社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

日学連卓球講習交流会!

2014-11-08 18:46:06 | Weblog

 今日は朝9時30分から午後3時30分ごろまで、日本学生卓球連盟の講習交流会が大船渡市民体育館で開催された。

 昨年の8月に次ぐ第2弾であり、今回は団長として日学連の理事長であり東京富士大学の西村監督、選手は幹事長の永作(中大4年)・徳永(中大主将3年)・後藤(日大2年)・平野(東京富士大主将4年)・岡(東京富士大主将4年)の5名が東京からわざわざおいで頂き、卓球指導と参加者との交流を図っていただいた。

 子供たちも、みんな楽しく目を輝かせていた。

 本当にお忙しいところを被災地支援のために、講習会や楽しいじゃんけん大会、終わりにはサイン会も開いていただき、参加者にとっては有意義な一日となった。

 感謝!の一言である。

 ニッタクの、村尾・市原 両氏にも準備段階からいろいろお世話になったことにも、感謝しなければならない。

 


日学連・ニッタク卓球講習交流会

2014-11-07 15:42:43 | Weblog

 明日は、9時30分よりお昼を挟んで15時まで、大船渡市民体育館において日本学生卓球連盟・NITTAKU 災害被災地支援卓球講習交流会が「日学連選抜チームに学ぼう・触れ合おう」のキャッチフレーズのもと開催される。

 当日は、日学連理事長 西村卓二氏を団長に男子3名・女子2名の計6名と、ニッタクから担当の2人が加わり、気仙2市の小・中・高生を中心に指導をしていただくことになっている。

 当日参加も可能であるが、見学だけの方も是非来館しこの機会に日本の大学生の一流技術を目の当たりにしてほしいと思っている。

 この催しは、昨年の8月に続き2回目であり、改めて卓球の絆の深さに感謝せずにはいられない。


スマホの便利性といじめや犯罪!

2014-11-06 16:15:28 | Weblog

 今日は午後から、「メディア対応能力養成講座」を聴講する機会があった。

 初めに警察の方から、最近発生した特殊詐欺の手口が巧妙であり、最近ではお金を実際に本人から受け取りに来るケースが増えていて、17歳の少年とか20代の学生がアルバイト感覚で月10~30万の報酬を得て犯罪に加担しているようである。

 また、今年の県内被害状況は10月末時点で67件3億600万が詐欺にあっている。

 「インターネット・携帯電話等をめぐる青少年の問題について」では、

 保護者は、まず発達段階に応じて、①適切にインターネットを利用させる。 ②家庭内でのルールを作る。 ③親子の相互理解の元、フィルタリングなどの設定をする。

 子供の将来のためには、「ネットを使いこなす力」は、これからの社会で必要不可欠であるが、交通安全ルールと同じように、自分自身を守りながら、賢く有効に使わせることが大事であり、そのためには子供の成長に合わせて、ネットに関する知識・技術・情報モラルやコミュニケーション能力をそれぞれ身に付けさせることが大切である。

 ネットは、使いようによっては大変便利であり、ゲームなども世界中の子供同士が一緒に楽しむこともできるし、実際にその様な例もあるという。

 半面、いじめや犯罪にも簡単に入り込めるし、使い方によっては本当に恐ろしいものにもなるのであり、子どたちの気持ちの持ち方や、道徳観を養わなければならないのである。

 私の近辺でも、食べた後のごみ屑の投げ捨てやいわゆる立ちション 、土足などを罪の意識なく普通の子供たちがやってしまっている。

 いやいや子供たちだけではなく、先日は以前から長時間にわたり駐車禁止の路上に車を止め、危険な状況を作っていた50代?のオバサンに駐車場に移動を話したところ「アハハ」と笑い、悪びれた様子もなく、しまいには捨て台詞まで吐く始末である。

 こんな大人がどうして子どもたちを指導できるのであろう?モラルの欠如は嘆かわしい限りである。

 無論のこと、私自身「他人の振り見て、わが振り直せ」である。肝に銘じておこう!

 


喪中はがき!

2014-11-05 16:43:54 | Weblog

 少し気が早いかもしれないが、今年もあと2か月を切ってしまった。

 10月30日には、お年玉年賀はがきも発売され、少しずつ年末の準備にも入らなければならない。

 ここ2,3日喪中はがきが届くようになってきた。

 今年が喪中のため、年末年始のご挨拶を控えることが日本では一般的な慣習であり、自分を中心として一親等(父母・配偶者・子)や同居している2親等(祖父母・兄弟・孫)などに1年以内の不幸があった場合に、意念のあいさつを辞退するために出す挨拶状である。

 一般的には、10月下旬から12月の中旬、年賀状の受け付けになるころまでに届くように出すのが通例となっている。


全日本カデット・岩手国体への光!

