今日と明日は、岩手県体育指導委員研修会宮古大会で岩泉町に行ってくる。
今年の研修会では被災地からの代表で、大船渡市の菊池会長がシンポジストとして発表する。
今後の私たちの活動の指針が示されることを期待している。
今日と明日は、岩手県体育指導委員研修会宮古大会で岩泉町に行ってくる。
今年の研修会では被災地からの代表で、大船渡市の菊池会長がシンポジストとして発表する。
今後の私たちの活動の指針が示されることを期待している。
大船渡市卓球協会では、震災により大会開催を実施すべきかどうか検討を重ね、卓球を通して地元被災地や卓球大好きな子ども達などに元気をもたらすと信じて、各種大会を「復興祈念大会」と位置づけ年間計画を予定通り実施することにしている。
今年の大会予定については前述したが、大会要項が知りたいとのコメントも頂いたので、とりあえず10月末までのものを我が社のHPにUPしたのでご覧頂き一人でも多くの方に参加していただき被災地に元気を与えていただきたいと思っている。
なお、我が社のHPには一関地域からの情報なども随時UPしているし、今後も大船渡での大会要項もその都度UPしていくことにしている。
*「えんずいところにスマッシュ」:復興祈念大会より
3.11大震災大津波による浸水区域をあらためて図面による検証を行ってみた。
今回の大津波は、地震津波学者たちの多くの想定を超えた。
3kmも大船渡湾から離れている我が家の付近までその波は押し寄せ、チリ地震津波(昭和35年)では大船渡町で50名を超える死者を出しながら、我が盛町では一人の人的被害もなかったのだが、今回は18名の尊い命が奪われてしまったのである。
盛川が氾濫することなど、夢にも思っていなかったのである。
前述の、チリ地震津波による全国でもっとも甚大な被害を受けた大船渡市は、大船渡湾口に当時、東洋一といわれた防波堤を建造し、次なる津波では被害が最小限に食い止められるだろうと期待されていたが、築40数年の老朽化した防波堤は無残にも打ち砕かれ、今はその姿を望むことさえ出来ないのである。
しかし、その老朽化した防波堤が我が盛町の全域が浸水するという、最悪の事態から救ったのも事実なのである。
それは、コンピュータによるシミュレーションが示している、との市当局からの説明からだが、もしこの防波堤がなかったら我が家は、そして会社はどうなっていたかと想像するとゾッとするのである。
川が、あと1メートル水位が上がっていたら、わが町はほとんどが津波による浸水があったといわれている。
これも先人が示した、「備えあれば憂いなし」なのかも知れない。
来る12月4日(日)、被災地支援の為の協和発酵卓球部による技術講習会が大船渡市三陸B&G体育館で開催される事が決定した。
この被災地支援講習会は、TSPの松下浩二社長さんがコーディネートして行われるもので、11月23日(文化の日)には岩手県卓球協会主管で盛岡でも開催される予定である。
また12月3日(土) には気仙沼市で開催が決定していて、その次の日に大船渡入りすることになっている。
このほかにも、福島や宮城でも数ヶ所の支援講習会を予定しているとのことである。
日本リーグの強豪チームが、こうして被災地の子ども達や卓球愛好者を元気付けるために、わざわざ東北の遠隔地にまで訪れてくれることは何とも素晴らしい発想なのであろう。
去る8月8日には、日本生命卓球部が矢巾町で開催した被災地支援技術講習会には、参加者がたくさん集まり盛況であった。
このような取組みの輪が広がり、卓球の素晴らしさがこの機会に子ども達の心に植えつけられることは、日本の卓球界にとっても、きっと大きな財産になっていくことだろうと思っている。
今月下旬から我が大船渡市卓球協会主催大会がつづいて開催される。
①9月25日(日)第11回大船渡卓球リーグ:大船渡市三陸B&G体育館
②10月8日(日)第16回アマタケ杯小学生卓球大会:大船渡市三陸B&G体育館
③10月10日(月)第35回岩手県南卓球選手権大会:大船渡市三陸B&G体育館
