Ｍｒ．＆Ｍｒｓ．スミス

　観ようと思いながら、周りの人が既に観に行っちゃっていたり、一緒に行く相手が直前にインフルエンザに罹ったりと、なかなか行けなかった「Ｍｒ．＆Ｍｒｓ．スミス」だったが、今日やっと観に行くことができた。
　映画とは関係ないが、既に観に行ったうちの１人が、「Ｍｒ．＆スミス」と言っていた。それじゃあ、「ミスター（長島さん）とスミスさん」の話になっちゃうよ。

　映画の話に戻ると、面白かった。面白かったが、細かい点のツッコミどころは満載。互いに一人旅を隠そうと近づいたのに、どちらも相手のことを不思議に思わなかったり、ジェーン組織に全部持っていかれてしまったはずの武器がチョコチョコとあちらこちらに残っていたり、あれだけの追っ手を撃退しただけで普通の生活に戻れちゃうとは思えないし・・・とまあ数え上げたらきりがない。
　そう！、コイツはそんなつまらんツッコミはしちゃいけない映画だ。純粋に楽しむ！楽しめればそれでよし！

　ブラッド・ピットはかっこよかったし、アンジェリーナ・ジョリーも見事なプロポーションを惜しげもなく披露してくれた。
　とにかく、２人の掛け合いがとても間がよく面白かった。ショッピングセンターでナイフが足に刺さった時の「後で話し合おう」というセリフや、エレベーターで流れる曲と沈黙の対比とか。
　ブラッドピットも普通の夫のようにいろいろと注文をつけるが、それをことごとくはじき返す強い妻。あんな夫婦いるよね。どこかギクシャクしているのをカウンセリングで何とかしようとするなんて、アメリカの一般夫婦にありそうな感じ（実際には知らないが)。
　それも、ラストシーンのカウンセリングで見事解決しちゃって、結局この映画はちょっと大掛かりな夫婦喧嘩だったってことだね。

　最初に出てきたあの若造がどこに出てくるのかと思っていたら、あの捕まっていた奴だったんだね。刺青なんてなかったし、別人だろうと思ってた。

　周りの観た人間がみんな良かったよって言っていたから、たぶんハッピーに終わるんだろうなぁとは思ったが、最後のショッピングセンターの銃撃シーンで２人とも死んでしまうのでは？と「レオン」的なラストを浮かべてしまったり、最後のカウンセリングのシーンで実はドクターが組織の人間で、２人を殺して終わりでは？とか、ほんのちょっとだけ深読みしてしまった。

　一緒に行った人が言うには、スミス邸に組織の部隊が襲撃してきた時、地下に逃げ込んだ２人に向かってロボットが爆弾を落としたシーンは「宇宙戦争」のシーンのオマージュだったり、そのほかにも「バッドボーイズ」とかほかの映画のシーンのオマージュがいくつかあったらしい。どれも自分は観ていないので気づかなかったが。エアサプライの曲も好きだって言ってたな。


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日帰りスキー（４回目）

　昨日は、天気予報では雪。山へ行けば、それこそ吹雪にでもなってんじゃないかと思っていた。
　
　集合時点で気温は氷点下。空も星が瞬き、放射冷却で寒い寒い。空が白んできてからも、晴天が続き、この状態がどこまで続くのかと思ってきたら、やはり北へ向かうにつれて雪が舞い、周りの景色も白くなり、しまいには道も凍ってタイヤが滑る滑る。予想どおり吹雪くなぁと思いながらスキー場に到着。
　すると、舞っていた雪もなくなり、空にも青空が。快晴とまではいかないものの、晴れ間の中に雲が出たり消えたりする感じ。いいねえ。前日降った雪でゲレンデもまずまずだし、なかなかいいコンディションで滑れそうだ。

　で、肝心のゲレンデはというと、またしても大会のせいで滑降コースは封鎖され、おまけに練習しようと思っていたコブ斜面も圧雪されて、検定か何かのために封鎖されてるじゃないか！
　雪崩＆崖崩れのせいで閉鎖されている所もあるし、全体の半分近くが使えない。これで同じリフト券代ってのはおかしいんじゃないの？

　コブの練習はあまりできかったが、午後になって開放されたコースで一応それなりに滑れはした。だが、今日は天気が良かったのがなによりかな。

Ｋ－１

　昨日のＫ－１ワールドＭＡＸ。日本代表決定戦だったが、地味だったなぁ。

　みんな強さが感じられない。軽量級だからしょうがないかもしれないが、全部判定（ＴＫＯ除く)。優勝した選手も、ローキックは上手かったが、倒しきれない。あれじゃ、世界と戦ってどこまでいけるかは疑問。小比類巻の二の舞のような気が。

ヒンギス復活

　昨日の東レ・パンパシ準決勝で、ヒンギスがシャラポアをストレートで下した。

　新旧女王対決といわれた試合だったが、終始ヒンギスが圧倒し、特に第２セットは１－１から５ゲームを連取して勝ってしまった。

　４年前に怪我でいったんは引退、久々にグランドスラムに帰ってきたこの前の全豪ではベスト８まで進出。そして、この大会では決勝でディメンティワに敗れたものの、見事準優勝。若くして女王に君臨した実力は本物だった。このパワー全盛の時代でも、あの小さな体で世界のトップと互角に渡り合えるのだから、やはり彼女は天才なんだろう。

　彼女が１５歳で出てきた頃は応援していたが、あまりにも勝ちすぎるので、途中から逆に憎たらしくなってしまった。
　シャラポワも、「妖精」とか言われているけれど、それほど綺麗だなぁとか思わない。好みの差だが。どちらに買って欲しいかといわれれば、やっぱり一番見ていた時代だったヒンギスかな。
　昨日の試合はスポーツニュースでちょっと見ただけだけれど、ヒンギスの強さに思わずうなってしまった。

　それにしても、日本人はパッとしないなぁ。伊達のような選手はもう現れないのかしらん。