書道をしよう

Reisinより書道の魅力をお伝えします

毎日書道展 @国立新美術館

2008-07-21 | 書道
夏休みになりました~

暑い暑い夏休みの始まりです。
連日の暑さ、熱中症の方が沢山出ているようです。
皆さん、本当に注意しましょう。
自分は大丈夫なんて思っていると、危険です
私は中学生の夏、学校の除草作業で、熱中症に。
一週間ほとんど食事を取ることが出来ませんでした。
もともとがりがりだった私は、骨皮スジ子ちゃん状態に。
羨ましいなんて、とんでもない。
食べられない辛さはキツイですよ~ 健康が一番です

さて。

大学のスクーリングでお友達になったYさんから、
「毎日書道展で入選しました!」とご招待券を送っていただきました。
そして、昨日行ってまいりました『毎日書道展』

強い日差しの中、ちょっと六本木から歩くのは辛いわぁ~
と私は、千代田線「乃木坂」駅から行きました。
駅直結で大変楽チンです。



乃木坂駅を上がると、すぐ目の前が「国立新美術館」。
つい先日、日本教育書道藝術院の同人展にも行きました。



正面入り口とはまた違った表情を見せる美術館です。

あまり時間が無かったので、
まずは第一目的である友人Yさんの作品を見に。

私が在籍している東洋大学では三宅相舟先生が教授として教鞭を
取っており、通信生のスクーリングでも活躍されております。
三宅先生は、平成19年「ふみの日 「百人一首」」の記念切手を
書かれているという有名な先生です。
私は申し訳なくも全く入学するまで存じ上げず
先生に習う目的で、通信に入学した方が結構多いことに驚きました。
友人Yさんは、先生のスクーリングに出て、かなを勉強し始めた一人です。

予想以上に広い会場で、Yさんの作品を発見。
百人一首を書かれたというのですが、
始めて2、3年でこんなに素敵な作品が書けるのね~ と感動しました。

淡いピンクの紙に、シャラシャラと書かれたかな。
やっぱりうっとり見入ってしまいます。

入選、おめでとうございました


閉館まで、あと30分・・


今回、毎日書道展入選作品の展示のほかに、
「第60回毎日書道展特別展示「春敬の眼」珠玉の飯島春敬コレクション」
の展示が行なわれておりました。

平安時代のものから、近代まで幅広い書道作品、
お道具類や拓本など、貴重なものを眼にすることが出来ました。
入り口で、釈文もいただいたのですが、
なんせゆったりする時間が無く…
ざーーー っとしか見られなかったのが残念です。

この間まで、専門科の授業で習っていた
「何紹基」や「趙之謙」の作品も展示されていました。

慌しくも、18:00閉館ぴったりに会場をでました。
夕方、少しは暑い日ざしも陰り、空高く太陽が…




入選作品の展示は変わるようですが、毎日書道展は8月3日まで。


華道にも流派があるように、書道にも様々な作風があります。
それぞれの学校やお教室で、全く作風が異なりますので、
どれが良いとか悪いとか、判断することは出来ません。
自分が好きか嫌いかで、判断し、選択すればいいと思います。

今回、毎日展を拝見し、好きな作品もあれば、???という作品もありました。
芸術の世界はそれが当たり前。
100人が100人、ゴッホが好きかと言われれば、違うだろうし、
ピカソが好きかと言えば、そうでもない。

だから、面白いし、自分を表現することが可能になるのです。


私の作品を好きな人もいれば、???な人もいるはず。
自分らしい作品を作っていこう と思った一日でした。