な優しい子なんだから。

自分の体裁のために子供を追い詰めちゃあいけない…

私しか守れる者はいないのに…

・・・

ふゆは怒られると私の母…おばあちゃんのところに

時々逃げて行きました。

「もういいがね。そこまでせんでも。」

その時はおばあちゃんのせいでしつけができない、

と思っていたけど

今思えば、

いてくれなければ、自分のストレスをセーブ出来なかったかも知れません。


担任の先生

2010-02-21 21:29:19 | 3人娘

クラスの雰囲気や

生徒の心は担任の先生よって随分違います。

そして親も…。

ふゆは小学2年生になり、担任の先生が変わりました。

「ふゆちゃんの笑顔はほんとに可愛いですね。

とても素直で、どういう風に育てたらこんなふうに育つのかしら。」

担任の先生の言葉に救われました。

いじめていた子供の親にも言ってくれたようで

いじめも随分減りました。

真面目にいい子で勉強ばかりしていた人達ばかりが

先生になっていると

許容範囲が狭く、いろんな個性を受け入れられません。

今は子供ばかりでなく、いろんな親もいて

いろんな事情があって…

先生という職業は(学校の先生だけでなく、お医者さんも…)

大変な職業だと思います。

人間力のある、器の大きな先生がもっと増えればいいなぁ。

机上で勉強してても、応用はきかないからねぇ~。

私も子供に算数を教える時、

何回教えてもわからない時なんて

何でわからないかわからないもの(笑

賢かった学校の先生は、もっとわからないんだろうなぁ~。


いじめにあう…

2010-02-21 00:13:17 | 3人娘

長女ふゆは結節性硬化症という病気です。

人から言われたことを理解するのが難しく、

覚えるのに人の4倍はかかると思います。

人との関係を築くのが難しく、

聞かれた事はうなずくか単語で答える程度で文章で話もできません。

家ではそれなりに話ができるのですが、

外では意識して、いつも緊張しています。

その子が小学1年生の時、離婚のために

実家の近くの小学校に転入しました。

長女なので小学1年生も初めての事(当たり前かぁ~

私も娘3人との新しい生活を始めたばかりで必死でした。

小学校から帰る娘は日に日に暗くなっていきました。

「○○ちゃんにたたかれた」

毎日服は汚れ、時々髪の毛の中には砂が入っていて

「ちゃんと止めてって言うんだよ」

「先生に言いつけなさい」

「ふゆもたたかれたら、たたきかえしたらいいんだよ」

毎日同じことを言いました。

私もどうしていいかわかりませんでした。

悩んで、先生に相談すると

「ふゆちゃんは変った子ですね?」

との一言…何の解決にもなりませんでした。

仕事をしていても、今日もいじめられてはいないか、泣いてないかと

心配で心配で、仕事どころじゃない日も何日もありました。

でも、休むわけには行かず、働く人間は私しかいないのです。

保育所はある程度自由で、

ふゆの個性を認めてくれていましたが、

小学校は違います。

集団生活の中で、私が教室まで助けに行くことはできず、

見張っていることもできず、

人質に取られている気分でした。

担任の先生だけが唯一頼みの綱なのに…

養護学級に入れることも考えましたが、

「ふゆは普通の子だ」と世間体を気にする

私の母に反対され、

それも出来ず、

外で同じくらいの子が話をしていれば

うちの子の悪口を言っているんだと思いました。

私も相当病んでいました…