めぐりの花と旅

      花や実、旅~ときどき手作り品も・・・

めぐり~菊たち 📖 「マチネの終わりに」     12月11日(水)

2019-12-11 06:07:17 | 花と本
11月21日・・・
 植木屋さんから午後から来ると言われて午前中、ご近所さんの菊たちを急いで撮ったものです。
 種類や品種名は分かりません。


               



          


          


          


          


          


          


          


          



 「マチネの終わりに」 平野啓一郎

  

 最近、良い本に出合えなくて途中で閉じてしまう本もある。
 映画化されたという「マチネの終わりに」を予約して借りました。

 大人の上品な恋愛小説です。
 クラッシックギタリストの蒔野(38歳)とジャーナリストの洋子(40歳)は初めて会った時から惹かれあう。
 3回しか会っていない二人だが結婚したいという気持ちが進むなか、いろんなアクシデントが重なる。
 それを利用して 蒔野のマネージャー(30歳)が二人を離すような悪事を働く。 そして自分が蒔野と結婚する。
 二人は別々の人生を歩み父親、母親となる。

 あれから5年半の歳月が流れていた。
 洋子は蒔野のコンサートチケットを一枚購入する。

 「ここの会場は初めてなんですが~近くにセントラルパークもあるし、・・・
 今日は良いお天気ですから、あとでこの池の 辺りでも散歩しょうと思います」と観客に語る。
 いいえ洋子へのメッセージを送ったのです。 洋子がいると知った1階奥の席に向かって・・・

 ラストは池の水面を眺めていた洋子に微笑みながら歩いて行く。 あとは想像の世界ですね。

 5年半ぶりの再会です。相手の事を思うあまり積極的な行動に出られなかった。
 その結果、別々の人生を歩むことになってしまった。 読んでいて切ない気持ちになりました。
 でも、再会できたのが、せめてもの救いです。
 
 私も会って話したい人がいます。あれは母が勝手にしたこと。あの時の私の思いを・・・告げたい。


 ご覧いただきまして
  ありがとうございます🍀
  
コメント
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