2014-11-04 15:59:32 | Weblog

 1日~3日まで滋賀県大津市の滋賀県立体育館で開催されていた全日本卓球選手権大会女子カデット14歳(中学2年)以下の部で、花巻中2年の高橋志歩選手が見事ベスト16に入り、長崎国体の成年男子や少年女子に続く見事な成績を収めた。  

 このことは、2年を切った岩手国体時の少年女子において、塚本選手(大野高1年)についで全国の舞台で活躍できる実績を作ったことで、来たるべき国体に向け岩手県と卓球界としても大きな弾みになった。  

 来たるべき岩手国体に向けては、県内はもちろん県外で勝てる選手を育成しなければならない。そうした意味でも今回の高橋選手の活躍は大きく今後に益々期待を感じるものであった。

 岩手国体への光明が少しずつ蓄積され、それが実積となっていくよう今後の強化に、その指針が試されるときである。


長崎国体⑤準々決勝!

2014-11-03 16:17:01 | Weblog

 朝1番9時からの試合で神奈川に勝つことができ、午後2時からは第1シード東京都の準々決勝である。 

 相手は、みんな日の丸をつけて活躍をしている有名選手の上田仁・笠原弘光(協和発酵)と久保田隆三(シチズン)であり、まず勝つのは至難だったが思い切って当たって砕けろ精神で試合に臨む姿勢が岩手の選手たちには出来ていた。

 1番の北原は上田に対して果敢に挑み健闘したが0-3で敗れた。

 2番の大野は、好調を維持し笠原に挑み2セット目を取ったが、1・3セット目をジュースの接戦の上落としたのが響き1-3とこれまた敗れた。

  いよいよ0-3で東京に敗退かと思ったが、ところがどっこい3番の星は相手の久保田(元全日本学生チャンピオン)に果敢に挑み、持ち前のガッツ溢れるプレーで最終セットまでもつれこみ最後は8本で見事な勝利を挙げ、東京に一矢を報いたことは立派であった。

  4番の大野も上田に対して素晴らしいプレーを続け、最後は上田を本気にさせたことは今後の彼らの卓球人生に必ずプラスになるものと確信している。 

 かくして、長崎国体は大きな成果を得て終了したが、このことは少年女子の37年ぶりの入賞という快挙と合わせ同時入賞できたことで、来るべき2年後の岩手国体の弾みになったことは間違いないことであり、岩手県卓球界に大きな勇気を与えることが出来たのである。

 今大会の選手たちや岩手国体を目指す多くの選手たちにより大きく刺激を与えられたことは、今後のことを見据えると岩手の卓球界にとって大きな財産となるべき結果であった。 

 選手の皆さん、本当におめでとう!そして、ありがとう!

 今後の皆さんの活躍を、ますます期待せずにはいられない。

 見よこの笑顔!

 


長崎国体④ 5位入賞の瞬間!

2014-11-02 11:15:19 | Weblog

 いよいよリーグのシード神奈川との全勝対決である。

 チーム状況は、前日の大逆転劇の余韻も冷めやらず、選手たちからは「今日はやるぞ」というようなオーラを感じ、朝からいい雰囲気である。

 相手の神奈川は、今年の全日本実業団3位のリコーから瀬山(中大卒・22年全日本混合Wチャンピオン)桑原(筑波大卒)の二人、あと一人は信号機材の飯野(専大卒)であり、わが岩手3選手とも大学の先輩である。今までこの神奈川の選手たちと試合をすると5回に1回勝てるかどうかと言っており、誰もが実績ではどうも歯が立たないのであるが、大野は中大、星と北原は専大の現役でなのでお互い手の内は知っており、昨日からのこのままの勢いで若い彼らの潜在能力が発揮できればあれば、ひょっとして何かが起きるのではと、監督として一縷の望みは抱いていた。

 オーダーは、1番大野対瀬山、2番北原対桑原、3番星対飯野、4番大野対桑原、5番北原対瀬山である。前半が勝負であり、出来ればラストまで回さず、3-0か3-1で勝ちたいと思っていた。

 いよいよ試合開始である。

 1番の大野は、先輩の瀬山に対してまったく臆せず真っ向からの勝負を挑みフォア対フォアのドライブ戦を制し、第3セットは相手の意地に落としたが、4セット目もまさに相手を圧倒する横綱相撲を見せ圧巻の勝利で幸先の良い1点を岩手にもたらし、チームに勇気と「やれるぞ」という雰囲気を作ってくれた。