④10月23日(日)第8回アマタケカップラージボール卓球大会:大船渡市三陸B&G体育館
⑤11月27日(日)第58回市民卓球大会:大船渡市三陸B&G体育館
⑥12月4日(日)被災地支援・協和発酵卓球部講習会:大船渡市三陸B&G体育館
⑦12月23日(日)第12回大船渡卓球リーグ:大船渡市三陸B&G体育館
これから年末にかけて、大船渡市卓球協会では以上7回の大会や技術講習会を実施する。
いずれも大船渡市三陸B&G体育館で開催されるが、この体育館は大船渡市の公共体育館としては唯一大震災から難を逃れることが出来た体育館である。
この体育館を、被災地スポーツの発信の場(シンボル)として我が卓球協会では、年度当初の予定通り大会を開催して、子ども達や卓球を愛する人たちが集い心地良い汗を流して頂けたら有難いと思っている。
毎年、市外から参加される選手の方々とのふれ合いも大きな意味を持っていると思っているので、内陸からの皆さんの参加も大いに期待しているところである。
去る、8月27日(土)に大船渡市三陸町B&G体育館で開催された被災地支援卓球イベントの「えんずいところにスマッシュ!」大成功のうちに終了できたことを、この企画運営をしていただいた江戸様はじめ実行委員会の皆様方に心から御礼を申し上げる。
当日は、約150名がこのイベントに参加遠くは愛知・東京、そして東北の同じ被災地でもある福島県からもこのイベントに賛同され参加いただいた。
当日は開会行事の後、津軽三味線と太鼓のコラボを参加者全員の前で披露していただいたり、かき氷まで準備していただき子どもたちに大人気であった。
また、ニッタクさんのご好意により専属コーチのお二人が技術講習をしていただき、このイベントに花を添えてくれた。
自分のプレーに不安を抱くと、それによってマイナス思考に陥りやすくなり、悪いほうへ悪いほうへと考えてしまいがちになります。特に試合で負けていたりすると「残り後5分しかない」とか「最後の1回しかない」とネガティブに考えてしまいます。
すると余計に焦ったり、不安になったりします。そこでそうならないために、自分の思考をプラス思考にしていくポジティブシンキングという方法があります。
この方法は、普段の生活の中で常にプラスに考えたり、物事に対して楽観的に考えたりするように練習し、運動やスポーツの場面にも応用していくやり方です。
「もうダメだ、間に合わない」とか「怒られたらどうしよう」と考えるのではなく、「まだ大丈夫、余裕で間に合うよ」、「まだ怒られてもいないのにそんなこと考えてもしょうがない」と達観した思考を常に考えてみてください。
すると、試合でも「まだ、5分も残っている」、「まだ1回残っている、チャンスはある」とポジティブに考えられ、気持ちが楽になります。
*以上「みんなのスポーツ・子どもに必要なセルフ・コントロール」より
プレッシャーを感じるのは、決して子どもだけではなくむしろ大人のほうがいろいろなものを背負っているが故にそれを強く感じることのほうが多いと思われる。
確かに、トップアスリート達の多くはそれぞれ独特の人間性というか、一般に人にはなかなか理解できないものを持っている。 良し悪しは別として、勝負に対しては常に自分勝手(常に自分が主、という発想)なのである。
結果についても、負けることなど到底頭にないのであり、私の中学時代の卓球大会で女子の選手たちが必要のないと思われる余分な風呂敷を持って来ていたので、「何に使うために持って来たんですか?」と聞いたことがある。
答えは簡単明瞭、「帰りに優勝カップと賞品を包むためだよ!」と、大会の帰りのイメージまでしっかり出来ていて凄いとしか言い様がなく、私は開いた口が塞がらなかったのを今でも鮮明に覚えている。
また、私の中学時代は、入部以来我が大船渡一中の先輩達が県内で負けた場面をほとんど見たことがなく(県大会男子11連覇・女子7連覇)、勝つことしかイメージにないので試合でプレッシャーを感じたことはなかった。常勝の伝統というものはこういう事かと後から思ったのである。
