和田寺だより 

住職のよもやま話し

<山家会>

2005年06月04日 | 和田寺だより
夕方から天気が崩れ雷がなりひょうも降り出す荒れ模様になりました。本日6月4日は伝教大師最澄さまのご命日です。この忌日に山家会(さんげえ)という法要が全国の天台寺院で伝教大師最澄さまの報恩謝徳のために営まれます。篠山市内(三田市1ケ寺、社町1ケ寺含)の天台宗寺院の組織を以前に申しましたが多紀叡山講といいますが毎年6月4日にはその叡山講寺院の僧侶が一同に会して伝教大師和讃を読み上げます。「南無根本伝教大師」皆さんと一緒に伝教大師を偲ばせていただきたいと思います。今年は篠山市のお茶の名産地、味間の(味間南)古刹、文保寺さん山内三ケ院の一つのお寺の観明院さんで営まれました。庫裏の大改修後ということで素晴らしく生まれ変わっておられました。因みに同じく味間にある大国寺さんで今日、明日の2日間、茶まつりで大変賑わいます。大献茶や各種イベントもありますのでお参りされてはいかがでしょうか。

DSCF0018DSCF0019本堂屋根改修工事ももうすぐ銅板が葺ける状態まで工事が進んできました。みなさま方からお申し込みいただき謹書し祈願奉納された銅板(総申込枚数2036枚)を寺仏堂でお預かりしておりましたが職人さんが本堂まで運搬、本格作業まで保管待機中というところです。銅板葺きまでは野地板部分、屋根傾斜部分の仕上げ作業を残すのみとのことですが銅板葺き後の最終仕上げ作業完了まではもうしばらくかかるそうです。一つ一つの作業を完全に終えるまで完成をみることが出来ません。しかし、もうあと僅かであることは間違いありません。7月末頃の完成予定です。

霊園事務、発送準備作業に追われる毎日です。管理費請求、霊園施餓鬼案内等ご案内を6月半ば頃までに行いたいと思います。今しばらくお待ち下さい。

合掌