シェンヤン(瀋陽SHENYANG)生活体験記

中国東北部の瀋陽(昔の奉天、満州)。冬には-30度になる土地での驚きや感動を「初めて」の視線でおしゃべりしています。

一日家から出ない週末!

2012年05月22日 | 瀋陽の生活
買い物が必要のない週末でも、
ヨーロッパにいるときは、朝市に ぶらっと出かけて
その日新鮮な果物や、魚や、肉を眺めて、
先週までなかったものを見つけて、
市場の向こうの 遠くの山や 空を見て
朝の新鮮な空気を吸って、
心地よさを味わう。

補習校行きのお弁当に慌ただしい朝だったり、
仕事や学校や補習校のことで出向いたり、

なんかかんか、忙しくても そうでなくても
た~だ 外に出る楽しさがあったものです。

さてさて 瀋陽。
家の事が一段落したら、ちょっと あれをしに、これをしに
出かけてこようかなあなんて思っていたんだけど、
天気が良くても、
外を歩いていたら 口が砂埃っぽくなっちゃうから、
髪の毛も 今までに無く、埃で ばさばさに なっちゃうから、
ちょっと億劫になる。

暫く外を歩いて、道端で水を買って飲むときには、
その買った水で、一度口の中を軽くすすいでから、
水を飲み込みました。

華が悪いからねえ、口で息しちゃう。
埃っぽいからですよねえ、タクシーの運転手も
しょっちゅう 空咳をして外に唾を吐き捨ててるのって。

女性では、頭にすっぽりスカーフをかぶって歩いている人もいます。

地下鉄が出来て、足回りは良くなりましたが、最終便は夜10時頃。
バスも夜6時から10時までに順次最終便。

夜6時前後のタクシーは捕まえにくいし、
最近は、タクシーも少なくなっているのか、
なかなかつかまえにくくって、

どこかまで出かけても、帰りを思うと憂鬱になって、
ますます家を出る出足が遠のいてしまうところです。