味覚とは人それぞれで、、
正解は無いが、進化するものだと思う。
色々なものを味わって変わって行くものなので、レベルの差は確かにある。
人間の後天的(元々は持っていないもの)味覚に酸味と苦味がある。。
この味覚は段々食べていくことによって発展していく。
小さな子供に酸味があるものを口に入れると、、べぇ、、っと吐き出す。
苦いものでも同じである。
DNAの中にすっぱいものは腐っているもの、、
苦いものは毒と言う情報が入っているからだ、、、
しかしいつの間にか、酢の物やビールが美味しくなるのである。。
これは経験によって発達した味覚であるからだ。。
だから、いつまでもすっぱいものや苦い物が食べられない人は
味覚が発達していないと言っていい。。
だからと言って、別に問題は無いのである、、ただ、美味しいものの範囲が狭いだけなのだが、、
このように味覚は学習することによって変化していくものなのだ。。
ある日、数人の友人を招待して我が家で簡単なパーティーをやったときだった、、
私が作った渾身のリドゾット食べた女性がこう言った。。
「これ、失敗でしょう。」
「えっ、どうして」
「だって芯があるもん」
唖然とした私を見ていた周りのものが、、苦笑いをしていた。。
だけど、その女性の味覚にしたら、お米に芯があるのは失敗なのである。決して間違った感覚ではないのであるが、、
これはアルデンテといってわざと芯を残したのである。
それが食感のアクセントとなって美味しさにプラスされるのである。
おじやしか食べたことが無かったその女性は間違ってはいないのである。。
味覚とは独り善がりであるが、進化もするということを覚えておくほうがいい。。
どんどん美味しい物を食べて進化しよう。。