シェンヤン(瀋陽SHENYANG)生活体験記

中国東北部の瀋陽(昔の奉天、満州)。冬には-30度になる土地での驚きや感動を「初めて」の視線でおしゃべりしています。

今日は旧暦で大晦日(春節:旧正月)

2013年02月09日 | 瀋陽の冬
今日は2月9日(土)。
旧暦では、今年は、2月10日(日)が元旦。
ってことは、今日 9日は 大晦日。

一週間前から、花火の出店が、通りのあちこちに立っている。
    零下21度だったんで、車から外に出て、
    写真を撮る気には、まったくありませんでした!
そして、花火も、上がり始めていました 

一昨日の夜9時過ぎだったでしょうか 
街中を歩いていたら、 「ドン」 

    もう 胸に突き抜けるような音でした。
    花火? 何も見えない。
    工事中の大きな機材や煉瓦とかが倒れた?

    カップルの女性が「驚いた~」って、彼に泣きついてる姿も。

    やっぱ花火じゃない? という感じ。

むか~し、中国の国慶節に滞在していたことがあります。
    花火があがるんだって!
    と 皆でこぞって出かけました。
    花火会場に出かける仲間、行かない仲間、
    そして、私は会場近くに住む方が、
     「家に コーヒーがある、飲みながらベランダから花火を」
    というので、そちらの方へ。

    今更ながら、コーヒーが手に入らない時代だったか、
    美味しいのが珍しい時代だったか。
    それほど、当時の私は、コーヒー大好きでもなかったのですが。

    その後、会場組は大変なことに。
    花火の火の粉やカスが、見学者方向に降ってきて、
    目に何かが入って病院に行った人、
    白いジャケットに、煤が流れるような筋がたくさんついていて、
    その時がいかに大変だったか。

ここ暫く、正月の後、10日後あたりの締めくくりの大花火まで、
道端を歩くのは気を付けなくては!
    気を付けても、足下から ピヨッ って発射されるのは、
    防ぎようも、避けようもなかったりして。

ここ数日、日本在住の中国の方々がたくさん中国に里帰りされ、
日本発中国着の航空機は、満席状態の便があった様子。
安い航空運賃設定の席は、かなり前に売り切れ状態。
    「残席あり」って情報は、値段別に見ないと安心しちゃいけなかった!

中国の方は、大晦日に家族が集まって食事をされ、
最近では、家で大量の料理を作るのは大変だからと、外食傾向で、
レストランは予約で一杯だろうとのこと。
     日本でも、昔は「おせち料理」を家庭で作っていたものだけど、
        栗きんとんを作りたいって自分から言って、
        裏ごしが大変で、懲りたことがありました!
     今では、手軽にお店で手に入るし、
     最近では、デパートや有名店で多くの種類を出しているし、
     なんか最近は、そっちの方が楽しみになったりして。

大晦日の夜、餃子作りを教えてもらえる会に呼ばれたので、行ってきます。
     餃子作りなんてって?
     中国の餃子の粉で作る餃子。
     小麦粉で作るのは、ぼてっとしちゃうから、楽しみ。
        瀋陽人が驚いていました。
          「日本人も家で餃子を作るのですか?
           中身も自分で作るのですか?」
     
     いやあ、私の場合、皮はぼてっとするし、包み方もへただし、
     水団(すいとん)みたいになっちゃうし。
        「え~、どうして 皮が厚くなっちゃうんですか?
         どうして うまく 包めないのですか?」

     勉強させて頂きます!