小沢を恐れるあまり菅内閣を応援してしまった既存勢力、中でもメディア系の方々は思いが叶ってよかったと感じているのかな。
思いは叶ったけど何か変だなというところではないのか。
今はこの落ち着かなさは何だとか、妙な胸騒ぎの段階というところか。
東京地検が後を受けて追起訴に向かえば鈴木宗雄と同じパターンなのだが、今度は事はそう簡単には行くまい。利益するのは何処かが皆の目に明らかになり始めたらしっかりと周りが見えてくる。
官僚と組むことなど誰にもできぬことと気が付き始めたら今度は皆に不安が湧いてくる。
おいおい、この船(菅内閣)は危ないぞと、本気で我が身が心配になってくるだろう。
船が沈めば多少の儲けも御都合も水の泡だ。
懸命にやってる間は気が付かなくても、戦が終われば勝ち残り大将の素顔も明らかになるものだ。
海外勢力は機を見て攻勢を仕掛けてくるだろうから、お得意の多面外交の一角が崩れ始めたら総崩れの恐れがある。ガンバローの内向きの掛け声では乗り切れないのが外交だ。
尖閣が領土問題化してきたら中米の利害が噛み合うからもう日本人には解決できない。硬化も譲歩もできなくなるからだ。漁夫の利を狙うロシアも四島の領土主張を始めるだろうから、合議で進路を決めようとする政治手法では対処できなくなる。
その兆しが見え始めたら世論を二分して再編論が台頭してくるのだろう。
時既に遅しなのだが、その混乱が庶民や若者にはチャンスになるのだろうから世の中は面白い。
世に出ている資金が既存の勢力に吸い上げられている間、時代は平安でも若者や起業家にチャンスは巡って来ない。
平和とか平安とかは成功者の寝床で、そうでない者達には乱世が必要なのだが、そう思っている人は余りいないようだ。
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