 2番で出た北原は、先輩大野に刺激されそのいい流れで桑原に対し1セット目を15―13で奪い、2セット目は7点で落とし3セット目は7点で奪取、4セット目を7点で落とし2-2のタイとなり、いよいよ最終5セット目である。

 出だしが勝負と思っていた。北原はその意図を組んだかのように素晴らしい出足でリードを最後まで保ち結局3点で勝利、岩手に貴重な2点目をもたらしたのである。 

 3番手の星は、昨年まで専大のリーグ戦メンバーで全日本実業団ベスト8の信号機材の中心として活躍中の先輩飯野に挑み、第2セットを取り果敢に攻めたが4セット目を11―13で落とし、健闘したが1-3で先輩の軍門に散った。 

 しかし、この星の最後まであきらめないがんばりは、岩手の良いムードに影を落とすことなく次戦に繋ぐことが出来たことは、チームにとって本当に大きな貢献であったのである。 

 そして、4番大野の登場となる。

 相手は桑原、2番での負けを取り戻そうと必死の戦いを挑んできた。 

 1セット目を6点で取り幸先良いスタートを切ったが、2セット目を11―13で落とし、3セット目は9点で取ってチーム勝利に大手をかけたが、4セット目は反撃に合い7点で落とした。 

 いよいよ運命の、最終5セット目である。

 北原同様、出だしが勝負だと思っていた。常に先手を取り思い切ったプレーをする大野は、チェンジコートを挟んでもその手を緩めず、10-6運命のマッチポイントである。 勝利の瞬間!信じられない思いと、「やった!」という思いが交錯し、私の心は一瞬どこかへ飛んでいた。

 実は勝利の最後となったプレーを私は、まったく覚えていないのである。

 ただ、終始一生懸命声をからして応援していてくれた、岩手県の役員川口副会長と塚田先生が観覧席から走りながら手を振ってくれた姿を見て、やっと勝利を実感できたくらいであり、私は思わずその二人に対して右手でガッツポーズを送り返していたのである。 

 成年男子県勢悲願の入賞であり、43年ぶりの快挙がここに達成された瞬間である。 

 素晴らしい若い選手たちの、潜在能力・可能性の高さには本当に驚かされたし、このすごい瞬間に立ち会えたことは、私の卓球人生にとって、ことにも指導者としての私の経験の中に燦然と輝くものであり、関係者の皆さんに感謝するとともに「努力を続けていればいつかは報われるのだ」ということを、身をもって経験できたことは今後の卓球人生に大きな影響をもたらす勝利であった。

 


長崎国体③!

2014-11-02 07:42:55 | Weblog

 第2戦目は静岡戦であり、対戦前から今大会の大きな勝負の分かれ目になる予感がしていた。それがまさに現実となったのである。 

 相手のエース英田は、朝日大の4年で長崎国体直前の日韓大学対抗では日本代表に選ばれたほどの実力者であり、前日の神奈川戦でも2点を挙げていて攻撃力の優れたカットマンである。 

 1番では大野と英田のエース対決であった。

 結果は1セット目の大接戦を17-19で落とし、2セット目は11-9で取り返したが、3セット目を10-12で落とし万事を窮した。 

 2番で出た北原は、相手の手を知るカットマン伴(慶応大)で過去の2回の対戦はいずれも勝利しており、順当に勝ってくれるものと思っていたが緊張のためか勝負は1-3で負け、試合は思わぬ展開で0-2と後がない状態となってしまった。 

 3番の星の相手は、駒沢大の内山で接戦が予想されていた。1セット目を奪ったが、相手の反撃に2・3セットを連取され、いよいよ後のない窮地に追い込まれた。しかし星の真骨頂はこれからなのである。 

 星は追い込まれた気持ちをバネに切り替え、4セット目は1点、5セット目は4点と相手を圧倒、逆転で勝利したのである。 

 つづく4番は、北原と英田との戦いであり、かなり勝つことは難しいと思っていた。

 北原は、緊張からか昨日と今日の1試合までいつものダイナミックさが無く心配していたが、逆に相手が強いためプレッシャーから解放されたのか、実に巧妙なカット打ちを見せ3-1でチームにとって本当に大きな勝利をもたらしてくれた。

 そして2-2となり、ラストの大野は伴に対して完璧なカット打ちをみせ、静岡戦を勝利し大きな2勝目を挙げ翌日の神奈川戦に予選リーグ突破の望みをつなげたのである。