ポジティブな考えは、何もスポーツに限ったことだけではなく、特に3.11大震災以来被災地にいる私たちにとっても今一番大切なな考え方であると思っている。
もちろん現実は、裏づけとなるものがなければなければ、なかなかポジティブには行かないのであるが私たち卓球人にとっては、卓球を通してものの考え方を前向きに捉えられるよう行動していかなけらばならないと思っている。
元バドミントン世界チャンピオンの新沼博江(旧姓湯木)さんがガンのために、62歳という若さで他界された。
世界選手権を4度制覇し、2002年には日本選手では初めて世界バドミントン連盟の殿堂入りも果たしている。
歌手の新沼謙治さんとはバドミントンが縁で結ばれ、大船渡ではたびたび講習会を行ったりまた、お二人の冠大会が毎年開かれていたのである。
新沼博江(旧姓湯木)さんの現役時代の強さは、今でもその道の方々の語り草になっている。
ずいぶん前に一度、プライベートのゴルフコンペがあり、ご一緒させていただいたことがあるが、バドミントン選手からの予想とは違い、ずいぶん控えめで夫である新沼謙治さんをやさしく立てていたことが印象的であった。
新沼謙治さんは、震災以来何度も郷里の大船渡に足を運び被災された方々に一生懸命励ましたり支援されていた。
想像するに、その当時はおそらく奥様は病状に臥せっていたにも拘らずそんなことはおくびにも出さず行動されたことはだれかれが出来るものではないと思うし、被災地に対する奥様の心遣いも合ったのではないかと思っている。
今は、ただただ心からご冥福をお祈りするばかりである。
岩手県スポーツ指導者協議会報8月31日発行号指導者は語るの頁に、「卓球の大野」と題して大野高校卓球部顧問でミニ国少年女子3年連続2位の陰の立役者である細川健治先生が寄稿されていた。
約20年ぐらい前に、h11岩手I・H対象選手の強化合宿が当時の大野村時代に私も強化部のスタッフの一員として訪れたことがあり、その代表として村の教育長さんを表敬訪問したことがあるが、それはそれは並々ならぬ卓球に対する力の入れようであったのを覚えている。
今、振り返ると卓球の町大野はそのころから着々と力を付けていき、今日の隆盛があるように思うのである。
今や大野中や大野高校は、公立高校では全国でも屈指の強豪校になりつつあるが、その指導体制や地域のバックアップが充実、さらに平成7年からは、章さんと白戸さんが村専属(現、洋野町)のコーチとなり現在は小坂先生や細川先生が陣頭指揮を取りながら指導に励んでいるのである。
これほど強固な指導体制は、現在県内はもとより東北ではあまり見当たらないのである。
子ども達もみんな礼儀正しく、そのあたりが県内外から選手が大野高校に集まってくる要因にもなっていると感じている。
今後の活躍を期待すると共に「卓球の大野」は、これからもますます目が離せない存在なのである。
大型の台風12号は紀伊半島を中心に全国各地に大雨による大きな被害をもたらし、死者行方不明者もあわせて90名を超えている。
テレビなどの報道を見ていると、まるで3.11の悪夢をまた見ているかのようである。
日本は、四方を海に囲まれた島国であり、また四季を存分に楽しめる位置にもある。
海の恵や川の恵、山の恵に象徴されるように、大自然の恩恵を十分に受けている。
しかし、常にそれと隣り合わせにあるのが大自然の驚異なのでもある。
今回の台風災害でもまた、高さ9mの堤防を乗り越えた川の水が人家を襲い尊い人命や財産を奪ったのである。
「備えあれば憂いなし」というが、物の備えだけでは何ともならないことが3.11台震災や今回の大型台風でもまた示されてしまったのである。
まず、身の安全を確保すること(どこに、どのようなルートで避難すれば安全なのか?)、このことについては、日常生活の中で確立しておかなければならない一番重要なことであり、私自身も社員も同様の避難ルートをもう一度確認しておかなければならないと思っている。