お風呂に入れました
母の使っていた介護用の台がちょうど体を支えるのに使えた
母を介護して風呂に入れるようにランニングと半ズボンをはいて体をくまなく洗う
ナツは立つことも座ることももうできなくなっていて
手を放すと倒れこむように寝転んでしまう
関東に行って留守にするときに犬の散歩を手伝ってくれているKちゃんが
留守の間にお風呂に入れてやろうかとも思ったんですけど・・・
と言ってくれてのが
今日のお風呂に入れる決心がついた
一人では無理だとわかっていたので
手伝ってもらうことにした
初めて浴槽にもつかった
抱くこともきらって抱かせてくれなかったのだから・・・
元気な時は雨降りは大好きで雨に火に限って長く散歩した
放浪していた時に雨の日は散歩する犬がいなくて安全だったのじゃないだろうか
だから雨が好きなんだと思う
水も怖がらない
でも浴槽につかったのは今日が初めて
お風呂の後
ブルブルができない
代わりにしっぽなど絞ってやったが
バスタオルが8枚いった
そして初めてドライヤーで乾かした
今迄はブルブルとやれば
びちゃびちゃに床がなるけれど
お風呂の上がり場に
タオルを敷いておけば
2回ブルブルして!もう一回というと
ぶるぶる!ブルブル!ブルブル!としていたのだ
そして1枚でしっかり拭いたら
日向にいってごろごろしていた
今日は赤ちゃんのようにだらんとして
されるがままだった
母も老人ホームでこんな風に皆さんにお世話になっているんだろうか?
とKちゃんに言うと
私もおばあちゃんお世話してもらっているしこれは一人では無理ですよね。人も一緒だし。
と・・・
家族を見てもらっているありがたさも感じながら
長い時間かかってドライヤーを当てた
してやっておけばよかったと後悔するよりは
できるときに思い切ってやっておくと
後悔もないかと・・・
お風呂の後とっても幸せそうに気持ちよさげにグースカピー寝ているナツを見ながら
Kちゃんと10年近くの関わりをお茶しながら話した
お風呂に入れてやろうかと思うほど彼女にとっても家族同然になっているんだなあ・・・
ナツには申し訳ないけれどできるときにでよいが
母を家で看るとなるとそういうわけにもいかないしな・・・・・
母のことも2003年に自分がもうこれまでだとおも程
とことん介護した
心残りはない
ナツの体を起こしてご飯を食べさせ
タオルで支えて外に連れて行き
おしっこやうんちをさせて
できるだけのことはしてやりたいと思う
私がもらった安らぎや癒しのお礼をこめて
してあげたいのだから
する
するべきこともあるのだが
need でなく want を優先した
だから心は平安である
安らかな事大事だと思う
お互いに。