和田寺だより 

住職のよもやま話し

デイキャンプ開催!!

2005年03月27日 | 和田寺だより
昨日は篠山市内天台宗の組織「多紀叡山講」青年部主催の恒例行事デイキャンプ(第14回)が実施されました。青少年を中心に年配の方々も一緒に例年、総本山、比叡山にて登山、座禅、写仏等日帰り(一日)の研修を実施していますが、本年は「観音さまと天台ゆかりのお寺をたずねて!」と題して京都市内の宗門の門跡寺院である三十三間堂(妙法院)、妙法院本坊、青蓮院にお参りさせていただきました。およそ130名の参加者と共に肌寒い一日でしたが普段公開されていない建物内を特別に見せていただくことも出来大変有意義な研修となりました。門跡寺院とは皇族や貴族の方が仏門に入られ護持されている寺院のことで全国に20ヶ寺ほどしか存在しません。三十三間堂内に安置されている1001体の千手千眼観世音菩薩は本当に壮観です。三十三間堂(正式名称を蓮華王院)の造営は大河ドラマ「義経」にも出てきますが後白河法皇の院宣により平清盛がスポンサーとなり完成されたことで有名です。お花見シーズンに一度お参りされてはいかがでしょうか。

さて、3月25日(金)が銅板祈願申込の締切り日としておりましたが(締切り後も申込が可能かとの問い合わせをされる方が数名ありました。)当初の工期より2ヶ月延長した関係で(7月末頃予定)銅板の葺き替え作業が延期、4月20日頃まで受付が可能になりました。(3月29日総代会にて申込締切り日の延期について報告致します。)

尚、3月25日(金)締切り時点で祈願申込枚数が1942枚になりました。これほどまでに大勢の方々からお申し込みいただけるとは予想もつきませんでした。本当にありがたいことと思います。このご厚志に報いる為にもみなさまに喜んでいただけるよう護持運営に努めてまいりたく思います。改めて身の引き締まる思いが致します。

合掌